サンキュー・スモーキングのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サンキュー・スモーキング

[サンキュースモーキング]
Thank You for Smoking
2005年上映時間:92分
平均点:6.24 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-10-14)
ドラマコメディ小説の映画化
新規登録(2006-10-17)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-06-23)【Olias】さん
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監督ジェイソン・ライトマン
キャストアーロン・エッカート(男優)ニック・ネイラー
マリア・ベロ(女優)ポリー・ベイリー
アダム・ブロディ(男優)ジャック・バイン
サム・エリオット(男優)ローン・ラッチ
ケイティ・ホームズ(女優)ヘザー・ホロウェイ
ロブ・ロウ(男優)ジェフ・マゴール
ウィリアム・H・メイシー(男優)オルトラン・K・フィニスター上院議員
ロバート・デュヴァル(男優)ドーク・ボイキン
キャメロン・ブライト(男優)ジョーイ・ネイラー
デヴィッド・コークナー(男優)ボビー・ジェイ・ブリス
J・K・シモンズ(男優)バッド
キム・ディケンズ(女優)ジル・ネイラー
ダニエル・トラヴィス(男優)ブラッド
リチャード・スパイト・Jr(男優)実習生
メロラ・ハーディン(女優)インタビュワー
スペンサー・ギャレット(男優)ロスリッジ上院議員
アロマ・ライトジゼール(ノンクレジット)
山路和弘ニック・ネイラー(日本語吹き替え版)
宮寺智子ポリー・ベイリー(日本語吹き替え版)
甲斐田ゆきジョーイ・ネイラー(日本語吹き替え版)
後藤哲夫ボビー・ジェイ・ブリス(日本語吹き替え版)
東地宏樹ジェフ・マゴール(日本語吹き替え版)
魏涼子ヘザー・ホロウェイ(日本語吹き替え版)
麦人オルトラン・K・フィニスター上院議員(日本語吹き替え版)
稲葉実バッド(日本語吹き替え版)
池田勝ドーク・ボイキン(日本語吹き替え版)
脚本ジェイソン・ライトマン
音楽ロルフ・ケント
製作総指揮エドワード・R・プレスマン
配給20世紀フォックス
特撮ヴァージル・サンチェス(特殊効果)
衣装ダニー・グリッカー
編集デイナ・E・グローバーマン
スタントJ・アーミン・ガルザ二世(カメラ・カー〔ノンクレジット〕)
あらすじ
僕はニック・ネイラー。タバコ業界に雇われたロビイスト。僕の仕事は禁煙圧力団体のいいがかりをスピンし、ダブルトークし、タバコが売れるようにする事。つまり僕は、世界で一番の嫌われ者だ。さて、タバコの箱にドクロマークをつける法案が議会に提出されそうだよ。公聴会の段階でつぶしておかなくっちゃ。さあどうする、僕? …実際に起こった禁煙法案を巡るスキャンダルに、タバコ業界の内側から当事者が語った異色の実話ドラマ。白が黒になるマジック満載。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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16.《ネタバレ》 タバコ業界を擁護するロビイストが主人公という、一風変わった設定がなかなか面白かった。
糾弾される方を描いて、なおかつスカッとさせるのはなかなか難しいと思われたが、そこは敵役?にJKシモンズというこれ以上ない憎まれ役を配置してあっさり解決。
タバコ業界のボスにも名優ロバート・デュバルを立てて、それほど憎らしくさせていない演出がうまい。
タバコが有害か否かということよりも、主人公の息子に議論の方法を学ばせることでタバコ自体に対する嫌悪感をさほど感じさせない演出もなかなか。
そしてアーロン・エッカート。
無骨な兵隊役もハマるけど、こういう口八丁の男も抜群にハマる。
見応えのある、あっという間の90分。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-03 20:35:21)
15.《ネタバレ》 これはまた実に痛快です。ここから15年経った現在だからこそ、もっと広まってほしい作品です。嫌煙運動の胡散臭さをけちょんけちょんにけなす一方で(ミスター・マルボロに金を受け取らせるテクニックとか、突然現れるテロリストとか。「吸ってたから助かった」というオチも凄い)、主人公の軽薄さも際立たせることで、論争のレベル自体が所詮そんなもんだ、という視点まで提示しています。また、こういうときは往々にして足を引っ張りがちな主人公の子供が、予想に反して最後まで機能していたり(顔つきはちょっと合ってなかった気はするが)、なぜかいつもレストランの同じ席にいる3人組の構図も何とも言えない可笑しさを提供していたりと、脇役の配置も上々です。ラストはちょっとあっさり風味にすぎる感じもしますが、長編デビューでここまでやれば十分です(ライトマン監督、この時点で28歳かあ・・・)。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2020-09-15 00:33:34)(良:1票)
14.この短さですばらしいテンポを実現している。
Balrogさん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-30 11:36:38)
13.《ネタバレ》 タバコ業界のロビイストという大抵の映画では悪人扱いされる立場の人間が主人公という少し変わった映画。タバコが健康を害するということを主人公が自覚しながらも、口八丁で"タバコ=悪"と決めつける民衆を煙に巻く姿が只々クール。特に目新しさがある映画ではないのですが、劇中の議論の面白さからついつい時間を忘れてしまいました。ただ私はインテリだろうがあんな理屈屋の父親は嫌だなあ。傍から見ればカッコいいけどね。
