39.《ネタバレ》 昔テレビで何度か見ている映画だが、20数年ぶりに再見。一夜にして30代の大人になった少年を描いたファンタジーで、さすがに今見ると突っ込みどころも多いものの、それをあまり気にすることなく楽しめた。序盤から引き込まれるが、おもちゃ会社に就職してからは子供ならではの視点でアイデアを次々に出していくジョッシュがなかなか爽快で、純粋に見ていて楽しいし、ジョッシュが大人の女性と恋をする展開もドラマとして面白く、まあ現実にはあり得ない設定ではあるが、それこそ夢のある物語で、とても良かったし、久しぶりに童心に帰れた気がした。社長とのピアノのシーンももちろんいいのだが、トントン拍子に出世したジョッシュがゾルターを見つけた友人ビリーに後にしてくれというシーンは元に戻ることよりも仕事を優先するジョッシュに子供でも仕事ばかりしているとこうなるのかという怖さとともに、本作がこのジョッシュとビリーの友情も丁寧に描いているのだなと思わずにはいられないシーンで、すごく印象に残った。ラストシーンのジョッシュとスーザンの別れは初めて見た時も切なかったが、やはりここは今見ても思わず切なくなった。(この部分が感想変わらなくて少し安心。)この後、実際に大人になったジョッシュはスーザンと再会できたのかを想像してしまうのだが、きっと再会できているのではないかと信じたい。映画の中で描かれないことや、エンディングのあとどうなったかを想像してみるのもまた映画のだいご味だ。それにしてもトム・ハンクスはやはりはまり役で、後年見せるシリアスな役柄よりもこういう喜劇俳優としてのほうが魅力が出ていると感じる。(2020年10月3日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(吹替)] 7点(2020-10-03 23:01:44) |
38.《ネタバレ》 「大人になりたい」そう願って目覚めるとトム・ハンクスに―そりゃ、びっくりだわ。外見は30過ぎだけど中身は13歳の少年が、就職に勤労に恋愛と大人としてのひとときを過ごします。精神年齢の低い大人をトム・ハンクスが熱演、これが出世作に。オトナの食べ物を口にした時の顔がオモシロすぎ。「フォレストガンプ」を連想させられるラブコメファンタジー。切ない別れと子供に戻るラストシーン、よく演出されています。素晴らしい。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-11-04 18:25:26) |
37.《ネタバレ》 脚本の周到なほどの丁寧さが、ワンアイディアに終わらない作品のクオリティを保っています。「願いが叶う」まで10分。NYに到着するまでそこから10分。その中で全部を描写している手際の良さ。入社のプロセスもごちゃごちゃした部分は抜き、早速本題に入っています。その後は、爽快なサクセスストーリーを誘因ネタにしつつ、いつしか物語を人間関係の変化に移行させる職人技を示しています。最初は業務成功のツールだったおもちゃが、途中では転機の象徴として機能している(トランポリンとかゲームブックとか)のも巧みです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-11-17 01:11:25) |
36.13歳、確かに微妙な年頃。10年後のジョッシュとスーザンを続編で見たくなる。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-11-14 23:35:39) |
35.《ネタバレ》 トム・ハンクスの演技も素晴らしいし、ストーリーも秀逸。最後の別れにホロリ。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-25 21:21:47) |
34.思春期の子供の背伸びと大人と子供のギャップを目一杯描いた感じで、トムハンクスが見事に演じ切った。主人公のジョッシュの友人役の子役が良いアクセント。ほのぼのします。空き地で二人の男の子がノックしてる光景でこっちもせつなくなっちゃった。無意味そうにみえる遊びでも子供にとっては大事な成長過程なんだよね。自分もしてたなあとしみじみした。良作。織田裕二の「お金がない」を少し連想した。ここから取った? 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-25 21:10:42) |
33.シンプルで深みはないものの、理屈抜きで楽しめるファンタジー。 スーザンが大人のアプローチをしようとするのに、子どもっぽくあれこれ車内をいじくり回すジョッシュ。 スーザンの戸惑う姿がクスリと笑える。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2014-03-13 00:43:13) |
32.《ネタバレ》 アイデア以上に、作品全体のかもし出す雰囲気に心癒される映画です。 笑いのセンスもすばらしいの一言。 「あの女はタダ乗りさせてくれる。足でしめつけられて昇天させられるぞ。」 と同僚が言うと、「じゃあ近づかないようにしよう。」と答えるジョッシュ。このネタはこの映画だからこそ使える限定ネタ!作品の持ち味を十二分に生かしたテイストが最高です。(パーティーではしれっと近づかないようにしている小技もナイス!) かと言って、笑いを前面に押し出しすぎていないところも良いと思います。 普通にドラマとしても面白い。ですし、やはり結末や展開が気になる映画ってそれだけで素晴らしいものだと思います。 個人的な感想では、おもちゃをヒットさせるシーンをもっと見てみたかったというのが本音です。すこしロマンス部分のウェイトが大きすぎたのが残念ではありましたが、それを差し引いても楽しい楽しい映画だと思います。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-18 01:20:33) |
