1.久し振りにDVDでこの作品を観賞しましたが、大ドンデン返しと言われたほどの
オチではなく、今にしてみると「なーんだ」程度のものでした。
が、実はこの作品のおもしろいところは、追う女(D・ウィンガー)が
追われる女(T・ラッセル)に知らず知らず惹かれていくところにあるのでは
ないでしょうか?
特に結婚式のシーンで面と向かってのやりとりは、何とも言えないすさまじさ。
あれは男には出せないリアリティがありました。
主演のデブラ・ウィンガーは全盛期。ヤボったい司法省の女がどんどんと
のめり込み、磨かれていく様子はファンとして大満足でした。