18.《ネタバレ》 良かったです。 最後の中村とおるの動機がちょっと弱かったですが、最初の展開は上手だな。と思いました。 病院での藤原竜也の耳打ちなどは真逆だと思っていました。 【東京ロッキー】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-11-04 21:30:48) |
17.《ネタバレ》 率直に、どういう話だろうという興味で見始めました。あらすじもざっと読み飛ばした程度でとにかく鑑賞し始めました。ちょうど時効制度が効力を持つギリギリのタイミングで殺人を行なった犯人が、時効になった途端世間に堂々と顔を出し挙げ句、「私が犯人です」と公表する。さらにその事件を扱った手記まで出版し、なんなら彼の整った顔立ちも手伝ってある種特殊な有名人として扱われるようになるという。 まあこれはいわば創作の話なので、実際このようなことがあったときに世間がどんな反応をするかはわかりませんが、私は曾根崎がなぜかヒーローのように崇められたりソネ様などと人気が出ることに違和感を覚えます。ただの時効を迎えた殺人犯になんで人気が出るのだろう。話題性があれば、それが自分で5人も残虐な方法で人を殺したと言ってるような奴でもなんでも人々は受け入れるのだろうか。人々なんてそんな無節操なもんだよ、と言われているようでなんだか少しイライラした。 似たような話で、最近安倍元総理を撃ち殺したとして捕まっている山口容疑者なる人物がいますが、彼に対しても一部では同情票があったりなんならカッコいいといった意見があったりするようだ。彼はある種、特定の宗教やそれに関わる政治家への世間の不満を代弁したような形になって、世間からそこまで悪くは言われない。今のところ、「山口狂ってる」とか「彼を早く死刑にしろ」などという声や聞こえてこない。起きた事件の割にはけっこう世間は冷静に彼を見ているように思えた。それが正しいかどうかは知らないが。 もし自分がこのような殺人の犯罪被害者であったらどうするだろう。最愛の人を目の前でこのように殺されて。たぶん私は司法には委ねない。ラストのピアスのような行動に出るかもしれない。東野圭吾氏作『さまよう刃』でも同じことを思った。やはり感情として、そのようなことをしでかした犯人が一般人のように、いや一般人どころか侵した罪のおかげで有名になってチヤホヤされるような状況で、しれっと能書きを垂れたりするのを目の当たりにすると、殺意が湧きますよね。ピアスや、夏帆さん演じる遺族の少女の気持ちがよくわかった。 法に裁かれるべきだ、というのはよく聞かれる言葉だし真っ当だ。しかし、近年になってその法の存在自体が揺らいでいるように思える。それを作り運用する人々の信用が失われてきているせいだろう。自分に都合のよいように法律を解釈したり変えたり作ったり。この映画の主題とは違うかもですが、そろそろそんな時代に限界がきているのでは、と想いを馳せた作品となりました。興味深く拝見できました。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-08-09 01:36:19) |
16.藤原竜也の食ってかかった様な態度がハマってて良かったと思います。最後のどんでん返しもよく出来てました。しかし締めるところは少しグロいですね。。 【SUPISUTA】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-10-03 18:16:02) |
15.《ネタバレ》 『相棒』だったら、恨みから殺人を犯そうとしている人を止めるために「殺人犯と同じ罪を犯して被害者がうかばれますか!」と右京が絶叫しながら説教するところだけど、この作品では、自分の行為の醜さに自然に気づいて、おのずと仇の体から手を放す。ナレーションも、誰のセリフも入らず、それらしきBGMも使わない。映画ならではの演出と俳優の好演で、観る者にそれと悟らせる。文章だけの小説ではこうはいかない。このシーン一つだけとっても、本作を観てよかったと思う。 【tony】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-20 16:23:10) |
14.真犯人についてのどんでん返しも殺人事件の時効についての大逆転も意表を突かれました。素直に面白いと言えます。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-10-15 13:06:33) |
13.謎解き苦手な私でもフツウに楽しめました。 藤原竜也さんさすがの迫力。 犯人の狂気がおとなしめで、ちょっと残念。 【たんぽぽ】さん [地上波(邦画)] 7点(2018-06-20 09:54:12) |
12.《ネタバレ》 ツッコミどころはいくつかあったものの 楽しめた映画でした。 冒頭のセブンぽい映像とか 起承転結の結ぽい導入とか結構入りはいい感じだと思いました。 しかし22年前に連続殺人犯に藤原君は 年があってないんじゃない?って思ったら ちょっと意外な展開でした(被害者の一人ぐらいだと予想していたので) ただ微妙なのが真犯人の動機が。 あの手の動機は好きじゃないんですよねぇ。 あと、仙堂キャスターは藤原君の正体知らないはずなのに 何故万年筆を渡そうとしたのかが今ひとつ わかってないです。 とはいえ最後らへんの藤原君の演技とか良いなぁって感じでしたし 正体が明らかになるまでの展開とか良かったのですよ。 そこからの演出はちょっとくどいかなぁ。(放送禁止シリーズぽいですが) ってことで7点で。 |
11.《ネタバレ》 作りこまれたストーリーで最後まで飽きずに見ることができました。 真犯人は途中まだ全く分からず、意外な人物だったので高評価。SNSなど現代の社会情勢も活用していて良い。 本格派サスペンスを求めている方にはお勧めの一本。 【バッジョ】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-06-08 19:53:16) |
10.《ネタバレ》 連続殺人犯とゆーよりは、牧村の妹をめぐる謎解きにシフト。 でも、まぁ真相はある程度の驚きがありました。 以下、おもいっきりネタバレなので、お気をつけて。 藤原名乗る→周りざわつく→中村取り上げる→偽物真犯人釣り上げる→伊藤と藤原仕掛人だった→藤原気づく→中村真犯人 と、まぁムリがあるはずなんだけど、感じさせないのは真犯人を捕まえてほしいと願う気持ちからか。 藤原竜也さんの功績は大きい。 伊藤英明さんも、ね。 時効を超えて真犯人にたどり着いた被害者遺族たちに敬意を表します。 映画とはいえ。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-30 22:11:09) |