民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-22 18:23:33)
12.仲良し3人組の会話が面白い。
ベルガーさん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-16 13:59:44)
11.日本では非常にタイムリーなトピック。圧倒的な権力を持つタバコ業界の暗躍を「あえて」タバコ業界側のセールスマンを主役に立ててシニカルに描いたコメディタッチの社会派ドラマ。言うなれば東電を擁護してる自称専門家がどんなご立派な理論を並び立てていようと滑稽に見えるように、あるいは国会中継の大臣の答弁がなぜか滑稽に感じるように、タバコ業界の「ご立派な反論」をププププっと楽しむ映画です。
Arufuさん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-03 02:31:24)
10.自由の国アメリカ、タバコを吸う権利をふりかざすなら、多少のリスクも引き受けなさい、って感じですね。この映画には色んな「自由」がありました。でも本当に大事なのは「愛」なんです。そんな感じで終わっちゃって、毒にも薬にもならない、100分ちかくの広告を観たような気分です。字幕で観た為、主人公のマシンガントークを味わえなかったですが、もう一回観ようという気には・・・・。センスあるコメディですね。日本で言えば、中島哲也監督に近いんじゃないでしょうか?(でも中島監督作品は好きです)あの若かりし頃、無軌道だったロブロウにこんな感じでお目にかかるとは・・。彼は元気に役者やってたんですね。でもちょっと日本をおちょくってる役でしたが。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-03 02:25:25)
9.結構面白かったです。ドキュメント風の内容ながら、テンポが良く、笑えて、全く退屈せずに見れました。煙草に関しての視点が変に偏ってないのも良い。ただ、クライマックス付近での高揚感が弱くて、あっけなく収まりよく終わってしまうのが残念でした。
すべからさん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-24 13:20:02)
8.《ネタバレ》 うーむ、この評価の低さは多分未見時の期待が高すぎたせいなんでしょうね。「さぁ!あっと驚かせるマシンガントークで観ている者を唸らせてくれ!」っていう期待には確かに応えていない。それにクライマックスのディベートで「個人の選択に任せる」なんてオチ、「おいおいそれで成功なのかよ?」って思うのもわかります。詭弁を弄するテクについても、ワタシ的には先に武器商人ものの「ロード・オブ・ウォー」を見ちゃっていたせいもあるから、目新しいものも無く肩透かしをくったって感じかな。
でもコメディとしては結構良く出来ているんじゃないですか?特にハリウッドのギョーカイ人たちの「イッちゃってる」感なんてゲラゲラじゃないけどニヤリと笑えました。それに「息子を父親に近寄らせたくないという母親の真意をズバリと息子が指摘する辺り」、さらに「お金で転ぶ告発者のカウボーイ」についてもなかなか上手く描けている。特にカウボーイに対しては、主人公ペロリと舌を出して終わりってわけじゃなく「まともな人間なら受け取るさ、僕も受け取る。彼がまともだってことはすぐにわかったから」という対等の立場で取引をしている姿勢に好感を持ちました。
それにしても皆様おっしゃるとおり字幕じゃこのスピード感は苦しいかも。置いていかれるし読みこぼしも多くなりそう・・・吹き替えのほうがより無理なくそのよさが伝わりますよ。字幕鑑賞の方は是非吹き替えでの再見をお奨めします。
ぞふぃさん [DVD(吹替)] 7点(2007-12-21 18:23:47)
7.《ネタバレ》 金と口にものを言わせた情報操作をユーモアを交えて描いている、なかなか風刺が効いていて面白い作品でした(Mod特捜隊は中々笑えます。)。
 まあ、アメリカは自由競争の国ですから、自分たちの収益の為なら何でもありなのかなという印象を受けましたね。何というか、すべてが「金」のために動いているように見えて嫌な感じですね(まあ、日本も段々そうなってきていますけど・・・・・)。
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-04 20:04:32)
6.タバコを好きな人もそうでない人もどちらも見てえるもののある映画だと思う。タバコ自体がメインのテーマではなく産業とマスコミに踊らされず、自分で責任を持って決断せよといったメッセージがこめられていて話としてもわかりやすくよかった。
HKさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-08 14:38:02)
5.《ネタバレ》 面白いな~コレ。妙な元気が出てきちゃうよ。確かに吹き替えで観るべき。
1時間半というお手ごろな時間もいいですね。仕事に疲れたとき、職場の人間関係で疲れたとき、したたたか明るくなれるかんじ。
グレースさん [DVD(吹替)] 7点(2007-09-13 00:20:26)
4.事実はどうであれディベートは金になる。
michellさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-09 00:26:40)
3.アメリカ~って感じだけど、ドラマ的部分は悪くない。子供は、もうちょっと子供らしい表情を見せて欲しかったなぁ。
にゃ~さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-17 22:02:28)
2.こりゃ吹き替え版で観ないと正当な評価はできませんねえ。字幕がほとんど追いつけてないんだもん。DVDが出るまでは、とりあえずまあこの点数で。
