20.《ネタバレ》 恐ろしい映画だったと思う。 自分はこの映画に登場する“彼ら”ではなく、“彼ら”に関わった人間でもないという無意識の立ち位置による屈折した「愉悦」を知らぬ間に敷き詰め、この映画に「娯楽」を感じている自分の意識に気付いたとき、この映画の「凶悪」というタイトルの真意を垣間見た気がし、ゾッとした。 描かれる事件と犯罪が「真実」であることを念頭において観ているわけだから、映し出される凄惨な描写に対して「痛み」や「悲しみ」を感じなければならないという“建前”を意識しているにも関わらず、ピエール瀧(=須藤)の爆発的な残虐性に何故か高揚し、リリー・フランキー(=先生)のおぞましいまでの狂気に引き込まれてしまう。 実在の被害者に対して後ろめたい気持ちを多分に感じつつも、描きつけられる「凶悪」が次に何を見せるのか、どこか期待をしてしまい、その都度「不謹慎」という言葉をぬぐい去ることに苦労した。 「あなた こんな狂った事件追っかけて 楽しかったんでしょう?」 終盤、主人公の妻のこの台詞により自分の中で見え隠れしていた感情が突如丸裸にされる。 見て見ぬ振りをしていた自分自身の深層心理がふいに明るみに放り出されたような気がして、主人公と同様に「やめろ!」と叫びたくなった。 「映画」である以上、いくらノンフィクションが原作だとはいえ、脚色されている部分は大いにあるだろう。 ピエール瀧が度々発する「ぶっこんじゃお」というあまりに印象的な台詞や、リリー・フランキーの脱帽するしかない「怪演」など、映画的な面白さが加味されている要素は多く、それはまさにこの作品が映画として優れている点でもあると思う。 俳優たちの表現はことごとく素晴らしい。一つ一つのシーンも綿密な計算と明確な意思をもって構築されており、見事だったと思う。 ただ敢えて苦言を呈するならば、もう少し「編集」の巧さがあれば、同様の深いテーマを孕んだまま、もっと“面白い”映画に仕上がっていたようにも思う。 もし同じ題材で、というかこの監督と俳優が撮った同じ映像素材を、世界的な映画巧者が編集したならば、例えばアカデミー賞をも席巻するような名実ともに質の高い映画になりそうな気さえする。 ま、そんなのは一映画ファンの身勝手な妄想であり、実際どうでもいいことだ。 こういう本当の意味で骨太な映画が、もっと沢山国内で製作されることを願いたい。 世の中に「善」はない。 「善になろうとする者」がいるだけだ。 . 【映画の奴隷】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-05-30 16:35:27) |
19.《ネタバレ》 いやはや、恐ろしい人間がいたもんだ・・・。 『実話をもとにしたフィクション・・・』のナレーションで始まる本作。 どれくらい実際の事件が反映されているのか気になるところ。まあ、フィクションって自分から言っているくらいだし、ほとんどフィクションなんだろーなーって思っていたのですが・・・。 ほぼ全部ノンフィクションやんけ~。まじっすか~。名前と顔が違うだけ。あとは記者の家族エピソード、これがおそらくフィクションなんじゃないかなぁ・・・。 それにしてもこの映画、時系列の使い方が上手です。回想シーンがずっと続いていたところに、突如リリー・フランキーを撮る山田孝之が映し出される。この辺りうまいなぁ。実に自然に過去から現在へと戻ってきます。 さて、他の方も言及されているように、私もこの藤井記者がどーにも好きになれません。いくらなんでも妻をないがしろにしすぎ。そっちが気になってしまって、序盤と終盤は藤井家のごたごたが邪魔で仕方なかった。真相を暴く記者の姿だけ映してくれたらよかったのに。それに山田孝之は声を張り上げる演技があまり上手じゃない。感情を押し殺した演技はうまいんですけどね。 でも終盤、法廷で『生きる喜びなんか知るな』って須藤にキレるシーンは良かったです。ただあんたにそんなこと言う資格はないけどね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-05-09 15:12:59) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 まさにタイトル通りの極悪ぶり。 観てて気分が悪くなるってことは、監督と役者の演技が素晴らしいってことなんだろう。 ピエール瀧もリリーさんも素晴らしいけど、本業は役者じゃない二人にあれだけの演技されると、本職は困っちゃうんじゃないかな。 でも緒形拳の凄みにはまだまだ遠いかな。 そして記者役の山田君が事件にのめり込んでいくさまが、ゾディアックのジェイク・ギレンホールみたいだなあ。 なんてことが気になりつつ鑑賞。 |
17.凶悪の意味を様々な視点から感じた メッセージを自分なりに捉えた。 後味は抜群に悪いが、見応えのある作品 【バッジョ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2019-03-24 22:27:20) |