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9.入江監督のことはよく知らないけど、恐らく割り切ってエンタメに振れたのだろう。細部は気にしないでください、と言っているかのような作りだが、狙い通り興行的には成功したので報われた気分だろう。オリジナルで不評だったところは受け継がない。リメイク版独自の展開も用意する。といったところで満足感はそれなりにある。本家を6点にしたので、こちらは7点で。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-17 00:12:52) |
8.《ネタバレ》 最後の最後まで、結末が読めそうで読めない展開が続いて面白い。少年H?殺人犯の手記というのは往々にして世の中を騒がせるものだと思うけど、それを極端に誇張して、面白く味付けしたのがこの映画だと思う。どうでも良いけど、藤原竜也さんは格好良いけどなんかちょっと変わってる印象が、、、。なんでだ? 【lalala】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-02-06 08:43:26) |
7.《ネタバレ》 普通に楽しめました。何人も殺害した人がイケメンだったからって、 一般人があんなに持ち上げたりサイン会行ったりするかな?とはちょっと思いましたが、 若干のご都合的な部分に目をつぶればすごく良くできたシナリオです。 中盤で、実は殺人犯は〇〇で、本を書いたのは〇〇というどんでんがあるのですが、 素直に騙されました。刑事の言葉に「え!?」ってなっちゃった。 そこからは真犯人も容易に想像つきました。 一つだけ疑問なのは、エンドロール中に真犯人が刺されるという展開があるんですが、あれは必要だったんだろうか? 結局殺されるオチなのなら、時効がどうとか法で裁くとかいうあの葛藤も無意味になってしまうような気がします。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-02-03 23:48:24) |
6.《ネタバレ》 面白い!入江監督はSRシリーズでファンになりました! ただ夜の描写がみづらいのと、女性をあまり動かさないんですよね。 話の二転三転ぶりは見応えありました! 画面から集中力切らさない演出もすごいと思います。 楽しみな監督の一人です! 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-01-20 22:18:34) |
5.面白かった。力作だと思います。藤原竜也だと22年前の年齢が。とか、ありますが、伊藤英明含め、主人公2人は、オッサン俳優使ったほうが、もっと良かった。興行だから仕方がないとはいえ、とりあえず、藤原竜也、小栗旬出しときゃいいだろ的、日本映画はどうなんでしょうかね。 【山猫】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-12-02 16:41:56) |
4.最後にそう来ますか。韓国バージョンも見てみたいですね。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-07-06 11:51:58) |
3.《ネタバレ》 ミステリーとして見ると展開が容易に読める(もちろん全てではないが)のが難点だが、エンタテイメントとして見ると無駄なシーンが全くなく一気に最後まで見せるのが大変良い。ところどころ非現実的と思えるシーンもあるが、それもエンタテイメントとして割り切れば特段の支障はないです。力作。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-06-17 15:29:34) |
2.《ネタバレ》 こんなに熱中できる映画だとは思わなかった。 1995年の事件を蘇らせる撮影の質感がとりわけ良く、犯人の自己顕示欲とうまくリンクさせていたので盛り上がる。全体像が見えてくるまで推理が容易くないのも良い。 欲を言えば、終盤に現実味の欠ける描写が数点あるゆえ気になったのがキズ。 【カジノ愛】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-06-11 22:25:26) |
1.《ネタバレ》 「藤原竜也は17年前に中学生を演じてた訳で、22年前っていったら小学生が殺人犯だったって事かいな?」なんて思いつつ映画に臨みました。 こちらが見る前から当然予測していた展開の、更に上を行く展開はなかなか良かったと思います。そう来たか!みたいな。ちょっと力技というか強引ではあるのですが、そこら辺は韓国映画が元ネタゆえに納得、みたいな。 「残虐な殺人犯があんなに簡単に人気者になるもんかいなぁ」とか、警察やマスコミの描写とか、危なっかしい感じだけれども、役者の存在感でギリギリでハリボテ化するのは防げていたと思います。こういう映画ってネットの反応だのインタビュー画面だのを映すと途端に嘘っぽくなるんですが、一方向に強引に流れを持ってゆかない事、そこを描き過ぎない事でなんとかバランスを保てていたんじゃないかと。 マスコミのあり様、正義、使命、そんなモンをあの読売新聞な、あの読売グループな、あの日本テレビ製作で語る資格があるんかいな、とツッコミ入れたくなりましたが、物語的にそれもなんか怪しくなって「ああ、自己批判か、自省か、ちゅーかそういうとこまでチェック入れずに製作任せちゃったか(笑)」みたいな。 ただ、殺人描写が直接的で、その陰惨なイメージが作品全体を支配していて(その点も韓国映画的)、重く暗い映画として頭にこびりついた感じです。入場時に渡された作品に対するアンケートには評価自体は「まあまあ良かった」にしたものの、ソフト化された際には購入したくない、もう一度見たくはない、って。謎が判った上でもう一度見れば色々と発見もあるとは思うのですけどねぇ。でも、うーん。 で、藤原竜也小学生殺人犯?の謎(つまりビジュアル的に無理ないか?)は解決したのか?っていうと、それは見れば一応判る感じ、みたいな? 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-06-11 20:52:28) |