1.《ネタバレ》 言ってみれば子供映画だけど、こういうひと夏の冒険物語的映画は大好きです。主人公の女の子が可愛すぎないのも良いね。物語舞台が穏やかな海沿いの町で、その夏の風景も明るくていい感じ。
さすがに、お宝の発見時のからくりなど無理のある感も否めないし、戦国時代から色褪せない赤色の印など、ツッコミどころはあるが、まあそこはファンタジー。
最後に見つけたお宝が金銭的価値が無かったけど、少年たちのキモチが町の人や船会社の気持ちを動かすというのは、大筋では感動的なのだけれど、ちょっとキレイ事すぎるキライもある。一見地味なお宝を観光の目玉にして町再起、という感じでも良かったのでは。うん、頑張った少年たちにはご褒美が無いとね。