48.《ネタバレ》 序盤の人間関係が結構わかりにくい。 騎手、オーナー、調教師。それぞれ違う人生を歩んでいた三人の主人公のストーリーが交差する物語だと知っていれば、もっとわかりやすく見れたかもしれません。 そもそもミステリーではないわけですから、このジャンルは最初からあらすじを知っていても差し支えないですね。すべて観終わった後に、予告を観るのが好きなのですが、予告を見てから本編見ると楽に見れたと思います。 始めのうちは、シーンや人物がとにかくころころ入れ替わるので、全然物語に入り込めません。 三人が出会うのが、映画が始まって40分くらいした頃。その辺りから、どういう状況なのかがわかりはじめて、ようやく落ち着いて見ることができます。 ストーリーの起伏は少ないですね。実話ですから仕方ありません。演出も控えめです。過剰な演出はほとんどありません。その分洗練された映像がカバーしている印象です。よってサクセスストーリーとしては、手堅くまとまっていると思います。 ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパーは抜群の安定感。特にクリス・クーパー演じる調教師はしびれるほどにかっこいい。 それに対して、トビー・マグワイア演じるレッドは、成功してからも何かやらかすんじゃないかという、変な意味での存在感が常にあります。若者特有の精神的な未熟さというものがうまく出ていたと思います。願わくば、もう少しレッドの精神的な成長が見られるとより良かったかもしれません。レッドよりむしろオーナーのほうが、心の変化がよく描けていたような気がします。特に『車』⇒『馬』はわかりやすかったですね。 レッドのライバルジョッキー、〝アイスマン・ウルフ〟が、脇役ながら素晴らしい存在感を放っているのも見所かも。 期待していた程ではありませんでしたが、爽やかな充足感が得られる良作の部類に入ると思います。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-10 14:49:15) (良:1票) |
47.競馬はやらないし、競走馬についてもあまり知識はない私だが、この映画には一頭の競走馬の伝説に留まらない濃厚なヒューマンドラマがその核として存在する。運命に打ちのめされ、人生に行き詰った3人の男たち、そして彼らと同じように厳しい運命を歩んできたシービスケット、彼らの運命的な出会いこそ奇跡であり、伝説の始まりだった。人生は一度しかないが、苦節を迎えても耐えて望めば、必ずセカンドチャンスはある。彼らが体現したその事実に、当時の多くの人たちが勇気づけられたのだと思う。一頭の競走馬に寄り添い、共に戦い抜いた男たちの生き様に感動する。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-18 15:20:39) (良:1票) |
46.馬と共に成長していく過程が只のアメリカン・ドリーム系の映画とは違うので好感が持てました。でもどうにもスパイダーマンの影響でトビー・マグワイアは、どんなキャラクターを演じても善玉に見えてしまう。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-04 22:53:05) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-16 00:32:59) |
44.傷を持ち、完璧ではない馬主、調教師、騎手、そして馬。それが出会い、奇跡が生まれる。だからこそ人の心を打つ。馬でも、例えばスポーツ選手でも、スーパースターには強いだけじゃない何かがあって、そんな実話ならではの迫力に負けました。そして時代背景として興味深かったのは、大恐慌ってバブル崩壊なんてなまやさしいものじゃない状況で、未来が今よりも良くなると少しでも思えなくなったら、人は希望を持って生きてけない・・・そんな中で生まれたスターがシービスケット。「時代」の大きな流れみたいなものを考えさせられました。みなさんおっしゃるように編集はかなり気にはなりましたが、レースシーンの迫力、馬の美しさに時間を忘れてしまいました。ただ、レッドの両親がどうなったのか、あと、あの借りた20ドル?何に使ったのか気になる。原作未読ですので解った方いたら教えてください。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-28 16:16:43) |
43.前半は退屈で失敗したかと思ったんだけど、後半は涙、涙で感動しました。 【憲玉】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-10-14 20:30:11) |
42.“ディープ・インパクト”を彷彿させる。心温まりいい映画だなあと感じる作品。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-11 15:03:19) |
41.なぜかパワーズ(オーナー役)に感情移入してみていた。なぜかは判らないが、彼は彼なりの筋を通していて、この上なく好感が持てます。それはもしかしたら俳優さんの役への想いに、感じたからなのかもしれませんね。オーナーの人生の中での悲しみや苦しみをしっかり受け止めて、前進する姿。こんな切り口でこの映画を見るのも一興かと思います。 【Pizz】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-21 03:37:09) |
【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-27 00:05:09) |
