1.《ネタバレ》 ラピュタ阿佐ヶ谷にて鑑賞。
満席状態。
鈴木英夫監督の人気を再認識した次第。
これがかなり面白かった!
といっても、出演陣が良かったというより、話そのものが面白い。
そして、丸の内の風景や、社内の雰囲気などの描写が良い。
又、サラリーマンの日常的な苦悩を、実にリアルに描いていて面白い。
本作は“怒号篇”という形で、自作“反撃篇”につながる前篇にあたる作品だが、終り方も実に良く、後篇を観たいという気持ちにさせられた。
ただし、物足りないのは男社会だけが描かれている点。
サラリーマンものだから仕方ないが、『その場所に女ありて』と比べてしまうと少し物足りない気がした。