“エロ事師たち”より 人類学入門のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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“エロ事師たち”より 人類学入門

[エロゴトシタチヨリジンルイガクニュウモン]
1966年上映時間:128分
平均点:6.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2014-09-07)【イニシャルK】さん
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監督今村昌平
キャスト小沢昭一(男優)ズブやん
坂本スミ子(女優)松田春
近藤正臣(男優)松田幸一
田中春男(男優)伴的
菅井一郎(男優)緒方蓼雲
菅井きん(女優)小田先生
加藤武(男優)予備校の講師
園佳也子(女優)照代
佐藤蛾次郎(男優)マコト
浜村純(男優)きたの会社の部長
榎木兵衛(男優)やせ型の中年男
殿山泰司(男優)父親
北村和夫(男優)医師
西村晃(男優)真田警部
ミヤコ蝶々(女優)処女屋のおばはん
中村鴈治郎(二代目)(男優)白鳥重役
西岡慶子(女優)町工場のおかみ
玉村駿太郎(男優)西岡
原作野坂昭如
脚本今村昌平
音楽黛敏郎
撮影姫田真佐久
配給日活
録音紅谷愃一
照明岩木保夫
あらすじ
ブルーフィルム(昔のポルノ映画ですね)の製作に情熱を傾けるズブやん。暴力団の介入で熱意は絶たれたかに見えたが今度は会員制のスワッピングクラブを立ち上げあくまで性に対する欲望にサービス精神タップリに応えようとする。今村映画の常連小沢昭一が主役としてズブやんを熱演、その年の男優賞を総なめにした一本。
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2.今村昌平という監督は真面目な人間、普通の人間にはあまり興味がないらしい。誰からも偏見的な眼で見られ、変人扱いされているような人間を描くことに力を入れているように思える。この映画など正にそれです。明らかに師匠である川島雄三監督の影響を強く受けていることが見ていても解る。小沢昭一のズブやんは確かに普通ではない。しかし、そこには人間が食べていく為に選んだ道がただ普通の人とは違うというだけのことで、食べるために、生きて行くために働かなければならないというそれこそこの監督がこの映画の中で問い掛けている問題だと思います。真面目な人間とそうでない人間との対比という意味からしたらここで描かれている人間像は不真面目に見えるかもしれないが、坂本スミ子の春との関係はけして、不真面目ではなく、それこそ人間らしい愚かな一面を描きつつもきちんとした愛情を見せている。作品全体の空気がやたらとドロドロしているのはこの監督らしいと言えばそうであり、師匠である川島雄三監督の描く可笑しな人間、不真面目な人間、変わっている人間を描く喜劇のような軽快さがまるでないのはいまひとつ好みではないものの、人間の持っているいやらしい部分を描くことに関してはこの監督さんはやはり上手い。
青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2016-06-26 19:46:11)
1.《ネタバレ》 映画としては「にっぽん昆虫記」「赤い殺意」には劣る。今村作品のツボはど根性溢れる女のパワーであってうじうじとした「オタクな」生きかたではないからだ。だが私はズブやんが好きだ。客の性にたいする欲望に応えてゆくうちにインポテンツになり最後はダッチワイフの製作に精神を注ぐ彼は、映像や肉体から来る快楽を越え(「萌えーっ!」ってやつですな)絶対無敵な境地まで行ってしまったのだから凄い事ではある。小沢の演技もさる事ながら肉感的快楽を求める彼の愛人坂本スミ子はまさに熱演。「男と女の生き方は永遠に変わらず続くよ」のココロだぁ!
Nbu2さん [映画館(邦画)] 7点(2012-12-10 19:14:40)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.40点
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4120.00%
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6120.00%
7240.00%
8120.00%
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