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デイブレイカー

[デイブレイカー]
Daybreakers
2009年上映時間:98分
平均点:6.80 / 10(Review 35人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-11-27)
アクションホラーSF
新規登録(2010-08-27)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-08-27)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
キャストイーサン・ホーク(男優)エドワード・ダルトン
ウィレム・デフォー(男優)ライオネル・コーマック
サム・ニール(男優)チャールズ・ブロムリー
クローディア・カーヴァン(女優)オードリー・ベネット
マイケル・ドーマン(男優)フランキー・ダルトン
イザベル・ルーカス(女優)アリソン・ブロムリー
ヴィンス・コロシモ(男優)クリストファー・カルーソ
クリストファー・カービイ(男優)ジャービス
宮本充エドワード・ダルトン(日本語吹き替え版)
江原正士ライオネル・コーマック(日本語吹き替え版)
金尾哲夫チャールズ・ブロムリー(日本語吹き替え版)
五十嵐麗オードリー・ベネット(日本語吹き替え版)
行成とあ(日本語吹き替え版)
脚本マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
音楽クリストファー・ゴードン
製作総指揮ピーター・ブロック[製作]
配給ブロードメディア・スタジオ
美術ジョージ・リドル(プロダクション・デザイン)
衣装ジョージ・リドル
あらすじ
近未来、ヴァンパイアが世界中にはびこり人類は絶滅の危機に瀕していた。 ヴァンパイアのエドワードは「人類飼育所」を営む企業で働いていたが、事故をきっかけに人間の生き残りと出会い、人類の救済のため彼らに協力する。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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13.《ネタバレ》 テレビシリーズの第1話スペシャルみたいな映画。

この映画で褒められる点は設定の妙。
人類の9割がバンパイアと化し…という設定自体はありふれているわけですが、それでどうなるかというと結局その9割がやってるのは普通の日常生活。
普通に会社行って普通にニュース観て…テレビで報じられるのは「血液市場高騰」とか「政府の人工血液製造の公約が」とか。
人類のほとんどがバンパイアになればそこで行われるのは結局今の生活の延長なわけですね。
その設定が新しい。
そういう基本設定は面白いと思うんですが、一方で、それだと緊迫感がないので、バンパイアがバンパイアの血を吸うと別のモンスターになってバンパイアを襲うなんていうのは完全に蛇足。結局、人間対バンパイアの関係を別の形に置き換えただけの既存ありがち設定。

元の設定はめちゃくちゃ面白くなりそうなのに、それをうまく生かせず結局ごく普通のストーリーが展開するだけになっていて、最終的には冒頭に書いたようにテレビシリーズの第一話みたいな安い感じに落ち着いちゃってるという。

