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昨日消えた男(1941)

[キノウキエタオトコ]
1941年上映時間:89分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
サスペンスコメディ時代劇モノクロ映画ミステリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2021-11-19)【イニシャルK】さん
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監督マキノ正博
キャスト長谷川一夫(男優)文吉
山田五十鈴(女優)芸者小富
鳥羽陽之助(男優)人形師椿山
徳川夢声(男優)篠崎源左衛門
高峰秀子(女優)篠崎源左衛門の娘 お京
清川虹子(女優)人形師椿山の女房 おこん
渡辺篤(男優)駕籠屋甚公
清川荘司(男優)錠前屋太三郎
杉寛(男優)大家勘兵衛
江川宇礼雄(男優)与力原六之進
進藤英太郎(男優)上州屋
川田晴久(男優)目明し八五郎
原作ダシール・ハメット「影なき男」
脚本小国英雄
音楽鈴木静一
撮影伊藤武夫
製作滝村和男
配給東宝
編集後藤敏男
照明藤林甲
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1.《ネタバレ》 本格推理ものの設定が珍しく、一同揃っての解決篇に至る礼儀正しさ。第二の犯行のとき、犯人に影で姿を現わさせるのも正しい。そして間にはさまれるオトボケの数々、「アホウもの、汝の名は女」とか「あなた~と呼べ~ば」とか「助けられたり助けたり」と、きっと当時の場内は沸いたであろう。時局を思わせるものと言えば、まあ悪漢が実は転覆を図る大塩平八郎の一味、ってことぐらいで、それだってそれほど「スパイに注意しよう」ってメッセージと感じられるほどのものではない。つまり至って娯楽主義に徹していて、立派なほど国策に非協力的。長屋の連中のなかには、自分で作った人形にうっとりしている人形師などもいて、ちょっと前のモダニズム時代の猟奇変態ものの空気を残していたりもする。雨の長屋で始まり、雪を経て快晴の長屋で終わる正しさ。目明しが雪の庭を調べていて、カメラが左へ動いていくと、塀の上に文吉がしゃがんでいてやりとりがあり、そのあと文吉と一緒に塀を越えるまでがワンカット。ただ渡辺篤・サトウロクローの「なるほどね」「いやまったく」は、売れない漫才が一生懸命言葉を流行らせようと反復しているようなミジメさが漂った。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-12-24 12:03:55)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7125.00%
8250.00%
900.00%
1000.00%

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