9.ちょっと雰囲気がTVドラマみたいにライトな感じが多々あります。委員会はあまり脅威を感じないままだし、じいちゃんの描写も彼女との関係ももう少し掘り下げようと思えばできたのにな。特に、終わり方は今観るともうすこしフォローがほしいところ。 とはいえ、ワタシはこの作品が大のお気に入りで、なぜかと言うとアル・パチーノがかっちょいいからである。彼は背が高くないし、今作では忙しすぎでよれよれで、高所恐怖症のためヘリの機内でパニックになる姿は大泉洋みたいだ。なのに、愚直に正義に邁進するその姿は震えが来るほどかっこいい。権力に翻弄され、最終的に彼がどう出るのか。パチーノファンは必見の一作。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-02 00:27:00) |
8.良い意味で70'Sな感じ。アルの演技派はこの頃でもしっかり実力があっていいのだけど、少し若くて苛立った感は否めない。一番好きなシーンはエンディングロールかな。 【成田とうこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-15 11:53:07) |
7.アル・パチーノって良い映画に出てるなって改めて感じさせてくれた1本です。正義を貫くことの難しさ、崇高さが滲み出ていました。 【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 13:17:22) |
6.祖父がアーサーに対して「お前は良い弁護士か?」「お前は正直か?」「正直でなければ意味がない」と言う台詞が法の根幹の部分に思えます。世の中の秩序は法によって守られ、法は正義に基づくものであって、正義は万民に共通のものであるはずです。しかし本作にあるように、法を作るのも人、裁くのも人、裁かれるのも人であり、強者で勝者が正義で、理があっても弱者で敗者が虐げられる状況が起こるのは、正直である事の難しさを示しているのではないでしょうか。アーサーが気骨ある「良い弁護士」であるのは、祖父の影響なのでしょう。呆けて衰えているものの、アーサーを見る慈愛に満ちた眼差しから、現役時代の凄みを感じられる凄い存在感でした。パチーノ演説シーンの原点、パチーノ名場面の一つである、弱者の無念を渾身の思いで代弁するラストは、本作の叫びに聞こえました。重いテーマなのに、何処か爽やかさも感じた不思議な作品でした。 |
【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-01 23:06:30) |
4.《ネタバレ》 熱演するパチーノに引き込まれました。正義を貫くということで「セルピコ」に通じるものがありましたね。黒人のゲイが自殺してしまったのは可哀想でした。ヘリに乗って子供のようにわめいてるパチーノが良かった。なかなかあのようなパチーノを見ることは出来ないです。 【ギニュー】さん 7点(2005-02-06 23:37:49) |
3.交換条件で判事の弁護を引き受けるわけだが(この時点で清濁併せ呑む人物と思える)、材料が無くなっので弁護を降りたとも受け取れ(純粋な正義感と言えるのか?)、交換条件の囚人が射殺されずに生き残っていたら果たしてどうなっていたのか?が気になる。ちょっとセルピコに似ているが、腑に落ちない部分が残る。 |
2.《ネタバレ》 ラスト、キレてしまった主人公を見て、これじゃ彼がキチガイ扱いされてかえって罪を犯した判事に有利な判決が出ちゃうんじゃないかと心配になりました。結局有罪になったみたいだけど・・・あれで良かったのか?(汗)でも後味は悪くないし扱っている内容自体が重い割にユーモアも含まれていて、テンポ良く話が展開するので見やすかったのは良い印象でした。人間魚雷みたいなアーサー(アル・パチーノ)を始めとして、登場人物にも個性と魅力があります。 【しぎこ】さん 7点(2004-05-19 19:32:46) |
1.アルパチーノがでてる割には重みがない。 代わりに爽快感がありストーリーは単純。 単純な割にはつまらないとは感じない。 これがアルパチーノじゃなく他の味のない俳優 を使ったら駄作に終わっただろう。 【+ЯФФК+】さん 7点(2004-01-10 13:56:09) |