ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦

[ザスパイダースノゴーゴームコウミズサクセン]
1967年上映時間:81分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-08-26)
コメディシリーズもの青春ものアイドルもの
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タイトル情報更新(2016-02-05)【イニシャルK】さん
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監督齋藤武市
キャスト井上堯之(男優)孝之
井上順(男優)
堺正章(男優)正章
大野克夫(男優)克夫
かまやつひろし(男優)ひろし
山内賢(男優)
松原智恵子(女優)チノ
和田浩治(男優)浩治
杉山元(男優)英介
内田朝雄(男優)三上教授
柳家金語楼(男優)健の父
初井言栄(女優)健の母
郷鍈治(男優)
近藤宏(男優)
弘松三郎(男優)
武智豊子(女優)
青木富夫(男優)
原恵子(女優)
福田トヨ(女優)
高山千草(女優)
脚本倉本聰
音楽小杉太一郎
作詞倉本聰「あの虹をつかもう」
作曲村井邦彦「あの虹をつかもう」
撮影山崎善弘
企画笹井英男
配給日活
美術中村公彦
編集近藤光雄
録音高橋三郎
照明大西美津男
その他IMAGICA(現像)
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1.《ネタバレ》 スパイダースというのは、そもそも存在自体が奇跡だったようなグループなのである。日本の芸能界(本来の意味)の至宝である、堺正章、井上順、かまやつひろしが、同じ画面内に存在して動いている。そのことだけでも奇跡である。そのスパイダースを、存分に映像面で駆使しようとして単純明快に作られた作品。悪い内容になるはずがない。●ただし、決してスパイダース頼りというのではなく、中身も案外(?)きちんとしている。「テレビで偶然見たチノちゃん(松原智恵子)に会うために、『一直線』に歩いていく」というただそれだけのコンセプト、それを真剣に大真面目に描こうとする制作態度(だからこそ醸し出される面白さ)。何よりも凄いのは、歩いていく七人が常に縦一列等間隔という絵面上のこだわり。「型」が存在するからこそ「型破り」が面白い、という笑いの鉄則を、とてもよく分かっていらっしゃる。●その上で、牛が列車に轢かれた瞬間にステーキになっている(それを当たり前のようにバクバク旨そうに食べるメンバー!)とか、死刑執行室の13階段まで一直線に進んでいくとか、今では誰もが委縮しちゃって手を出さないような描写まで平然と取り込んで進んでいく、膨大なエネルギー。これぞ60'sならではの熱さ。制作者は別に自分たちを熱いと思っていないのが、さらに熱い。●そして、意味もなくフル演奏(しかもステージ衣装で!)される「風が泣いている」とか、突然ゲスト的に登場するヴィレッジ・シンガーズが歌う「バラ色の雲」とか、無駄なファンサービスがさらに洒落ているのです。そこまでされたらもう何も言えん。●純粋に映画としては一応この点数ですが、この貴重な自信満々の暴走ぶりという価値においては、紛れもなく10点。●山内賢と仲間たち(ヤング&フレッシュ!)の演奏まで見られてしまうのは、もはやオマケとかサービスとかいう領域をはるかに超えているが、本職のGSより明らかに演奏が上手いのは、いかがなものかと思うぞ。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-28 02:40:04)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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6150.00%
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