16.《ネタバレ》 この事件の陰の被害者Y子(洋子 池脇千鶴)をうちで引き取ってあげたく思うの。気の毒で仕方がないんですよね うちにおいでよ うちには姑いないから 本嫁が別にいるけど そこは大丈夫、ちゃんと2~3日かけて ちゃんと説得しとくから 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-10-09 23:50:14) |
15.ピエール兄さんに惚れ直してしまった。本職のやくざにしか見えない!! 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-01-04 00:21:58) |
14.《ネタバレ》 メイン三人のキャスティングはよかった。特にリリーさんの演技は凄かった。 仰天ニュースの豪華版みたいです。見応えがありました。 ジャーナリストの家庭のエピソードは不要。淡々と取材するだけのほうがテンポがよかったと思います。 バイオレンス耐性のないかたにはおすすめしません。胸が痛くなるシーンが多いです。 あと、池脇さんの泣き演技全然ダメです。正直 萎えました。 【まっか】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-12-10 23:38:29) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 悪い奴らはあんなものでしょう。凡人とは違う倫理観は見どころでした。でも本作のテーマは主人公の心情の推移だと思いました。 事件への食い付きから真相に対する探究心は真にジャーナリストらしい。でも、その熱意が中盤以降は危ういものに映ります。分かりやすく台詞になっていました。「このままでは、奴は無期懲役にしかならない」。つまり死刑を望んでいる訳です。ジャーナリストが「殺意」を持って報道に携わる。その是非を問う、すごく真面目な作品だったと思います。 プレーンな視点で事実を伝えるのが正しい報道の在り方なのでしょう。でも、そこに刺激が伴わなければ受容側の興味を惹けません。実際の報道にも何らかの方向性が付与されています。本作は極端な例ですが、偏った報道があって初めて生まれる反対意見もある訳で、そのせめぎ合いもジャーナリズムには必要だと思います。本作が見せた主人公の行き過ぎは、ジャーナリストの負の側面を見せたことに意義がありました。 ジャーナリズムの質を問う内容に家庭問題まで絡めたのは蛇足だったかも、ですね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-09-25 14:24:52) (良:1票) |
12.すべての人間の本性は凶悪なのだと主張するかのような映画。ピエール瀧やリリーフランキーの演技力に実話ベースということもあり、残酷シーンのオンパレードで凄い迫力がありました。こんな映画を面白いというと自分も凶悪なのではないかと疑ってしまうが、画面に引き付けられ最後まで一気に観れた。悪いやつはみんな死刑になればいい、そう思うことは悪いことなのだろうか。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-14 17:02:30) |
11.《ネタバレ》 「善人しか出てこない」と批評された評判の映画があったけれども、こちらは悪人しか出てこない。それでこの映画は後味が悪いのだ。主人公の記者にしたところで、正義感にあふれているように見えながら、私生活では認知症の母を一手に妻に押し付けているような悪人なのだった。そんな悪人だらけの映画だが、しかし役者リリー・フランキーの悪人ぶりは、皆さんの認めるとおりピカイチで、恐れいった。 【goro】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-11-26 13:39:11) |
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10.《ネタバレ》 世の中には自分の罪を棚に上げて他人の罪を弾劾する人間が多すぎる、それは凶悪なピエールさんであり、あの偽善者の記者であり、そして私たち観客なのです。先生が記者に対し、俺をもっとも殺したがっているのはお前だ、と指摘するシーンは、お前=観客を暗示させているのだと思います。なぜ人は、人を裁きたがるのか?という視点から映画を解説します。凶悪なピエールさんと、凶悪な先生の罪よりも、むしろ偽善者の記者の罪が目に付く。母親を見捨てないというパフォーマンスをすることにより、悪人になりたくないと思っている記者の偽善、その偽善のせいで犠牲になる妻。決して自分の手を汚さないヤツだ。そう思わせておいて、しかし、じつは君たち観客も同じだろ?という問いかけがある。我々人間は、自分の罪には鈍感なくせに、他人の罪には敏感である。これこそあの先生が、記者に指摘した人間の本質なのです。キリスト教徒は神を愛する時間よりも、悪魔を憎む時間のほうが長い。同様に偽善を抱える記者は、汚れなき自分を愛し、汚れきった人間を憎む。