6.《ネタバレ》 こーゆー長尺作品って、最初はもったいぶっていることが多いんですが、本作はいきなり本題に入ります。
このスピード感は好感度大。
まるでメインキャラクターのように大物の風格で登場するサバント。
そして癖の強い新生スーサイド・スクワッド。
前作からおなじみの面子はリック大佐とハーレイ・クイーンと、キャプテン・ブーメラン。
古参も新規も、いったいどんな活躍をするのだろうと、冒頭からワクワクが止まりません。
さあ、敵地に上陸だ。みんなどんな戦い方を見せてくれるんだ?と思ったら、まさかの全滅。そう、まさかですよ。これには度肝を抜かれます。
ひときわインパクトの強いイタチ人間なんておぼれちゃうし。
大物サバントは敵前逃亡。戦いもしません。
もう予測不能の展開です。
ただこれだけの個性をあっという間に強制退場させちゃうのは・・・・なんというかもったいないというか。
脇役好きとしては、彼らの戦う姿や活躍する姿を見てみたかったものです。ちょっとがっかりしちゃったかな・・・。
キャプテン・ブーメランまで死んじゃって・・・。
で、こっから選手交代。本命の新生スーサイド・スクワッド登場。
囮メンバーより人数は少ないものの、個性、能力ともに申し分なし。
特に今作は対人戦がとても多くて、スーサイド・スクワッドのメンバーのバトルセンスが光りまくりです。
ハーレイ・クイーンも本来の魅力をとりもどし、好き勝手やってて最高。ルナ将軍の瞬殺シーンは衝撃。
オープニングの上陸作戦や、ルナ将軍の最期からもわかるように、次に何が起こるかわからない、だれがいつ死ぬかまるで読めないのは、本作の魅力のひとつかもしれません。