47.リンチ作品って事で構えて観出したんですが、なんにもなくw 終始平和な空気。でもそれがなんとも心地の良い空気感なのです。ぼんやりしたい休日の昼下がりにご覧になってください。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-27 14:46:36) |
46.そこらの映画だと数十分で終わりそうな内容をのんびりと描く。なのに、飽きずに見入ってしまう。面白い。「間」が良い。 【afoijw】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-12 00:57:49) |
45.非常に心にしみるいい映画だった。主人公の爺さんが非常にいい。本人は自分を頑固だとことあるごとに言うのだけれど、意固地で偏屈な感じはなく、心優しい、穏やかな老人。誰か知らないけどこの爺さんの役者もすごいいい味出してる。だからほんとこの爺さんが魅力的なのだ。 出てくる人もみないい人ばかりで、トラクターで一人突き進む爺さんに色々手を貸してくれる。とても心温まるストーリー。 アメリカの片田舎の風景も、向こうに全く住んだことのない自分にも何とも言えぬ慕情が感じられて楽しめる。 最後にやっとたどり着いた兄の家。そこで多くを語らず、ほんと一言二言語って終わる。しっぶいわ~~。 まあ、多少展開がまったりしていて、だるい感じはなくもないけれど、楽しめる作品。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-23 03:59:56) |
44.非常にのんびりとした作品なのに、退屈に感じませんでした。癒されますね。 【バムセ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-14 02:07:05) |
43.のんびり一人旅。タイトルバックのお陰で、なんだか小さな宇宙船で宇宙を旅しているように見えた(笑)。トラクターが生き生きしている。古い日本映画の『有難うさん』を思いだしました。あれもゆっくりのんびり進むロードムービーでした。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-11 01:51:44) |
42.心温まるロードムービー。仲違いしてしまった兄に会うため、脆弱なトラクターでゆっくりと兄のもとへ向かう。老いるとは何か。そんなこともテーマのひとつだと思うが、劇中で「老いて一番嫌なのは?」との若者の問いかけに対して「若い頃を覚えていることだよ」とリチャード・ファーンズワースの無垢な目が答える。この言葉とともに永遠に心に残る作品だろう。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-02 15:18:36) |
41.行きはいいかもしれんが、帰りは だるいやろな~。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-16 21:21:06) (笑:1票) |
40.《ネタバレ》 ただケンカで仲たがいしていた兄に会いにいくという本当にあっさりした簡単の話だけど、なんでここまで好きになってしまうんだろう?あのリチャードの名演技(あれが素なのかな?)がとにかく素晴らしいと思う、あの方の他の出演作は見たことないけどあの映画にでるための俳優と言っても決して過言ではないと思う。あの俳優の一つひとつの動き、行動が心を和ませてくれます。基本的に一人なので会話が少なく、アルヴィンの心情をこっちが色々と考えてしまうのもひとつの魅力だと思います。あの映画を通して僕が見出したテーマはもちろん兄を思う弟の、父を思う娘の家族愛であるとも思うんだけど、もうひとつ一期一会というのもあると思う。旅の途中で出会う様々な人たち、そのそれぞれの人たちが持つそれぞれの気持ち、考え、それに向かうアルヴィン、なんとも言えない哀愁を感じます。そして極めつけはラスト!兄との再会後のあの沈黙がたまらなく好きです。もどかしいというかなんというか。きっと、話したいことは山ほどあるだろうし、抱き合っちゃったりなんかもしたいだろうし、素直に謝りたいって気持ちもあったと思う、でもお互いなかなか素直になれない駄々っ子というか、頑固者というか、でもそういうのが好き。お互い探り合って、何から話そうか、どう話そうか心のなかで色々考えてるんでしょうね。 哀愁たっぷり。 【AXL侍】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-09-19 19:24:15) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 あの鉄の椅子に座りアルヴィンと焚き火を囲うことが出来たなら。誰にもいえないこともぽつぽつ話してしまうかも知れない。説明つかない胸のつかえもポンと取れてしまうのかもしれない。中盤、アルヴィンと娘が電話で話すシーンが大好きだ。余計なセリフを並べたてなくても、過剰な演出などなくても、あんな愛がいっぱいのシーンになる。うー、ウルウルしてしまいました。やっぱりファザコンなのかも、ワタシ。何気なく過ごしているさりげない日常にこそ、愛情が詰まっている。忘れがちなんだけどね。そんな当たり前のことに気付き、ふっと立ち止まらせてくれるような作品でした。 【タマクロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-16 18:45:57) |