ヤクザですら、俺は人殺しだが、じつは寅さんのように情にもろいタイプだよな~なんて善人きどりでほざいてやがる。アーメン。偽善者の記者が、偽善者の先生を裁こうとし、そんな光景をみて、偽善者の君たち観客が登場人物を断罪する。罪の自覚が無い人間に「赦し」の感情は芽生えません。だから嫌いな映画には、精一杯ブッコミをいれてください。自分のことを公平な人間だと思わないでください。常に自分は欠点のあるレビューワーだと自覚してください。そうすれば愚かなレビューを憎む感情は和らぐのです。やさしくなれるのです。この映画で監督が言いたいことは己の罪に対する自覚なのです。 【花守湖】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-08 22:10:16) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 濃厚で見応えありました。 最後までの釘付け感がハンパなかった。 最初は極悪非道な須藤(ピエール瀧)と先生(リリー・フランキー)2人の悪行にどぎまぎし怖かったが、徐々に家庭を顧みず取り憑かれたように取材にのめり込む藤井(山田孝之)も怖かった。 人間の怖さが良く描かれている。 まともだと思った藤井の妻(池脇千鶴)も介護疲れで義母に暴力を振るうようになってしまっていたし・・・ 被害者の多くが老人なのを考えると、義母を疎ましく思うようになった記者の妻でさえ、状況は違えど一歩間違えれば善からぬ事が起こり得ると・・・ 実話を基にしたフィクションらしいが、編集室の藤井の女上司がとびきりの美人じゃないところが妙に一番リアリティがあった(女優さん、ゴメンナサイ)。 ラスト、先生に指差された場面(劇中では静かに指差されたが)・・・ 私を死刑にしたいのは、どこのどいつだぁ~い? お前だよっ!!って感じでドキッとした。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-07-21 13:02:49) |
【黒ネコ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-06-15 19:20:43) |
7.面白いですが、実話をもとにしたフィクションとしての衝撃度は『冷たい熱帯魚』の方が上です。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-05-26 11:40:01) |
6.《ネタバレ》 とにかく疲れる 冗談まじり遊び口調で凄まじい殺人を繰り返す ほぼ実話らしいがピエール瀧とリリー・フランキーの芝居が凄まじくてこんな奴いねえよみたいな、殺人鬼二人のキャラは場合によってはリアリティを欠いているようにも見えた 主人公の須藤は殺人鬼ってこんな奴だろうなというリアル感があるが、リリー扮する木村は絵に描いた様な真性サディストでちょっと盛りすぎ 新潮の記者が自分の生活に目を向けず事件に没入していく様子がむしろ凄まじくて、原作者をここまで自虐的に描いた映画は初めて見た その部分はフィクションなのだろうか 事件が実話に基づいているので実在の記者がいるはずだ 劇中、記者の妻がこの殺人事件の顛末を書いた記事が、読んでいて楽しかったと記者に訴える場面もあったりして、エンディングは取材記者の一方的な正義を皮肉ったラストで、むしろこの記事を扇情的に描いた新潮側の自虐的エンディングに思えた 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-05-21 13:14:24) |
5.《ネタバレ》 約5年4か月ぶり2度目観賞。始まりは死刑囚による告発。次々と「ブッ込む」、残虐な数多の殺人事件の真相を若きジャーナリストが追いかけます。凶悪な「センセー」をリリー・フランキーが怪演、うさんくささ炸裂。目的はカネと復讐、とにかくグロくてエグくてエロい。とても実話に基づいているとは思えないほどにおぞましいです。モデルは「尼のスミダ」か…。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-04-27 02:11:10) |
4.《ネタバレ》 週刊誌の記者でなくても、人であるならば、好奇心というか興味本位というか、他人の不幸をやじうま感覚で知りたがる。これは仕方ないことだ。山田の妻(俺たちの池脇)は、家庭を全く省みない山田に対し「あなた、楽しかったんでしょ?こんな狂った事件を追いかけるのが。こんな風に殺される人がいるんだー、こんなに悪い奴がいるんだーって。」のように図星をつく。このせりふは我々への断罪であるのだろうが、池脇の口からこれが出ると、山田の犯した悪の性質の方向が変わる。 池脇は介護にくったくたになり、いつからか手を上げるようにもなっていて、なのに仕事ばかりで介護の手伝いをしない山田に、さきほどのせりふと離婚届を突き出している。だから、池脇はあの最後通牒の時、先ほどのせりふよりも、この目の前の家庭を何ともしようとしていない山田を断罪する方が役として嵌る。 