31.おもちゃと遊んでその感想を言うだけでお給料がもらえるなんてうらやましすぎる。映画も夢があってちょっぴりロマンスがあってとても良い。印象に残ったのは、社長さんと二人で飛び跳ねて鳴らすピアノ、とてもお上手でした。パチパチ(拍手) 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-16 20:36:11) |
30.《ネタバレ》 これこそ映画って感じの内容でした。大きくなった子供が、子供ならではの視点をもって大人の世界で躍動し成功する。部屋にあったおもちゃやピンボールマシンなど、子供心をもった部屋作りがしたい、と自分も憧れてしまった。ストーリーは誰にでもかまわずOKなものなので、ファミリームービーのコメディチックな俳優として、トムハンクスの名を広めた一本だと思う。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-22 03:13:54) |
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29.色々つっこみどころあるんだけど許せるつくりはさすが。ただ今みると設定に目新しさがない。でもトムハンクスの演技はいい。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-15 23:30:19) |
28.《ネタバレ》 単純に笑える..トム・ハンクスは何をやってもハマリますね~ ラストが少し淡泊な感じがします..捻ってほしかった... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-06-09 13:04:21) |
【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-23 23:28:17) |
26.随分昔、いつだったか忘れたが、ぼーっと深夜放送を見ていて、映画が始まって、何となく観ていたらすごく面白かった。なんで、私としてはめっけもん映画。SFとしたら幼稚なストーリーだが、ファンタジーという別分野があるもんね(笑)。だんだん大人の気分になっていた主人公が、子供の友人に俺はお前より3ヵ月(だっけ?)年上なんだからな!と一喝されるところはナイス。でもエッチはしちゃだめよ、まだ子供なのに(←これ結構多くの人が思ったんじゃないか?)。 【あっかっか】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-01-12 13:58:44) |
25.ここでの評価が良かったので鑑賞しました。いや~トム・ハンクスが若い!時間が経つのが早く感じました。自分が子どもの頃を想い出しましたね。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-27 17:00:21) |
24.子供の頃見て世の中あんな無邪気な大人ばかりになればいいなあ~、と思ってたけど自分が段々大人になっていくに連れて、いかに純粋な心のままでいることが難しいかが分かるようになりました。最初は大人になってもやんちゃボウズのままのジョッシュだったけど、次第に大人の世界に慣れていくにしたがって親友の言葉よりも仕事を優先するようになっていく様は現実味がありました。50、60歳になっても彼と一緒に楽しそうにピアノを演奏していた社長さんは偉大だと思います。 【8823】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-06-13 06:58:09) |
23.《ネタバレ》 それなりに面白いコメディではありますが、観たあとに残るものがありません。後半、主人公が30歳としての自分を捨てて13歳に戻りたがる動機が漠然としており、葛藤が今ひとつ伝わってこなかったせいでしょうか。惜しい映画です。 【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-01-20 20:01:09) |
22.トム・ハンクスの映画ではこの映画が一番好きです。どうも近頃のトム・ハンクスは泣かせよう!泣かぬなら泣かせてやろう!ホトトギスじゃなかった。おっと、失礼!どうしても泣かせてやろう!みたいな所があって、好きじゃないけど、この頃のトム・ハンクスは本当に純粋で良かった。私としてはトム・ハンクスの本領は賞狙い見え見えの作品よりもこういったコメディにこそあると思います。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-03 15:59:17) (良:1票) |
21.これは「子供大人」の映画でしょう。ジョシュはそれこそ、最初は見かけは大人で中身は子供の状態からスタートしたわけだけど、会社に勤めて、ロマンスを経験して、段々と精神的にも「大人」に成長していく。一方で同僚のポールは大人のはずなのに、トントン拍子のジョシュに意地悪したりと、精神的には完全にガキそのもの。トム・ハンクスが「子供大人」から「大人大人」への成長を見事に体現しているのは改めて書くまでもないのだけれど、一つ残念なのはスーザンが10年後の再会を約束するほど魅力的じゃないこと。特に彼女がジョシュに怒りをぶちまけるシーンでは一層鬱陶しく思ってしまう。あのシーンは最後まで引っかかったのでやむなく-1。 【マイカルシネマ】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-07-14 10:24:30) |
20.トム・ハンクスの名役者ぶりを最初に認識した映画です。凄くノビノビと演じているし、これを観ると幼心を忘れないで生きていきたいなあとか思ってしまう。子供って大人に憧れるけど、実際になってみるとそれほどでもないんですよね。出来ればそう感じないもっと子供の頃に観たかった作品です。あとやはり鍵盤の上で踊るシーンは秀逸。髪の毛モコモコの当時のハンクスもいい!是非この映画のリメイクは、コリン・ハンクスにお願いしたいです! |