新・平家物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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新・平家物語

[シンヘイケモノガタリ]
1955年上映時間:108分
平均点:6.58 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-09-21)
ドラマ時代劇シリーズもの歴史もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2020-05-19)【イニシャルK】さん
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監督溝口健二
助監督弘津三男
土井茂
キャスト市川雷蔵(男優)平清盛
久我美子(女優)時子
林成年(男優)時忠
木暮実千代(女優)泰子
大矢市次郎(男優)平忠盛
進藤英太郎(男優)伴ト
菅井一郎(男優)木工助家貞
千田是也(男優)左大臣頼長
柳永二郎(男優)白河上皇
石黒達也(男優)藤原時信
羅門光三郎(男優)了観
澤村國太郎(男優)如空
杉山昌三九(男優)映範
荒木忍(男優)乗円
香川良介(男優)久世治久
十朱久雄(男優)関白忠通
河野秋武(男優)平六
夏目俊二(男優)鳥羽上皇
春本富士夫(男優)一条基成
南部彰三(男優)日野宗康
南條新太郎(男優)秀成
水野浩(男優)経房
上田寛(男優)経行
光岡龍三郎(男優)忠盛の郎党
東良之助(男優)白山寺の僧
原聖四郎(男優)国衛の役人
尾上栄五郎(男優)使庁の役人
大邦一公(男優)市場の商人
天野一郎(男優)町の者
石原須磨男(男優)
西田智(男優)遠藤光遠
伊達三郎(男優)実相
藤川準(男優)法師
千葉登四男(男優)
清水明(男優)
横山文彦(男優)忠盛の郎党
堀北幸夫(男優)
福井隆次(男優)
沖時男(男優)
玉置一恵(男優)市場の商人
岩田正(男優)
菊野昌代士(男優)衛士
越川一(男優)町の衆
滝川潔(男優)
芝田総二(男優)酒屋のおやじ
葉山富之輔(男優)小者
舟木洋一(男優)平経盛
大崎史郎(男優)感神院の僧
大国八郎(男優)博労
大林一夫(男優)忠盛の郎党
中村玉緒(女優)滋子
大美輝子(女優)白拍子
小松みどり(1891年生まれ)(女優)郎党の妻女
橘公子(女優)
小柳圭子(女優)遊女
原作吉川英治「新・平家物語」
脚本依田義賢
成沢昌茂
辻久一
音楽早坂文雄
望月太明吉(和楽)
佐藤勝(洋楽)
撮影宮川一夫
今井ひろし(計測)
製作永田雅一
大映(京都撮影所)
企画川口松太郎
松山英夫
配給大映
美術水谷浩(美術監督)
内藤昭(美術助手)
編集菅沼完二
録音大谷巖
長岡栄(録音助手)
照明岡本健一[照明]
中岡源権(照明助手)
その他IMAGICA(現像)
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6.《ネタバレ》 『新・平家物語』といいましても保元の乱以前の『ザ・レイズ・オブ・平家』とも言うべき清盛の青春時代が描かれていると言って間違いはない映画です。何故に?と申しますとこれは大映が平家物語三部作として企画した第一作で、溝口健二は他の二作には関わっていない、というか本作が溝口のラス前作で予定はあったのかもしれないがすでに彼はこの世にはいなかったというわけです。また、二本しかないカラー撮影作品の一本でもあります。 主演の雷蔵は映画デビューして二年目、世評では雷蔵は本作で演技開花したとされています。とはいっても、まず若人あきらかイモトアヤコかというぐらいの強烈なインパクトのある眉毛メイクに、眼が釘付けになっちゃいますよね。時代考証にうるさい溝口だけど、これにはなんか拘りがあるのかと訝しむばかりです。平清盛というと『平家物語』のせいでどうしても傲慢な悪役イメージがつきまといますが、考えてみれば公家政治を終わらせて武士の時代を切り拓いた人、織田信長の吉法師時代みたいな描き方もこれはアリでしょう。また自分の出自に悩み苦悩する清盛像も、ある意味現代的で斬新な感がありました。余談ですが、私の中では大河ドラマ版『新・平家物語』の仲代達也が、史上最高の平清盛だということになっています。 「女を撮らせたら溝口」というのが定番ですが、観れば納得できるように群衆や僧兵の大群などモブ・シーンの映像も素晴らしい迫力があります。それは名カメラマン宮川一夫の技量もありますが、これは長年コンビを組んで息が合った末に完成した名人芸でもあるでしょう。惜しむらくは保存状態のせいかフィルムの発色が劣化しているところで、貴重なカラー版溝口作品なのでぜひデジタルリマスターしていただきたい。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-02-23 22:17:31)
5.《ネタバレ》 冒頭の、市場の様子から平氏の凱旋、さらにそれを平伏させる僧兵という流れがよかった。エキストラもふんだんに使い、見ごたえがありました。お話としては割と現代的なところがあり、そのあたりが「新」なのかと思います。台詞回しも時代がかっておらず、平安時代を舞台にした現代劇という様相。このあたりが面白かった。出演者では、雷蔵より父親役の大矢市次郎に存在感があり、作品を締めていたと思います。思ったよりも楽しめました。シリーズの残り2作も見てみたいです。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-21 19:53:10)
4.以前、ビデオで見た時の印象はあまりパッとしなかったのだけど、「大雷蔵祭」をやっていたので劇場で観たら、全然違いました。ああ、こういう映画もあるんだな、と。とにかく雷蔵の顔がビデオよりも鮮明に見えたので、細かい表情が分かったのと、あの群衆の喧騒やにぎわいは大きなスクリーンでこそ味わいを感じるんじゃないかな?
当時の映画の熱を感じるのであればスクリーンで観た方が絶対に良いでしょうね。映画の内容としては物語そのものの全段をやっている訳では無いので、その点がちょっと勿体無い所でしょうか。
奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 7点(2010-11-17 02:45:12)
3.市川雷蔵と言えば眠狂四郎ということで、どうもクールなイメージがあるのですが、この映画では清盛役なのでかなり熱い演技をしてます。

