41.《ネタバレ》 “Beverly Hills Cop”原題まま。ロサンゼルス郡にあるセレブの多く住む独特な都市で、郡警察に属さない、ビバリーヒルズ独自の警察組織を持っているんだって。セレブが多い事もあって治安が良いため、アクセルの居たデトロイトなんかと比べると、重犯罪率も低いんでしょう。 ビカビカの最新ファッションに身を包んだセレブ達…なんだけど、'80sなのが近未来チックでもあり、懐かしくもありますね。一方でジーンズにトレーナーの普段着ルックなアクセル。当時のアメリカン・カジュアルで、普遍的だけに流行り廃りも無かった、とても楽なファッションです。現在50~60代のお父さんで、普段着がアクセルっぽい人ってまだまだ居ますよね。 さてエディ・マーフィに注目です。彼は“単独でお客を集められる、グローバルな黒人映画俳優”の第一人者です。このポジションの前任者は恐らくシドニー・ポアチエでしょう。でもポアチエ観たさにお客が呼べたかというと、どうでしょう?俳優より映画の内容だったかと思います。 やはりエディ・マーフィからなんですよ。エディは実力派俳優というより、コメディ俳優として世間に広く認知されたのが、彼のスターダムの原動力だったんでしょうね。当時の人種に対する壁を超えることが出来たのは、マシンガントークと笑顔という、彼の最大の持ち味が活かされたからでしょう。 エディ以降、'90年代に入り、デンゼル・ワシントンやウィル・スミスといった、世界的に売れた黒人スターが出てきますが、黒人が主役の映画の歴史って、案外浅いことを、ここにきて再認識しました。 そして映画では人種差別について、ほとんど触れられていません。当時はまだ黒人スターでお客が入るか手探りだった時代なのに、安易に黒人差別ネタを入れることなく、単にデトロイトとビバリーヒルズの生活レベルの差として、登場人物がみんな自然に接しているのが、本作がとても成熟した作品に感じさせます。やはりエディ・マーフィには、それだけ人を引き付ける魅力があったんです。当時まだ22歳ですよ。 この時代の、エディの脂の乗り具合は素晴らしいです。本作はそんなエディの格好良さと面白さ、彼の魅力の全部が詰まった一作でした。 …全然ネタバレ・レビューになってないですね。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2025-02-17 22:57:30) |
40.《ネタバレ》 エディ・マーフィーの本格的初主演作となった本作。昔テレビで見た時は先に2作目と3作目を見ていたせいか、もっと笑えるものを期待していたら意外にシリアスなストーリーで逆にあまり面白くなかった記憶があるのだが、今見ると単純明快な刑事アクション映画としてじゅうぶん面白いし、エディ・マーフィー演じるアクセルのキャラが魅力的でエディの個性や存在感がじゅうぶん活きているのはもちろん、ビバリーヒルズの刑事であるローズウッドやタガートも良いキャラをしていて、デトロイトからビバリーヒルズに乗り込んできたアクセルを最初は訝しみながらも最後はきっちり友情で結ばれるというのも予定調和的ではあるが、微笑ましく最後まで安心して楽しく見る事ができたし、脇役たちのキャラも魅力的に描かれ飽きさせない。もちろんエディのキャラも「48時間」と比べると洗練されていてよりらしさが出ているし、昔見た時よりも笑えたのは良かったと思う。(バナナを車の排管に突っ込んで止めるシーンはかなり笑ってしまった。)本作は当初スタローンが主演に決まっていたのをいろいろあってエディ・マーフィーに交代になったそうだが、それが功を奏した形になっていると感じた。本作が意外にシリアスなストーリーなのは脚本の骨格はスタローン時代の名残が残っているからではないかとも思う。(2023年10月22日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-11-02 22:31:46) |
39.《ネタバレ》 8点に近い7点。 50年以上生きていながら今日未明が初見。ちょっと食わず嫌い(エディマーフィー)が過ぎました。。。 彼のスタイルの良さ(しなやかさ)に絶句です。こんなに綺麗なからだの俳優さんだったんですね。 予定された結末に向かって観客を裏切ることなく進めていく脚本。 余計な尺を使わずただ作品を成立させることに終始する撮影。 それだけに展開がわかりやすい、と言ってしまえばそれまでですが、安心して観ることができます。 アマプラ、コメディってタグがついてましたけど、不要なタグですよね? 【hyam】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-07-23 08:35:09) |
