5.《ネタバレ》 戦前の作品ながらカラー作なのが嬉しい今作では、何と言ってもうら若きリタ・ヘイワースが正に全米の恋人と言うべき素晴らしい風情。カラーだから実に見映えのする燃える様なご自慢の赤毛に加えて衣装も結構凝っていて、そこら辺からもルックスは完全に申し分無いと言える。しかし、それでいて踊りも歌も驚くほどに達者なのだから、コレにはもうグウの音のグの字も出ない。相手役ジーン・ケリーも(ごく爽やかなルックスも然ることながら)こちらも踊りは相当に上質で、中盤の別撮りを合成したシーンなどは流石だな~というハイ・クオリティ。ミュージカルシーン自体の量もそこそこ豊富で、その点からももう大満足。お話もごく他愛無いケドここぞというシーンの演技はまずまずで、アクセントとゆーのが付けられていてホッコリしながらもシンミリとも出来る。結論、かなり満足出来ましたですね。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-07-07 21:57:22) |
4.《ネタバレ》 ダンサーとしてのリタの魅力満載の映画。相手役は、ジーンケリーより、アステアの方が良かった。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-21 11:06:12) |
3.赤毛のセックスシンボルと表現されることが多いですが、本作はダンサー、リタ・ヘイワースの魅力が堪能できる作品です。この頃のリタをカラーで見ることが出来るというのも嬉しい。まさにタイトル通りカバーガール!ある時は可愛く、ある時は脚を、ある時は肩や背中を強調した衣装も楽しい。歌にダンスに陽気なミュージカルシーンもたっぷりと挿入されています。ジーン・ケリーに、作品のムードメーカー的役割のジーニアスなど、登場する男たちもいいキャラ揃いで、途中は色々ありながらもラストは3人で歌い踊ってしっかりハッピーエンド。やっぱりミュージカルはこうでなくっちゃ!陽気で楽しい映画でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-29 21:30:21) |
2.《ネタバレ》 「ショーシャンクの空に」のポスターの女優リタ・ヘイワース主演作ですね。仲が良かったラスティ(リタ・ヘイワース)とダニー(ジーン・ケリー)だが、ラスティが有名になることで、だんだん心が離れていって…というストーリーで、無難というか、安心のハッピーエンド物語に、ミュージカル映画らしい楽しさがプラスされた一作。殆どの登場人物が最後には「いい人」なので、気分はすっきりする。ジーニアス(フィル・シルヴァース)を加えた3人で踊ってる場面はもちろん、ダニーが心の中のもう一人の自分と踊ってる場面も味わい深い。牡蠣はそういう伏線だったか…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-07 20:02:14) |
1.「近道は落ちるのも早い」って良い言葉ですね、やっぱり人生はコツコツと地道にやって行かないと。そういえば本格的に意識してリタ・ヘイワースを見たのは今回が初めてなのですが、確かに彼女は一際輝いていました。女の足にしか興味が無いというジーン・ケリーも毎度のことながらユーモラスで、特に二人のジーン・ケリーが夜の街を踊るシーンは画期的で面白いです。個人的にはだだっ広~いホイートン劇場よりも、小さいけどギミックに凝ったダニー・マクガイアのクラブの方が好きですね。これからカキを食べる時は「カモーン、パール!」の掛け声も忘れずに。 【かんたーた】さん 7点(2005-01-15 00:17:46) |