9.ヴィジランテ映画の先駆けとして、その価値は高いと思います。チャールズ・ブロンソンが見た目は強そうに見えないただの中年男であったのも良かったです。オチョア警視も良かったです。ただし、復讐劇だったはずなのに、肝心の家族を襲った犯人たちに復讐することができなかったのが、少し残念でした。それにしても1970年前半のニューヨークは怖い街だったんですね。。。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2021-05-09 06:40:03) |
8.私刑の快感に取りつかれた男が活躍するも、まもなく末路を迎える。一作だけで終わりそうな作品ですが、シリーズ化されているんですね。大切なものは自分の力で守るべき…この辺がアメリカ人の心をくすぐったのでしょうか。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2020-11-17 20:53:47) |
7.《ネタバレ》 ブロンソンのニューヨーカー振りがメチャカッコいい 冒頭、家族が強盗に襲われるが、その後あまり悲惨さを引きずらないし、殺される悪党達が極悪に見えないので退治された時のカタルシスが不足している 追いつめられた悪党が驚くとか怖がるとかのシーンがあれば、射殺する時のカタルシスがあるのに しかも実際に家族を殺した悪党はその後放りっ放しで最後まで出てこない これでは主人公が楽しんで不特定多数な悪党を退治してるように見える 主人公がクールなのもそれに拍車をかける 銃を手に入れるまでの小市民振りから一変したように見えた ならばどうせなら逆に嬉々として悪党を殺すとかの表現があればだいぶ違った映画になったんじゃなかろうか 現実的な復讐シーン(家族を襲った悪党)が無かったのは残念だ 39年も前の映画なので警察の描き方とか悪党の心理描写とか今と感覚がかなり違うのでピンとこない所も多い 警察が主人公の部屋の鍵を勝手に開けて捜査とか今は考えられない なによりも警察の義侠心ある捜査は物語としては有りだが今となっては理解しがたい ザ・フライのジェフ・ゴールドブラムがチンピラ役で出ていて驚いた ラストの警部との会話から空港でのエンディングは今見てもカッコいい 【にょろぞう】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-08 02:27:07) |
6.《ネタバレ》 '10.8/14 鑑賞。続編の「ロサンゼルス」を先に観てしまった。「ロサンゼルス」は犯人を目撃しており、その復讐は一般的に理解できる。でもこの一作目の「狼よさらば」は犯人が判らない。その怒りが市民警察として街の悪の一掃に繋がってゆく。はるかに先行した日本のTVドラマ「必殺仕掛人」「必殺仕事人」の自作自演版。気持ちとして喝采も法的には殺人鬼・・・ああジレンマ。 【ご自由さん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-08-17 19:46:07) |
5.強盗に「おっさん」と呼ばれてしまったマンダム。 【ケンジ】さん 7点(2005-02-20 22:31:44) |
4.けっこう印象残りました。怖いです。でも逃がすってのはいいんでしょうか? 流石に復讐といっても殺人までいくとやりすぎ。 【バカ王子】さん 7点(2004-01-12 02:41:39) |
3.街のダニに妻を殺され、娘を廃人にされた平凡なサラリーマンが、恨みつらみで街のダニどもを片っ端から射殺していくという異色作。ブロンソンが演じる主人公の気持ちはわからなくは無いが、真犯人を捜し出す復讐劇ではないので何ともスッキリしない。しかしアメリカの都市部では、こんな凶悪な事件が日常茶飯事だという。しかも、財政難で警官不足。その警察も何だかアテにならない。本国アメリカにしてみれば、自警と私刑について大いに考えさせられる問題作なんだろう。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-09-21 20:03:51) |
2.リーマンの皮を被りし狼、怒りの十把一絡げ連続チンピラ殺人!治安最悪の70年代ニューヨーク、世の憤りを、嘔吐しながらブロンソンが代弁!ああ、それなのに、それなのに・・・覚醒した狼を追放したら元の木阿弥であります。ほとぼり冷めりゃ蛆虫は何処からでも湧いてくるであります。肝心要の蠅男ゴールドブラム一味はお咎めなしかぁ?!レイプシーンは「時計仕掛けのオレンジ」と同じくらいの不快さでありんす。ラストの不敵な笑みが結果的にはシリーズ化への道を開いたか。何はともあれ、感謝。合掌。 【モートルの玉】さん 7点(2003-09-20 04:33:40) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 主人公の取る行動によって街の人々が自警主義に目覚め、本来犯罪者であるはずの主人公がいつのまにかヒーロー扱いされるというところが見ていていろいろ考えさせられました。確かに主人公がしていることは英雄的行為なのかもしれませんが、何事も行き過ぎはいけませんし、どんな理由があっても人の命を奪うことには変わりありませんからね。これ以上街の人たちの自警主義を行き過ぎたものにしないために、犯人逮捕の信念を曲げてまで街から出て行って欲しいと、警部が主人公に取引を持ちかけるシーンは見ていて、警部の気持ちを考えると胸が痛みました。そしてその想いとは裏腹にあくまでも次の街でも自分の正義を貫く意志を垣間見せる主人公のあの態度にも複雑な気持ちにさせられました。 【はがっち】さん 7点(2003-09-15 14:35:53) |