どう修正すればいいのかわからないが、もうひとひねりすることで、「凶悪な本性は、誰の中にも眠っているんだよ、それを自覚しろ」という主題が成功しただろう。そうすれば名作だった。 介護施設のあの職員(なんと、リリーフランキーたちに金になりそうな老人を斡旋していたのだ)が、警察を見て「やべえ」って逃げ出して、トラックにはねられてしまう(結果真実は闇の中)というのはよろしくない。例えばビルの屋上から身を投げたり、もう少し走れば陸橋から死ねる高さで飛び降りれただろうから、脚本段階でこっちにすべきだった。あれだとトラックの運転手がかわいそうだ。 【no_the_war】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-04-06 23:13:57) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 実際の保険金殺人事件のルポを題材とした映画。何よりその題材の料理の仕方に唸らされました。テーマ自体はコーエン兄弟の『ノー・カントリー』に近いと思います。怪物の様な殺人鬼を善人である主人公が追っていく内に、人間の暗黒面に迫っていく。『ノー・カントリー』の方は原題の通り事件を追っていた老保安官が「こんな国は老人の住める国じゃねえ」と呆然として終わりますが、本作は主人公を通して観客に問いを投げかけてくる。主人公の妻が最後に呟く「あなたも愉しかったんでしょう?」という台詞だ。ワイドショーではコメンテーターが事件について意見を並べ立て、ネットで全くの第三者が事件を勝手に糾弾していることなど山程ある。そんな資格が君(観客)にあるのか?と作り手が質問を投げかけているように思えました。 そんな感覚を観客に抱かせるには事件を如何にもエグく興味が惹かれるものに見せなくてはなりません。それに寄与しているのが、多くの方も述べているピエール瀧とリリー・フランキーの怪演でしょう。二人共目に狂気が宿っていて素晴らしい。 しかしどうにも特に先生のキャラクター造形が、『冷たい熱帯魚』のでんでん演じる村田に近いと思ってしまいました。と言うか事態が急変するとカメラが登場人物の背中をダイナミックに追っていったり、殺人シーンではカメラが縦横無尽にパンすることで場面に異様が感じられたりと、かなり園子温のタッチに近いと思いました。……が、これはエグい話を見ると直ぐにポスト園子温と思ってしまう私の悪癖でもあるのかも知れません。 それから最も残念だったのが、主人公がとにかく私の嫌いなタイプの人間だったこと。勿論、あのラストに向かうのであれば仕方が無いのかも知れませんが、「おまえ夫としてどうなん?」と何度も思ってしまった。あれだけの奥さんの懇願に対して「疲れてるから……」で蔑ろにするとか酷すぎる。私はここで主人公に余り感情移入できなくなってしまい、ラストにリリー・フランキーが突き出す人差し指の先に自分はいないと思ってしまいました。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-23 14:46:28) (良:3票) |
2.《ネタバレ》 知っている俳優も少なく、低予算らしい作りの映画で、大して期待しないで見に行ったところ、意外に見応えがありました。ピエール瀧/リリー・フランキーという本職の俳優でない二人が、見事に悪人を演じきっており(特にリリーの方は、上映前の『そして父になる』の予告でのいい人と好対照で面白かった)、暴力がエスカレートしていく様をうまく表現していました。実在の事件を元にしているものの、あまりの残虐性にかえってリアリティのない話でしたが、記者の取材から実際の事件を浮かび上がらせる倒叙法は、それなりに説得力を持たせる構成でした。しかしある意味で、二人の殺人鬼を差し置き、この物語で最も凶悪に描かれたのは「ジャーナリストによる暴力」でしょう。山田孝之演ずる記者は、「人を殺した人間が、脳天気に生を愉しむのは許せない」という青臭い正義感のためだけに、認知症の母も妻に押しつけ、ペンの力を大義名分に、殺人犯や頭脳犯を追い詰め、目前で参考人をも死に追いやってしまう。物理的な暴力こそ用いないものの、ジャーナリストはそうした力を持ってしまっている。その意味で、冒頭の被害者の父によるメディアスクラムへの不満も、伏線になっていました。余談ですが山田・池脇の夫婦役は、一昨年の『指輪をはめたい』を少し思い出しました。 【蛇蟇斎狐狸窟】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-09-30 08:24:25) |
1.まさしく、事実は小説よりも奇なり と言う映画ですね。こんな悪いやつらがいるのか?と思えるほどの悪人をピエール瀧とリリーフフランキーが見事に演じています。後味も良くないし、お勧めもしませんが映画としてはとても良くできていたように思います。 【東京ロッキー】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-09-28 16:52:36) |