38.すんごく面白い。エディーの演技力はハンパないね。最近、シリアスで笑えて後味の良い映画を見ていなかった気がする。さて2も見て、またいい気分に浸るか。でも3は絶対に見ない。コロナだから、気分を切り替えたい人は見れば良いよ。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-09-24 11:29:55) |
37.《ネタバレ》 このエディマーフィーはいい。スピーディで、アクションも切れがあり、音楽も良かった。新しい刑事映画と思えた。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-30 21:52:50) |
36.“エディ・マーフィ”という「娯楽」を確立させたこの映画の立ち位置は、いろいろな面でエポックメイキングだったのだと思う。 今作のアクセル・フォーリー刑事という役柄そのままに、この黒人俳優が風靡したエンターテイメント性は、年月が経過していく程に映画的価値を高めていくだろう。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-28 01:35:30) |
35.エディ・マーフィーがいいですね! ジーンズに、Tシャツにスニーカーって姿がぴったしだと思います。 ラスト10分がいいです!気分のいい終わり方! 【へまち】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-08 18:33:10) |
34.テンポのいいお気楽アクション映画の代表格みたいなこの作品も、こうやって久しぶりに観ると、それなりにまったりした部分があって、それなりに緩急がつけられている。我々の側の好みの変化ってのもあるのかも知れないけれど、やっぱり今の世の中がセッカチ過ぎるんじゃないのかな、と。 何にせよ、お気楽軽妙な本作、エディ・マーフィありきの作品で、「48時間」「大逆転」が、いわばカキ混ぜ役の二番手だったのに対し、ここではついに主演(だけどやっぱりカキ混ぜ役でもある)。ですけれども、そもそも80年代当時、この「エディ・マーフィ人気」ってのが、何だか押しつけがましくって、正直よくわからんかったのです。当時そう思ってた人って、結構多かったんじゃないかと思ってるんですけど、どうでしょうか。何が「星の王子ニューヨークへ行く」やねん、と。 本作でも、別にアクション映画やるような体のキレがあるではなし(スタントマンが演じている部分は別として)、何かと言えば高笑いをし、何かといえば腕を組んで見せるばかり。なーんかテキトーだなあ、と思うんですけど、しかし実際のところ、そのテキトーさが本作のすべてにマッチしていて、憎めないところでもあります。アクセル刑事の実に能天気で場当たり的な言動の数々。しかもそれで本当に何でも乗り切ってしまう、楽天的なノリ。んなアホなと思うが故の痛快さでもあります。 昨今、実社会でもこういうイイ加減な奴が増えてきたんでは、なーんて思い始めると、笑いも「苦笑」に変わってしまうのですが。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-12 11:56:49) (良:1票) |
33.コメディなので悪党や警察が間抜けだけど、それでもドキドキするのはシナリオの妙?不死身の主人公に次々と感化されていく人たちがとてもコミカルで、程良い緊張感と爽快感に満たされる痛快映画。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-02 23:06:33) |
32.銃撃戦の機銃以上の疾走するテンポのエディ・マーフィのくち。なんか憎めない刑事としての彼の役柄も一級品の主役ながら、脇を固めるタガート、ローズウッド両刑事もまた憎めない。友人の敵をうつためにとにかく無茶をするエディ・マーフィに、ちょっぴり悪い気がしんがらも応援してしまう。とにかく痛快でした。 【元祖】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-29 00:30:05) |
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31.《ネタバレ》 口八丁手八丁なエディはやはりイイ。こんな人が商売人をやったら儲かりまくりで大変なことになりそうだ。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-03 21:57:14) |