惜しい。惜しいなぁ…
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-03 16:27:24)
12.《ネタバレ》  ヴァンパイアが世界を席巻し、人間が絶滅危惧種。斬新。『人間が絶滅』⇒『ヴァンパイアも絶滅』という当たり前の構図をめっちゃ真面目に作った映画。
 ヴァンパイア主体の世界ってのが、人間社会と同じように一定の秩序が保たれた社会ってのが面白い。駅の売店で売られている血液入りコーヒーのアイデアが好き。全くの仮想空間でありながら、ある種のリアリティを感じさせるほどに作りこまれた世界観。見事です。
 さて、ストーリーはなんてことない普通のサスペンスアクション。もちろん面白いのですが、突き抜けた面白さというわけではありません。ただ、1つのアイデアを軸にして展開するストーリー構成が結構好きです。
 吸血鬼から人間に戻る方法その①『太陽の光を浴びる。※1大変痛いです。※2死ぬこともあります。』
 吸血鬼から人間に戻る方法その②『人間に戻った元吸血鬼の血をすう。※近くに別の吸血鬼が居た場合、命の危険があります。』
 どちらもなんてことないルールなんですが、この取り入れ方、そして見せ方が抜群に上手いです。特に終盤判明するルール②.弟君に何かが起こり、突然場面が変わってエドワードは本社へ。このシークエンス、一体何が起こったのだろうと大変好奇心をくすぐられます。うまいなあ。
 そしてこのアイデアを最大限に活かした最後の捕食ループ。この冗談のようなループを大真面目に、しかもクライマックスにもってきちゃうってのに脱帽です。しかもここが一番盛り上がっちゃうのも確か。1つのルールも使い方次第でストーリーや演出が面白くなる良い見本だと思います。
 もったいなかったのは、最後に生き残った隊員達をクリストファーの手によって簡単に射殺させちゃったこと。ここはちょっと興が醒めます。ついでに言うと、会社のボスの娘がサブサイダーになったみたいですが、それがすぐに娘の成れの果てってわかりにくいのがちょっと減点。
 面白かったのはクリストファーが代用血液を土壇場で完成させちゃったこと。『え?できたの?』って思ったのは私だけですか?
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2020-04-05 05:25:46)
11.《ネタバレ》 予想外に良かった。とにかく世界観と着眼点が素晴らしい映画です。バンパイアは死なないので人類との人口比率がこのような状態になるのは必然的で、そして血液不足になるのも当然の結果です。血液不足のことをTVニュースでさも食料危機や戦争危機のように報じているのも監督のセンスが感じられて素晴らしかったです。
太陽が上がっている時のバンパイアの生活の仕方がとても良かった、いいアイデアです。そして人間への戻し方(副作用も合わせて)も素晴らしいアイデアです。それらを含めての、、終盤に主要人物が発する「人類は逃げなくてイイ・・」というセリフは感動的ですらありました。

名作になれなかった原因としては、、やはりラスト付近に押さえきれずにやりたい放題になったからでしょうね。ラストのウィリアム・デフォーの再登場の仕方もあまりにも低俗すぎて興ざめするほど(今の時代に じゃじゃーん! 的な登場はどうかと 笑) そして終わり方がもっとヒドイ、火の鳥の描かれた車(トランザムか?)は映画の内容と合っていて素晴らしいが、まるで安っぽいヒーロー物のようにその車で去っていくのはダサい、ダサすぎる。(今後のこととか他にもっと大切な話あるだろ?)
ラスト15分、社長の娘の一件をきちんと絡ませた上でシックに仕上げてくれていたら9点くらい行きそうな映画です。辛口でしたが多少幼稚な部分も含めても見て損のない映画と思います!興味がある方はぜひ一度お試しください。
アラジン2014さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-01-31 16:28:15)(良:1票)
10.イーサンホークの映画に外れが少ない。正直、見る前のストーリーだけ読むと何となく、B級感を感じさせる内容なのだが、バンパイアの世界の世界観を美しい映像で完全に作り上げており、チープさがない。なので、見ていてすんなり、このむちゃくちゃなストーリーを受け入れることができる。藤子F不二雄の流血鬼という短編作品があるが、その数年後を彷彿とさせる内容である。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-10-08 14:00:44)(良:1票)
9.《ネタバレ》  予想外に面白かった。序盤の車中でヒロインではなく、デフォーが血液を提供しとれば、あっという間に終わった映画。イーサンも悶絶絶叫しながら、何度も炎上しなくてもすんだで(笑)。
山猫さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-03-13 13:17:18)(笑:2票)
8.《ネタバレ》 そんな映画があったんだ…ぐらいの気持ちで鑑賞。
そしたら、いやはやメッケモノじゃーありませんか!。
数あるヴァンパイヤ物の中でも、なかなかの傑作だと思う。
人類が皆ヴァン化し過ぎて食料(生き血)が足りない…そんな筋が新しい。
現実の国際社会における食糧問題を皮肉っているようにも見える。
ヴァンパイヤは想像上の生き物だが、妙な超人ではなくリアルに描いて欲しい。
この作品では、寿命こそ延びるが、異常な怪力になったり跳び回ったりはしない。
紫外線に弱くなる、通常の食物を受け付けなくなる、人間の血液を欲し血から養分を得る、
ストローみたいな犬歯で吸うのではなく出血した血を普通に飲み込む…など、描き方が自然だ。
そんなこんなはDNAが変化すれば有り得るんじゃないかと思えるギリギリのライン。
でも、ほんの一瞬だったが「鏡に映らない」という描写は止めて貰いたい。
いくら体質が変化したとしても、それは物理的にオカシイだろ?。
軍人たちが人間に戻った途端、次々と旧友に喰われるシーンは見事だ。
じょるるさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-07 02:16:11)(良:1票)
7.ヴァンパイアが世界を牛耳ってしまったため、逆に人間が絶滅危惧種になって血が足りないという設定が面白いです。さらに血が枯渇状態になると凶暴で醜い姿のバケモノ になってしまうという事からより深刻な問題になっています。中盤からはネタバレになるので言えませんが、とにかくアイディアの一つ一つが斬新で楽しめました。ラストは悲壮感たっぷりで秀逸です。
nyarameroさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 12:03:37)
6.《ネタバレ》 バンパイアが征服している世界。バンパイアが人間に戻れる設定は面白い。さぁこれから新しい展開と思った矢先に終っちゃたのが残念。次回作に期待。
たこちゅうさん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-21 22:38:48)
5.この設定は新しかった。人類が減りすぎて絶滅危惧種じゃないですか。グロシーンが苦手な人にはオススメできないです。このエンディングなら2も作れちゃう…かな。
真尋さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-12-16 18:38:55)
4.《ネタバレ》 いま観終りました。中々面白かったです。