39.人間社会での不幸や不遇のため心に傷を負った者たちが、純粋で一途な競走馬に希望を託す物語。こういった競馬ファンも多いんだろうな。実話というのも物語に厚みを加えている。競馬場での映像が美しかったなあ。個人的には競馬にご無沙汰状態です。ある時期、小遣いを増やそうと不純な動機で始めたもんで、馬に関する興味もそんなに無かったのかも。小遣いを減らす一方で、何時の間にかやめていた。続けている人達は偉い。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-13 18:30:20) (笑:1票) |
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38.あぁ、、、この作品は勿体無いお化けが出そうだ。あと少しで良作の部類に入るのに・・・。何と言ってもオーナーのチャールズ、調教師のトム、騎手のレッド、そしてシービスケットが互いに出会うまでが長い。それぞれの過去を描くのは、そこまで重要なのだろうか?もっと簡潔でも良かったような気がする。ようやくシービスケットが登場して、「あぁ、やっとか!」と思ったが、その直後にシービスケットに魅かれてゆく自分がいた。その後は文句なしの5つ星。しかし、幼少時代のレッドと大人になったレッド、カナリ似てたよ。でもあの手の顔、どこにでもいそうなんだよなぁー。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-01 14:47:23) (良:1票) |
37.実話にもこれだけ都合良く1位をとっちゃうような物もあったのかと、今この瞬間腰抜け馬になっちまったよ。 【000】さん 7点(2005-03-27 11:50:42) |
36.前半がわかりにくく 面白くなるのは馬が出てきてから。でも普通にいい映画かな?DVDなら何度か前半を見直せるし。 【東京ロッキー】さん 7点(2005-01-11 15:18:22) |
35.不屈の精神、何度壁に撃ち当たっても何度でも乗り越える。そんなレッドとシービスケットに心打たれました。 【りょう】さん 7点(2004-12-12 02:54:44) |
34.シービスケットが出てくるまでの45分間はちょっとわかりづらくいらない場面が多かったと感じた。その後の展開はまったくレールに乗ったようだが、それはそれで良い場面も多くなかなか楽しめた。レッドの両親も含めて、登場人物たちの後日談も知りたくなった。乗馬したくなった。 【俵星現場】さん 7点(2004-12-06 00:07:48) (良:1票) |
33.《ネタバレ》 私にとっては、「涙を流して感動する」ほどの作品ではありませんでした。期待感が9点くらいあったので、正直言って「ガッカリ感」が強いです。人間ドラマを描くには、2時間ちょっとで主役クラスが3人では多すぎです。たとえば、同じ人間の目線でも、主戦ジョッキーが引退後に人生を振り返るような形で、トビー・マグワイヤの目線だったら違った印象になったかもしれません。調教師役のクリス・クーパーがいい味を出していましたね。ああいう抑えめの演技も好いが、これがレースに負けた直後にいきなり上着をむしり取って突然ダイナマイトを見せつけるような役だったら……(←違うって?(笑) 参照:「アメージング・ハイウェイ」)。 でも、J・J・アノーの「小熊物語」や「トゥー・ブラザーズ」のような演出方法の方がしっくりくる身としては、やはり馬の目線で描いて欲しかったという気持ちが強いです。できれば、彼が生まれた頃からのね。 個人的にいちばん印象に残ったのは、ゲイリー・”顔がデカイ、アゴがデカイ”・スティーブンス!(笑) JCでゴールデンフェザントで優勝したジョッキーですぜ、旦那ぁ。それと同じくらい彼の登場には衝撃がありました(笑)。しかも、最後のレースで美味しいところ持って行っちゃうし(笑)。あれはどう見ても八百長でしょう?(笑) ま、そんなことは抜きにしても、久々に強腕の手綱さばきを堪能しました。やっぱり本物の一流ジョッキーは追い方が絵になるね。 【オオカミ】さん 7点(2004-12-02 16:20:00) |
32.なんか最初は男優さん達がなんとなく似てて誰が誰だかわからずな感じだったし レッドの両親どーしたのょ?ってこんがらがってたけど、とにかく馬かわいい(笑 競馬は素人なのであんまよくわかんなかったけど色々作戦練ってたりするんだなぁ とか自分の知らない世界見れて面白かったです。最後のジョージの優しさがいい感じ でした♪しかしジョッキーはずっと中腰で大変だなぁ・・・ 【あみ】さん 7点(2004-11-20 02:22:12) |
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30.前半、ジェフ・ブリッジスとクリス・クーパーが焚火を囲んで話すシーンに自然と目頭が熱くなった。目で物語る演技をちゃんと見せてくれる。ジェフ・ブリッジスが『ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』の頃と比べて肌ツヤはなくなったけど色気は落ちてなかったのが嬉しい。世界一煙草の似合う俳優だと思う。/ウィリアム・H・メイシーのラジオDJはよかった。本物のDJかと思っていたら『ウェルカムトゥコリンウッド』でマヌケな泥棒演じてたあの俳優だった。芸が広い。 【michell】さん 7点(2004-10-15 11:27:43) |
29.《ネタバレ》 日本で「競馬」と聞くと「住所不定無職」と安易に連想してしまいますが、この映画に出てくる競馬ってなんかすごく品格の良さというか、神聖な空気が伝わってきてよかった。劇中でも語られてるとおり、この時代の人たちが競走馬たちの姿に不屈の精神とか自らの成功への希望をみていたからなのでしょうか。だからラストの「そりゃウソだろ」ってぐらいの復活劇も笑顔で見てられます。俺もがんばろっと(クリス・クーパー、歯どうしちゃったの?)。 【池田屋DIY】さん 7点(2004-09-22 10:46:08) |