30.素晴らしい完成度。ギャグに走りすぎていない。もう少し機転が利いたところを見たかった気もするが。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 19:35:15) |
29.オゲレツと思われがちな彼ですが、そういう表現はイヤなんだ、と語る彼のインタビューを見たことがあって、よくよく思い出すと、彼は声やニュアンスで笑いをかもそうとしていたんだと思います。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-14 20:36:29) (良:1票) |
28.ハチャメチャになり過ぎず、コメディのバランスがちょうど良い感じの刑事もの。エディ・マーフィーの魅力が最大限に引き出された作品だと思うが、ローズウッドとタガードのコンビがまたいいキャラをしている。リラックスして楽しめる作品。 【きーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-09-07 01:44:06) |
27.エディ・マーフィの出世作! マシンガントーク炸裂!... 【コナンが一番】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-09 15:11:47) |
26.昔、何度も日曜洋画劇場でやってた記憶がある。淀川長治さんもこの映画が大好きだと話をしていたのをよく覚えてる。久しぶりに見たけど、今、見ても意外と楽しめた。昔はかなり楽しめたのに歳と共に楽しめなくなる映画がかなりある。今作も昔、見た時は物凄く好きだった。今の気持ちでいくとこの点数ですが、これを見て感じたことは、エディ・マーフィの物凄い早口、何を言ってるのか解らないのにそれでも思わず笑ってしまうのは、やはりエディ・マーフィだからであると思う。つまりはこの映画はエディ・マーフィあっての映画、世の中には代役という言葉があるけれど、この映画の代役は存在しない。日本映画で例えると「男はつらいよ」の寅さんは渥美清以外考えられないのと同じくエディ・マーフィにしか出せない。出来ないアクセル役、エディ・マーフィ無くして語れない。エディ・マーフィの魅力、面白さが最も発揮されているという意味でエディ・マーフィ主演映画のベスト作品はこれだと思います。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-05 22:20:46) |
25.《ネタバレ》 これは面白い作品ですね。エディーマーフィーもまだ若くイキがいい&まだすれてない演技(というか素のままな感じがしますが)も○。ちょっとドジな警官2人とのやりとりもいい…個人的に好きなのはバナナのシーン…これは笑った。いまどきのやたら爆発系な派手なものと違い、質素でシンプルな構成で…ようはあまりお金がかかってなさそう=チープな雰囲気好きですね。80年代初頭の雰囲気が画面からよく伝わってくる作品です。ちょっとドンパチシーンが多い&人撃たれすぎ な感があるのでこの点数デス 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-01-20 13:49:18) |
24.勧善懲悪、テンポの良いストーリー展開、ポンポンと展開する登場人物のやりとり、そして激しいガンアクション……。アクション映画のお手本のような内容に、エディ・マーフィ演じる強烈なキャラクターと軽快な音楽が華を添える。こいつは傑作だ。 【ドラりん】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-13 22:20:07) |
23.昔からエディ・マーフィのしゃべりはうっとおしいのであんまり好きじゃないが今回はジョン・アシュトンとジャッジ・ラインホルドのキャラがよかったのでまだよかったっす。時代を感じさせるテクノを主体とした音楽は印象的。特典映像に入ってる「ミュージック」についてを見るとBGMをどんな風に使ってるかということがよくわかります。わかりやす~いストーリーだったので気軽に見れました。アクション・コメディの映画でオスカー脚本賞にノミネートされるのは並大抵のことじゃないっしょ、やっぱ。 |
22.拳銃だの麻薬だの殺しだのといったジャンルが苦手な自分も楽しめた。なんといっても主人公アクセルのユーモアのきいた話術が見物。いったん喋り出したら止まらない、見ているこちらも引き込まれること間違いなし。お上品なビバリーヒルズの警官たちとのやりとりも、最後まで気が効いている。 【mhiro】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-03-26 11:42:43) |