38.本作とはまったく趣が違うけど、デヴィッド・リンチって『ロスト・ハイウェイ』といい『マルホランド・ドライブ』といい、「道」を中心に据えている。それらの二作が難解と言われるのは、主人公が辛い人生から逃避して自らの記憶を書き換えているがために、現実と非現実の境界が不明瞭になっていくからだ。 しかし本作はまったくその正反対で、主人公の老人は今まで放置してきた家族の断裂を修正し、人生で失ってきたものを取り返すために行動する。『ロスト・ハイウェイ』や『マルホランド・ドライブ』で印象的だったのは、深夜の真っ暗なハイウェイをヘッドライトがかすかに切り開く映像だ。暗闇を探りながら疾走する真新しい自動車。だけどアルヴィンはたとえ時間をかけてでも、昼間の明るい青空の下を、着実に、穏やかに進んでいく。乗っているのは時速30kmのおんぼろトラクターだ。 最初はリンチが異色作を撮ったのだろうかと思っていたのだが、きっと根にある主題は同じだ。人生の不幸に、どうやって向き合うか。その答えは「最後まで自分でやり遂げたい」という老人の言葉に現れている。優しく時間をかけて傷を癒していく老人のやり方はじれったいように見えて、実はいちばん真っ当な方法なのだろう。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-10 08:04:16) (良:1票) |
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37.素直に感動しました。テーマソングのビヨーンってのが耳に残ります 【サイレン】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-01 00:01:41) |
36.《ネタバレ》 こうねー、なんかねー…。 何て言えばいいかなぁー… すごくね、とってもね、ゆったりしててさぁー 何て言えばいいかなぁー…… ふぅ。 あれ、何だっけ……あぁそう、映画ね。この映画の感想ね…… 何て言うかな、とにかくゆったりしてて、何て言うかなー うん、なんかね、こう、本当に長い距離をね、本当に長い時間をかけてねぇ。 ちょっとずつちょっとずつね、進んでいくんですよ。 なんかこう、もどかしいくらいにね、ゆっくりゆっくり行くワケでさぁー…… ちょっとずつね。 うん。 んで、感想なんだけど……うーん…何て言うのかなー… んー…… まぁ…よくわかんないけど… なんかとってもね……ゆったりしてて……温かいっつーのかな… 何なのかなぁ………… うん、つまりね、まぁ…そういう感じの映画だったんです。 【コバ香具師】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-25 01:12:04) (良:1票)(笑:2票) |
35.良いですね。すっごく面白いっていうのではなく、心に暖かいモノがだんだん広がっていく感じ。仲たがいをした兄弟が倒れたからといって会いに行くっていう設定も暖かい。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 10:32:18) |
34.5週間発言で「そんなに!?」ってつい言ってしまいました。終幕した時は自分も長い旅が終わったような気分です。・・・あの後じいさんまた帰るんだよなぁ・・・ 【やいのやいの】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 03:36:36) |
33.D・リンチ監督と聞いただけで私は引いてしまうのですが、これはそれまでの彼の作品とは思えないほど淡々とした作りです。これを最後に死んでしまった老優に合掌。少し頭の弱い娘役のシシーも良かった。確執のあった兄弟と和解し、心残りなく人生を終えたいという老人の思いがトラクターでの旅行という涙ぐましいものなので、その一途さが切なくも心に響きます。 【キリコ】さん 7点(2005-03-19 21:34:46) |
32. トラクターの速度と同じく映画全体のストーリー展開もゆっくりと進み皆さんもレビューされていますが「ほのぼの」という言葉がまさにぴったりの作品でした。しかしゆっくりとした展開の中にもアルヴィンのこれまで歩んできた人生や彼自身の考えや意思がしっかりと伝わってきました。これが実話なんて驚きですね。 |
31.《ネタバレ》 会話を極力そぎ落とした演出に、退屈になりかけたのですが、しかしぐっとくるストーリーにじーっと見入ってしまいました。街の人の感じもよくて、無理に世界(的な興行)を意識しない作りが良かったです。兄弟の間に会話が少なく、分かり合えるところが良かったです。 【axion】さん 7点(2004-11-11 01:03:01) |
30.雑踏とした都会の生活に息苦しく思ってた時にこの映画に出会えてよかったです。このほのぼのとした世界に心が癒されました。最後まで泣くことはなかったですがこの映画を観た後主演のリチャードさんが末期ガンの苦しみに耐えられず自殺したと報道された時はとても複雑な気分でした、あの姿からはどうしても想像出来なかったから。この場を借りて哀悼の意を表したいと思います。やすらかに、リチャード・ファーンズワース。 【ジェダイの騎士】さん 7点(2004-06-11 00:51:14) |
29.《ネタバレ》 野球に例えると、いつもナックルボールばっかり投げて打者を翻弄しているリンチ投手が、「今度はストレイト(直球)だよ」と宣言して投げたのが、この映画。確かに投げられたボールの軌道は、本当に「ストレイト」。でもリンチのことだから、直球と思わせておいて、手元で変化する「カットボール」なのでは?と余計な事を考えていたら、本当にただの直球でした(でも球のキレは、さすがに良かった)。結局、いつものように翻弄されてしまいました(笑)。だったらもう、いっその事、いつも「ナックルボール」でいいよ、リンチ投手・・・。 【STYX21】さん 7点(2004-05-22 12:22:27) |
28.まっすぐまっすぐ進んで行くだけ。シシースペイセクがラブリー。ほのぼのとした味わいの中には、リンチらしいスパイスがまったくない。そりゃ今までのリンチを見てきた人は驚くだろう。やればできるってことを言いたいのかな。激しいロックバンドが突然聞いたことも無いような綺麗なバラードを作ったような気分。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-05-07 18:36:39) |