虎の尾を踏む男達のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
虎の尾を踏む男達
[トラノオヲフムオトコタチ]
The Men Who Tread on the Tiger's Tail
(They Who Step on the Tail of the Tiger)
1945年
【
日
】
上映時間:59分
平均点:
6.06
/
10
点
(Review 33人)
(点数分布表示)
公開開始日(1952-04-24)
(
ドラマ
・
サスペンス
・
コメディ
・
アドベンチャー
・
時代劇
・
ミュージカル
・
モノクロ映画
・
パロディ
)
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シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2022-12-12)【
イニシャルK
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監督
黒澤明
キャスト
大河内傳次郎
(男優)
弁慶
藤田進
(男優)
富樫
榎本健一
(男優)
強力
河野秋武
(男優)
伊勢
小杉義男
(男優)
駿河
久松保夫
(男優)
梶原の使者
清川荘司
(男優)
富樫の使者
森雅之
(男優)
亀井
志村喬
(男優)
片岡
岩井半四郎(十代目)
(男優)
義経
脚本
黒澤明
音楽
服部正
撮影
伊藤武夫
製作
伊藤基彦
配給
東宝
美術
久保一雄
編集
後藤敏男
録音
長谷部慶治
その他
キヌタ・ラボラトリー
(現像)
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7.
大河内傳次郎の演技がとにかく凄い!今の役者とはあまりにもレベルが違います。黒澤作品としては唯一?のミュージカル風作品で歌舞伎の勧進帳を元にしてるとか。話の内容は全く知らなかったので、この映画で始めて知りましたが、これがなかなかおもしろくて見応えがあります。ラスト嘘をついていると知りながらも弁慶らを通す富樫の好漢ぶりが熱いですね。
【
キリン
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2013-01-30 17:27:21)
6.
《ネタバレ》
いまや伝説の大河内とエノケンが見れただけで幸せだ。大河内の迫力ある演技は、見ごたえがある。ちょっと酒を飲むところは、クドく感じたがこれもご愛敬。藤田進もええ味だしとる。
【
パオ吉
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2010-03-21 21:13:54)
5.
腹のすわった立派なサムライと卑屈な庶民の関係って、師弟関係とは別に、黒澤が好んだ設定で、たとえば後年の『隠し砦…』にも通じていく。その最初の登場が本作だ。また「平家物語」の映画化を生涯の夢にしていた監督が、けっきょくその時代近辺を描くことができたのは、この短い一編だけだったわけで、その点でも貴重な作品。富樫がになう役割りを、富樫と梶原の使者との二人に善悪で分割しすっきりさせている。善悪というより、人情的と官僚的か。勧進帳読み上げのシーンは、梶原の使者に登場させ、カットを畳み込んでサスペンスを盛り上げる。ここらへんはホントうまい。富樫の山伏問答ではロングで引き、セリフと音楽で盛り上げる。同じ手を続けない。後段、エノケンは酔って踊り、これまでずっとビクビクしていた庶民の彼が、ここで初めて「立派なサムライたち」に溶け込む。しかし目覚めてみれば独りぼっちで置き去りにされていた。立派なサムライたちの仲間には入れてもらえなかった。サムライたちの末路を暗示しているような、また庶民にとってああいう立派さがそもそも一場の夢であるような、そんなエンディング。以後も黒澤作品ではこの断絶がしばしば描かれ、なにかと引っかかるところではある。大きな夕景のなかに一人でたたずむってのも、これから何度か目にするモチーフ。
【
なんのかんの
】
さん
[映画館(邦画)]
7点
(2008-11-13 12:17:57)
4.
黒澤映画としては、『羅生門』に次いで好きな作品です。
アクション過ぎる『七人の侍』や、ヒューマン臭が過ぎる『生きる』『赤ひげ』などの世間的評価の高い黒澤作品よりも、本作の方が好きです。
尺も短く、緊迫感が最後まで持続し、見事な出来栄えです。
大河内傳次郎の、迫真の演技も特筆すべき素晴らしさでした。
【
にじばぶ
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
7点
(2008-09-03 23:41:11)
3.
もう皆さん仰ってますが、やはりエノケンという人物の圧倒的インパクト……!! もう完全に、絶滅保護指定俳優です。そしてまさか、弁慶からアルファ波攻撃を受けるとは……!! 【追記】没後10年黒澤明特集で再見。今回は弁慶から睡魔を貰いませんでした。エノケンの、あのキャラクターがこの世界に紛れるだけで、ここまでおもしろくなるのかとワクワクさせていただきました。6→7点
【
ようすけ
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2008-05-11 22:30:15)
2.
《ネタバレ》
安宅関と言えば義経をバシバシ叩かなければならない弁慶の痛切な忠義心と、それに感じ入り見逃してやる富樫の厚い人情の現代日本社会ではもはや廃れた?おっも~い想いの詰まったお話ですが、そこにエノケン!?一体全体どういうことかと思ったら最初からエノケン全開。ズンズン進む義経一行にたびたび笑い声で茶々入れてくる。なるほどこれはパロディなのだと思い、おそらくエノケンが下男の知恵や行動で気を利かせ、あるいは知らず知らずのうちに一行を助けてしまうのだなと思っていたのですが…。どうやらエノケンはただの道化だったみたいです。さすがのエノケンで登場すると空気が一変するのですが、どうも対照的な物語と巧い具合には溶け込めておらず明かに遺物混入状態です。弁慶と富樫の対峙シーンの緊張感や構図、義経の顔が初めてはっきり写るところなどは抜群だったのでエノケン抜き、ついでに歌で状況説明抜きの本格派勧進帳も見たかったですね。それから大河内傳次郎を弁慶にするならせめて家来に彼よりのがたいの良い人を配役しないで欲しかったなぁ。
【
ミスター・グレイ
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2007-11-27 18:20:45)
1.
この映画がエノケン初体験です。くるくる変わる表情や、ひょうきんな動きに何度か声を出して笑わさせられました。藤田進の表情が絶品でした。クロサワは、源頼朝のような(肉親に対して愛情を持てない)人間が、いちばん嫌いなんでしょうねえ。
【
水の上のハイウェイ
】
さん
7点
(2003-08-01 13:06:24)
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【点数情報】
Review人数
33人
平均点数
6.06点
0
1
3.03%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
2
6.06%
4
2
6.06%
5
5
15.15%
6
10
30.30%
7
7
21.21%
8
3
9.09%
9
2
6.06%
10
1
3.03%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.50点
Review2人
2
ストーリー評価
8.00点
Review2人
3
鑑賞後の後味
8.00点
Review2人
4
音楽評価
8.00点
Review2人
5
感泣評価
9.00点
Review1人
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