2.《ネタバレ》 エヴリーン、なんていいひとなんだ~。
なぜあなたがそんな自己犠牲を~。
まあ、でも自分のせいで娘を失って、死に場所を求めていたのかな・・・。
それにしても、こんな気味の悪い人形を嬉しそうにもらう妻。
ラストでは、おばあさんが『こ~ゆ~人形を探していたのよ~』って、いやいやまじですかい。
それともみんなの目に魅力的に見えるように、悪魔が呪いでもかけとんかいな。
どうも人形のビジュアルを怖さ優先にした結果、みんなが人形をやたらと気に入るのがどうにも不自然に見えてしまいます。
さて、ホラーを見慣れている人にとっては物足りないであろう本作。
一方、ホラーを見慣れていても、超びびりな私は十分に怖がらせてもらいましたよ。ふふ・・・。
そんな私でも全然怖くなかったシーンがあります。アナベル人形が宙に浮いちゃうとこ。なんか昔のドリフを思い出しちゃって、そこだけは怖いどころかちょっと笑っちゃいました。
ミシン、レコード、イスなど、音を使った恐怖演出はなかなか良かったです。
いきなり大きな音を出して見ている人を驚かせ、それを『怖さ』と錯覚させるようなクソみたいな脚本が多いなか、こーゆー知的な音の使い方は◎。