1.このドキュメンタリー映画は同情を誘う為の映画ではない。
これについてはワン・ビン監督へのインタビューでも明らかだ。
長女が逞しく、慎ましやかに生きている姿が感動を呼ぶのです。
だけど、長女がずっと咳をしているのが気にかかった。
これだけは見ていて辛かった。
悪い肺病とかでなければ良いが・・・
貧しいからイコール不幸だと思わない。
スマホとにらめっこで物質的に満たされていても不幸な人間は腐るほどいる。
「豊かさと幸福度」の関連性について、どう捉えているかによって、鑑賞後の印象を左右するかもしれない。
私は少なくとも、この三姉妹を不幸だと決めつけたくはない。