途中、誘拐のくだりでの殺人方法はハウダニットとして久々にスマッシュヒットでした。
後半は編集の強引さが目立ちます(ナレーションに頼りすぎ!)。シナリオも2稿目くらいでOKが出た感じで、もう少し練り込めると思うな。ライターは意識してると思うけど、記者たちを前に自分をハメた敵へ反撃を宣告する辺りは主人公ドン底状態なんで、元通りにアガってくるのは公聴会の席での展開だと思う(既に隠し弾はあるワケですが)。このあたりのチューニングでもっともっと大傑作に持っていけるはず…まあここはテクニカルな部分なので、あまり減点対象にはしませんが。
あと、どうしても言っておきたいのはスモーカーである設定の主人公が、絶対タバコを吸わないコト。企画者の意地というか執念というか、「制約がどれだけあっても、絶対この作品はインディペンデントでは製作しないぜ」という心意気が見えて引きずり込まれます。出来はともかく、その姿勢は評価したいです。

ちょっとマジメに。
『スターシップ・トゥルーパーズ』の前半で、ジョニー・リコがラズチャック(マイケル・アイアンサイド)に向かって「先生、ボク卒業したら軍隊に入ろうと思っているんですが、親が反対してるんです」と相談すると、「私の考えではなく、自分で決めろ。自分の意思で選択するのが真の自由だ」と返される。
欧州人のバーホーベンは「自由」という言葉の持つ裏の意味を当然知り抜いていて、映画中ではネガティブな意味として使用してる(と、このシーンについてはパンフのインタビューで明確に答えていた)ワケですが、ハリウッドの文脈中では十分ポジティブに取れる(ように描かれている)。
このシーンを思いっきり引き伸ばし、90分で語りなおした本作は、目新しくはなくても、「自由選択」という教義に縛られたアメリカの裏側をしっかり抉っていた。このコンセプトが映画化できた事だけでも十分及第点を出せると思う。
本作の問題の半分以上は、その白と黒と灰色が入り乱れる華麗な弁論が字幕からは伝わってこない、この点にあると信じている。こいつに限っては、DVDに入るであろう吹き替え版こそが鑑賞の本命だ。
エスねこさん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-22 00:56:39)(良:1票)
1.本作は「インサイダー」のようなタバコ業界の内幕を暴露するような映画でもなければ、マイケルムーア作品のようにタバコ業界を糾弾するような映画でもなく、「スーパーサイズミー」のようなタバコの害を体験しながら明らかにしていくドキュメンタリーでもない。
本作はタバコ業界を舞台にした人間ドラマである。しかも、タバコ業界に関与している者同士の利権や思惑が交錯する複雑なものではなく、根っこは「親子」の在り方を描いた作品である。なぜ、タバコ業界を描きながら、親子の話がでてくるのかと感じた人もいたのではないだろうか。<以下ネタバレ>タバコに害があるというのは、大人であれば誰でも分かることだ。害があると知りつつ、タバコを吸うのには誰に責任があるのだろうか。
本作では「本当にタバコ会社に責任があるのだろうか?」という問い掛けをしている。話を変えれば、「肥満の責任はマクドナルドにあるのか?」「クルマの事故は自動車会社にあるのか?」「殺人の責任は銃器メーカーや刃物製造会社に責任があるのか?」「飲酒運転はビール会社や自動車会社に責任があるのか?」という問題と同視できるのではないか。責任の一旦はあるのかもしれないが、(タバコには中毒性という問題があるかもしれない)これらに起因する責任は「自己責任」ではないかという問題提起をしているのが新しい。各人が自分の行動に責任をもてるようにするためには何が必要なのか?という答えに対して、本作では「教育」という問題を取り上げている。学校での教育ではなく、家庭での教育である。本作では、父と子どもが向き合って話し合い、ありのままの父親の姿を見せ、子どもに考えさせ、子どもを成長させ、時には、子どもに励ましてもらい、子どもに対して恥ずかしくない生き方を示していく。お互いがお互いを成長させるという理想的な姿をユーモラスに描き出している。訴訟大国アメリカにおいて、タバコにドクロマークをつけるかどうかというように問題をすり替えることで決着させるのではなく、本質的で当たり前の部分を突いているという点に対して、とても新鮮で驚かされることとなった。
本作の上映前に同監督の短編「In God We Trust」という作品も特別に併映された回を鑑賞することができた。結構、他の観客には大いに受けていたが、それほど笑いのレベルは高くはないと感じた。本作がDVD化された暁には、この短編も付録につくのかな。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-24 00:03:24)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 6.24点
012.63%
100.00%
200.00%
300.00%
425.26%
5821.05%
6615.79%
71642.11%
8410.53%
912.63%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.25点 Review4人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 2.66点 Review3人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

2006年 64回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)アーロン・エッカート候補(ノミネート) 

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