7.《ネタバレ》 とにかく娯楽作品として楽しめたというのが大きいです。
キャストやスタッフが楽しんで作っているのが伝わってくるようでした。
また平吉と二十面相との周囲の建物を利用したバトルも、
ジャッキー・チェンのカンフーアクションを見たときの興奮がありました。
修行シーンもありましたしね。
「まっすぐ進むべし」ってなんだよ?と思いましたが、
小気味良く建物を乗り越えていくのを見て納得しました。
突込みどころは満載なんですがあえて一つ。
源氏さんの名脇役ぶりは良かったとは思うのですが事情通はまだしも、
当時最新鋭であろう機械を都合良く改変できたのは、
本当にご都合過ぎかなと思いました(野暮な話ですけど)。
小学生のときなどに江戸川乱歩の作品を読む機会はあったと思うのですが、
表紙の怖さもあってか手に取らなかったのはもったいなかったです。