5.《ネタバレ》 この頃のフェリーニは、武の映画が笑いで観るのを止めさせないように、映像演出で見せ続けていく。
今では当たり前の手法だが、この頃は新しかった。
ところが、この映画はそれだけではない。
中盤、あたりから、これはドエライ映画を観ているのでは・・と思い始める。
そうなんです。
フェリーニの凄さは「道」でも「8・1/2」のお洒落な感じでもなく、
この映画ではなかろうか!・・と思ったくらい、僕も多少、フェリーニを舐めてました。
多分、これを観て、キューブリックは「時計じかけ~」を思いついたのではないかと思うくらい。
ホドロフスキー、大友克洋、メビウス・・・たくさんの作家が
この映画でインスピレーションを受けたのではと思うくらいの衝撃!
まぁ休憩しながらでも、最後まで観ましょう!
きっと何かが残るはずです♪