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指輪をはめたい

[ユビワヲハメタイ]
Looking for a True Fiancée
2011年上映時間:108分
平均点:5.67 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-11-19)
ドラマラブストーリーコメディ
新規登録(2011-12-06)【蛇蟇斎狐狸窟】さん
タイトル情報更新(2021-10-04)【イニシャルK】さん
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監督岩田ユキ
キャスト山田孝之(男優)片山輝彦
小西真奈美(女優)住友智恵
真木よう子(女優)潮崎めぐみ
池脇千鶴(女優)鈴木和歌子
二階堂ふみ(女優)エミ
佐藤貴広(男優)渋沢柿生
水森亜土(女優)医師 鴨川
前野朋哉(男優)巣鴨
千葉ペイトン(男優)
脚本岩田ユキ
音楽加羽沢美濃
製作キノフィルムズ
製作総指揮木下直哉
配給ギャガ
キノフィルムズ
美術井上心平
衣装伊藤佐智子
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3.《ネタバレ》 映画は次のシーンから始まる。指輪の落下(イメージ)、スケートのシルエット(イメージ)、主人公のセリフ「080…」。そして三人の美女との恋愛、さらにスケート場で四人目の女性とのやりとり(恋の相談)。

指輪は誰のため?
それが判ったとき修羅場が始まり、現実に戻る。いろんな解釈ができるが私の解釈は「主人公は三人の美女の誰とも付き合っていなかった」。修羅場も妄想、夢の中のできごと。

その根拠。
二度目の病院のシーンで医者(水森亜土ちゃん)は、「またあなた?」というセリフがなかったことでOPのつづきと考えるから上記の解釈。まっ、全てフィクションだし、どう解釈するかは客の自由だし。

で、ラストがハッピーエンド。
いろんな解釈ができるが、あれは(私には)ハッピーエンド。

ED曲は、監督の作詞による歌。
邦画によくある「チャラいJ-POP」と大違い。

良い映画だから9点差し上げる。
と思ったが、周辺事情を知るうちに腹が立ってきたから7点。
冒頭の病院は現実じゃないし、スケートリンクはクモの巣でつまり夢の中。そのあたりが説明不足で再見しないと判り難い。いや、すごく判りやすいんだが、映画館で映画を観るというのは「再見」しない前提だろう。つまりこの監督は、「ちょっとくらい判り難くてOK!」と考えている気がする。

「あたしが書いた脚本なの。判り難い脚本だから2回は観てね、通常の半額にするから」なら良いが、そうじゃないわけだ。よって点数を9点から7点に下げた。

【追記:2018年12月3日】
冒頭の医者のシーンは、医者と看護師がヒソヒソ話。つまりアレは現実じゃない。病院を脱走してタクシーに乗ってタクシー料金は不払いでスケート場に行くが、スケート場はクモの巣状態で顔のない清掃員がいて、楽しそうな少女が20人くらいいる……それも現実じゃない。どれが現実で、どれが妄想か。それが曖昧。いや、ハッキリしてる。それはそれで良いのだが、なんか違う気がする。悪い映画じゃないし好きな映画だが、なんだか文句を言いたくなった。
判り難い映画が嫌いなわけじゃない。
だが判り難いなら、最後に全体のまとめ的な「何か」があって欲しい。主人公の独白で説明とか。もちろん、それがない方が良い映画があるが、この映画は「難解な映画を作りたかったわけじゃないはず」だから、ラストに解説的な何かがある方が良いと考える。
ってそれはあくまで私見だが、映画の客は自由に評価して良いはずなので…9点から7点に落とす。この映画が嫌いになったわけじゃない。
激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 7点(2018-12-02 00:51:31)(良:1票)
2.いい女たちとバカな男の物語。
僕みたいなバカな男にとって、この物語はかなり切なくて、泣きそうになった。
というか、ちょっと泣いた。
最後に伝えたかった言葉がありがとうだったのはせめてもの救いでしょうか。
僕の場合はごめんなさいだから情けない。
それにしても、電話番号を変えずに居てくれたことや来てくれたことを思うと、まだ可能性はあるんじゃないかと僕みたいなバカな男は考えてしまうんだけど、女性の割り切り方はシビアなもんですね。
もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2013-03-30 21:54:15)
1.《ネタバレ》 一言でいうなら、『ドリーマー片山くんの修羅場天国』。もうね、片山くんが羨ましくて。「何のために絆創膏持ってんの?思いっきり転ぶためでしょ!」って、なんて素敵な言葉なんでしょ。何も無いより、辛くても、苦しくても、思い出はあった方がいいと思ってしまいました。美人で性格も素晴らしい、個性豊かな3人の乙女たち。寿司とカレーとラーメンなら、そりゃローテーションで食べられたら最高でしょう。浮気の魅力というか、“魔力”の一端を垣間見た気がします。もっともこれはファンタジー。本当の修羅場はこんなもので済むはずもなく、失恋で狂っていたとはいえ、何の落ち度もない3人の女性を傷つけた事実は消せません。(寝ている彼女の指に指輪をはめてみるって、そりゃ気づかれたらダメでしょうよ…)片山くんが再起不能にならなかったのは監督(女性でしたか!)の武士の情けといったところでしょうか。自身の心にケジメをつけた彼は、ゼロからスタート出来ますもの。妄想シーンは『嫌われ松子の一生』の方法論と同じ。痛い物語には幻想的なデコレーションが相応しい。いろいろと勉強になる映画でしたが、一番感銘を受けたのは別れの台詞でした。「あなたといてもツマラナイ」抽象的なのに的確かつ圧倒的な人格否定。コレを言われたら、ちょっと立ち直れないです。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-30 18:28:41)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
318.33%
418.33%
5433.33%
6216.67%
7325.00%
818.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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