ヴァンパイヤが人間に代わって支配する世界。
しかし、彼等は人間の血液無しには生きられず
もし、血を飲まずに居れば理性を失い、非常に醜いサブサイダーという化け物に変異してしまう。

その為、ヴァンパイヤ達は人間を捕獲しては眠らせながら
巨大な吸血システムに組み込んで血液を生産し
それを富裕層のヴァンパイヤを中心にして配給する。

しかし、よく考えると、ヴァンパイヤが忌み嫌って化け物扱いしているサブサイダーこそ
吸血鬼本来の強力な力を発揮出来るヴァンパイヤだという皮肉な側面も含まれていて

私はこの点をもし掘り下げてプロットとして盛り込まれていたら
B級でもかなりの名作だったと思いました。

また、この映画には社会風刺も側面も有ると思います。
滑稽なのはヴァンパイヤのホームレスなども居て
「血を下さい」などとボードに書いて胸に下げて立っている。

つまり、人の生血(現金)を吸って生きるヴァンパイヤが、強欲と傲慢の象徴である新自由主義者であり
眠りながら血液(現金)を供給している人間達が、新自由主義に洗脳され、そのシステムへ強制的に取り込まれた哀れで従順な消費者。

そして貧しくて血(現金)の配給が受けられず、サブサイダーに変異寸前の下層階級が
新自由主義の負け組みである貧困層。

また、当然ですが血(現金)を全く飲めずに理性を失って変異したサブサイダーは
ヴァンパイヤ(新自由主義者)に害を成す移民や異教徒の暴徒、反逆者であり

ヴァンパイヤに捕獲されずに生き延びている人間たちは
新自由主義体制に反抗するレジスタンス
と、いう感じでしょうか。

こういう色分けで見ると非常にシックリ来ますね。

それが作品を見ているうちに良く分かって来るので
途中からニヤニヤして見てしまいましたが

この映画には他者を犠牲にして自分の欲望を満たそうとする米軍ソックリな兵士など
そういう強者の傲慢(特にアメリカ社会的な)に対する強烈な社会風刺が含まれていて
実に小気味いいですね。

但し、最後の方で人間に戻った兵士の扱いに困って、あっさり殺してしまう所などはちょっと減点対象です。
そういう目の粗い所はちょっと見え隠れしますが、中々の意欲作で内容も私の好みだったので