ストーリー的には武家が台頭する直前を描いており、日本史好きの私としては単純に歴史物として楽しめました。
清盛の青春物語も面白かったです。
ただ、本当に台頭直前で終わっており、その先を観てみたい感じはしましたねえ。
続編がないのは残念です。
シャイニングハンドさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-11-10 12:53:36)
2.非常にオーソドックスな時代劇。自分は歴史上の人物で平清盛が特に好きなせいか楽しめました。行き詰まった貴族社会と、時代の要請で必然のごとく登場した武家政権の象徴、平家勃興の様子が巧く描かれてます。清盛と妻時子=久我美子の出逢いのシーン等、当時晩年を迎えつつあったベテラン巨匠監督作品とは思えぬ、青春の息吹が感じられる瑞々しい描写には感心。それよりも何よりも気になって仕方なかったのが、清盛=雷蔵氏の付け眉毛かと見がごうばかりの一直線一文字ぶっとい眉と、清盛母泰子=木暮実千代のとてつもなく斬新的なハミ乳衣装。一枚はらりと上衣を脱いだら、まるで年末の都内一流ホテルのディナーショーで物憂げなハスキーヴォイスで歌えそうな感じ。一体こんな大胆なデザインの衣装って時代劇でアリなん???彼女が出てくるたんびに、視線がそっちにばっか集中しちゃったじゃないですかあ・・・。昔日本史のテストで、「後白河院が嘆かれた三つのままならぬものは何か?」解答→賽の目と鴨川の流れ、あとひとつは僧兵っていう問題があったなあって懐かしく思い出しました。(→池袋文芸座「リスペクト溝口健二特集」にて鑑賞)
放浪紳士チャーリーさん [映画館(邦画)] 7点(2007-09-20 13:47:59)
1.市川雷蔵映画祭が岡山市にもやって来た~。着流しでイナセに映画館へ、んなわきゃないが、気分はワッショイワッショイでお祭り気分、といってもミゾグチが目当てだったんだけど。さてこの作品、冒頭の俯瞰からこっちの会話、あっちの会話と京の市井の現状を語るロングテイクに来た来た~と夜店ではしゃぐ子どものようにワクワクしましたが、長回しはド~ンと一発だけ打ち上げられた花火のように雲散してしまい、あれあれ綿菓子片手に困惑の私。うーむ、ミゾグチはやっぱり豪華絢爛歴史絵巻をスペクタクルに描くのは向いていないのか、どうもやる気が感じられんかったな~。しかし往年の雷蔵ファンらしき年配の女性が多くいて、雷蔵祭のパンフレットを至福に眺める彼女たちの表情に映画を感じることができて幸せな宴の後でした。
彦馬さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-31 12:55:05)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.58点
000.00%
100.00%
200.00%
315.26%
400.00%
5210.53%
6631.58%
7631.58%
8315.79%
900.00%
1015.26%

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