3.《ネタバレ》 サスペンスの心づもりをして観始めたのだが、どうもそうでもないらしい。
相手がテロ、しかもオサマということになると、けりなんかつけられるはずもない。
息子を愛する母親としてのミシェル・ウィリアムズの演技は素晴らしかった。
後悔を深くするために、冒頭のベッドシーンは敢えて過激にしたものと思われる。
それは理解できるのだけど、テレンスの件もあって色々あちこちバタバタして、フォーカスすべき部分にフォーカスし切れなかった感が強い。
ミシェルのせっかくの演技がちょっともったいないことになっちゃったかなあ。
しかしミシェル・ウィリアムズは不思議な女優だ。
子供っぽい表情とキリッとした表情のギャップが激しくて、きゅんきゅんしながら観てしまった。
ということで、彼女の体を張った演技に加点。