今回は7点を献上します。
一般人さん [DVD(吹替)] 7点(2011-11-27 21:51:58)
3.《ネタバレ》 バンパイアたちが人間に戻るメリットがあまり見当たらない。一部を除いて不老不死を謳歌している者が多いように見えるし、「血液不足」も治療法の発見によってこれから解消されそうだし、何より捕食される側になってしまうのは危険が高い。全員一斉に戻るんでもなきゃラストの負の連鎖の繰り返しになりそう。 でも、色々とツッコミ所は多かったけど世界観と映像が好みでお気に入り映画になりました。
えむぁっ。さん [DVD(吹替)] 7点(2011-08-18 03:45:00)
2.《ネタバレ》 全く期待せずに観たのですが、予想に反してとても硬派で手堅い出来映え。よくあるヴァンパイア映画とは違って、、しっかりとした内容と凝った画作りで最後まで飽きずに鑑賞出来ました。ヴァンパイアものって、良くも悪くもその戦いっぷりやエグさを見せつけるのが売りみたいなとこありますけど、この監督さんはそういうことには興味がないらしく、本作はヴァンパイアというものを、あくまでも暗喩のファクターとして用いてるに過ぎないですね。本質的には、真実を抑えこみ、自分の金儲けだけに執着するブロムリーと、ヴァンパイアに真実を知らしめ、人類を救い出そうとするエドワードとの闘い。そこに兄弟や娘さんなどを絡めて情緒的なシーンをとても美しく描き出す。人間になって椅子に縛り付けられたブロムリーがヴァンパイアに襲われて絶命するシーンの凄まじさや、自らの手によってブロムリーの娘が絶命する様を見つめる、弟の虚無的な表情。そして闘いが終わったときの、3人を照らし出す黄昏の神々しさ。単なるB級SFホラーだと思ってみたら、ストーリーの硬派さと映像の手堅さにおもわず唸る事間違い無しでしょう。ただ、下の方もおっしゃるように鏡に映らないとかいう設定は不要でしたね。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-03 23:20:01)(良:1票)
1.《ネタバレ》  全く期待しないで観に行きましたが予想に反して面白かったです。
 雰囲気的には『ブレイドの世界で吸血鬼が世界征服した後の物語(地球上で吸血鬼が栄え人類は血液採取用の家畜)』と言った感じを受けた、実際人類の扱いや日光を受けて消滅する時の演出等似てるものが多いですし。
 ただ主人公の性格はブレイドの様な『好戦的』ではなく『インテリ』であったり、行動目的が『吸血鬼への復讐』ではなく『人類(吸血鬼含め)を救う』であったり差別化はきっちりしてあります。
 尺的にも丁度良い長さで、盛り上げ方や話の繋ぎ方も十分及第点越え。ご都合主義的な展開も無くは無いが少ないし全然許容範囲でした。
 吸血鬼に対する『解決法』に関しても、『過度に摂取した場合は毒だが適量なら薬になる』や『灰から蘇ると言う意味も不死鳥伝説や某RPGの復活方法を考えればそこまで無理矢理感はしない』を踏まえて面白く、それを活かしたエンディングへの持っていき方も良く出来ていた。
 難点を言うのであれば、吸血鬼が一定の条件を満たすと怪物化してしまう設定が本編に余り絡まず『時間稼ぎ』的な使われ方しかされていなかったり、主役キャラ達に比べ脇役達に割いている尺が短く、それなのに重要な役割を担わせているせいか『いきなり話に割り込んできた』感が強かったりと、若干バランスの悪さを感じた。
 あと『吸血鬼は鏡に映らない』と言う演出はいらない。本編に全然関係ないし、あれのせいで無駄にファンタジー色が入ってしまっている。そこまでやるなら霧に変化できるようにもした方が良かった。
 粗が無いわけではないが、それ以上に話が良くまとまっている。『傑作』とまではいかないが十分『良作』の域。若干のグロ演出とお化け屋敷的ビックリが苦手で無い方であれば、暇な時に見に行けば十分満足できる内容。点数的には6.7ぐらいだが、監督2作目でこの出来なら大したものなので繰り上げて7点。
 評価に関係しなかったが、ヒロインの捕まる回数がめっちゃ多いのがちょっとおかしかった。
ムランさん [映画館(字幕)] 7点(2010-11-28 03:48:35)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
425.71%
5411.43%
6720.00%
71337.14%
8617.14%
912.86%
1025.71%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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