8.《ネタバレ》 第3部。 ついに吉岡清十郎を倒した武蔵。 しかし佐々木小次郎との激闘の前触れでもあったのだ。 武蔵の剣はどこを目指すのか? 石舟斎が圧巻の存在感。 第5部作中盤。このあたりの描写は漫画「バガボンド」のほうが 面白かったが、映画ならではの空間演出で、臨場感はかなりのもの。 終盤への期待が膨らみます。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-11-04 02:58:12) |
7.《ネタバレ》 「二刀流開眼」といっても、二刀流はちょびっとしか出てこない。「宮本武蔵」といっても、途中からもっぱら佐々木小次郎の話になっちゃう。という、看板に偽りありの作品ですが、つまらないわけではない。関係者が偶然出会いまくるあたりは笑っちゃいますが、面白いので許す。五条の橋にゾロゾロ集まってくるあたりは、なんだかワクワクしてきます。朱実を助けるのは、本位田のおばばでなくてもいいかもしれませんが。しかし清十郎が弱すぎ、肝心のクライマックスが盛り上がりません。佐々木小次郎が高倉健というのも、個人的には違和感があります。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-20 21:47:55) |
6.《ネタバレ》 やたら偶然の出会いで話を進めていくのは、大衆小説では珍しくないし、おそらく新聞連載のときはそれほど目立たなかったかもしれないが、書物として続けて読むと、いささかゲンナリする。それをさらに映画では時間を圧縮しているわけで、たしかに「こう偶然出会い続けるのはいかがなものか」と思わぬとこがないでもないが、不思議と本で読むときよりは許せるんだ。とりわけ五条の橋の場なぞ(半分は必然だが)主要人物が勢ぞろいして壮観。まず試合の告の立て札に朝日が当たってくるカットがあり、まるで小太鼓のトレモロのような期待感が醸される。武蔵と朱実、般若面の小僧におつう、駕籠から見ている清十郎、当然のごとく小次郎もやってくる。彼は清十郎のとこに寄食しているし、清十郎は朱実の処女を奪った男で、朱実はいま小次郎と暮らす、という因縁もかぶさる。小次郎は、あんたは武蔵に負ける、と清十郎に予言する。そうそう、橋の下には気を失っているおばばもいる。こういう場面は、映画だといいのだ。本ほど理屈で読んでいるわけではないから、ざわざわと登場人物たちが橋に召喚されていく事態を、絡み合った紐を解きほぐしている気分で眺めていられる。本作で一番嬉しいシークエンス。あとは花の切り口で唸ったりする講談的味わいや、偽の小次郎となった又八が本物と出会い、さらに朱実が絡んだりするときの、背後で聞こえる町の賑わいや祭囃子の効果もいい。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-06-23 09:28:31) |
5.《ネタバレ》 '10.10/8鑑賞。内田吐夢監督「宮本武蔵」5作連続鑑賞予定の第3作。若き佐々木小次郎役 高倉健登場。当時高倉健が大スターになるとは全く思わず、大根と思っていた程だ。柳生での柳生石舟斉がらみのシーンは良かった。生け花の切り口などの話は原作でもわくわくした記憶がある。実際はそんなこと判る筈が無いとおもいながら・・。 【ご自由さん】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-10-09 17:26:03) |
4.内田吐夢監督、中村錦之助主演による宮本武蔵シリーズの第3作「二刀流開眼」前の二つに比べるとやや落ちる気がするものの、それでも最近の時代劇と比べると明らかに上です。中村錦之助演じる武蔵の人間としての成長とそして、なんと言っても初登場の佐々木小次郎(高倉健)の若き姿を観ることが出来ます。それにしても本当に高倉健、若いなあ!今では貫禄十分やけど、さすがにここでは中村錦之助の方が貫禄もあり上です。次へのステップとしてこれはこれでなかなか楽しめました。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-22 21:59:08) |
3.宮本武蔵、佐々木小次郎。遂に出会ってしまった。二人が揃うと何とも言えないオーラと迫力がある。4部作目は一体どんなストーリーが待っているのか期待が膨らむ。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-06 18:40:01) |
2.この頃の高倉健はちょっと若過ぎて・・・。悔しいが錦之助の方がカッコイイ。 |
1.この後の第四部、第五部を控え、嵐の前の静けさか。それでも五条大橋に続々と武蔵を取り巻く人々が集まるシーンなど、群像劇的な面白さがある。高倉健の佐々木小次郎も初登場。 【紅蓮天国】さん 7点(2003-10-15 16:11:12) |