6.《ネタバレ》 コンピューター全盛の昨今、今村昌平的なキャラが懐かしい。昔から男は性について真剣に考えてきた。女性は性の次に出産があるので、分からないかもしれない。この男の性に対するひたむきさが・・。今村昌平のこの作品もまさしく、そのエネルギーで編み出された一作である。女性と交わると水があふれる。そして最後はその飛沫で虹が生まれる。こんな常識外の発想は、まさしく昭和ならではである。少子化の今、こんな作品はもう創られないだろうな。こんな今村昌平みたいなおじさんも、もう見かけないな。寂しい。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2016-10-17 01:39:09) |
【デヘデヘ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-03-28 15:12:34) |
4.《ネタバレ》 撮影当時、齢74を数える人間が作ったとはとても思えない、何とも艶めかしい前代未聞のファンタジック・ラヴ・コメディ。原作のある共同脚本とは言え、自らこれを書いてるのがまた凄い。水を得た魚の様に男を生き返らせるサエコの水は、正に「生命の水」であり、「目を開かせる水」。まるで間欠泉の如く、虹が架かるほど噴出する「水」をバックに、「常識で考えりゃ、こんなに水が出る訳ゃねーだろっ!」と言い放ってしまう破天荒なラスト・シーンに舌を巻く。「自分の常識は世間の非常識」とは良く使われる言葉ですが、世間は、その逆も真だということに気がついていない様子。世間もまた、常識の無い個人の集まりでしかないのです。つまり、この世には最初から常識なんてものは存在しないんですね、7点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-01 00:08:09) |
3.これは結構すごいよ・・・。どういう話なのかまったくつかめない。でもすごい!なんでかなぁ(^^;そういえば、ファンタジーという言葉がすごく似合うのは確かである!! |
2.時折「出ちゃう~!!」ってセリフにはさすがに大音量では聞けませんが、官能的な要素よりもドタバタコメディ的な要素の方が大きくて妙ないやらしさが無かったです。役所広司がこれでもかと言わんばかりヌードを披露するのに対し清水美砂の脱ぎっぷりの悪さには閉口しますが、キャラクタ的には彼女のアバズレっぽいイメージにぴったりだったので良しとしましょう。又、殆どセリフの無い倍賞美津子の存在感も中々でした。そもそもこの”水”は清水美砂の体内から放出または流出されるにも関らず、どこかクリアなイメージがあって、それが作品全体をカラッとしたのもにさせているのではないでしょうか?クローネンバーグとかなら糸ひいてたり、変な色が着色されてたりと絶対120%グロで演出するような題材ですよ。それを今村監督は「ぱっぱら~」って能天気なBGMと共に間歇泉の如き”水”を放出させてくれます。 【さかQ】さん 7点(2003-04-23 16:00:18) |
1.マンガみたいで、面白かった。なんか、クジラがしおを吹いてるみたい・・・。 【okピーちゃん】さん 7点(2002-09-22 00:55:44) |