1.《ネタバレ》 こういった内容の映画は定期的に出てきていると思う。そんな中で本作は秀作といっていいんじゃないかと。
とにかく人物の感情とか想いの描き方が繊細で素晴らしい。いや、久しぶりに良い人間ドラマを観ました。
はっきり言って冒頭からイザベルはあんまり好きなじゃなかった。
漂着した赤ん坊には確実に母親と家族がいるはずで、二度も流産したイザベルなら赤ん坊の母親の心情を
いちばん理解できるはずだと思うんだけどね。
孤島で灯台守になったトムとの二人っきりの生活と流産を経験したことが影響しているのでしょうね。
全ての罪をかぶり投獄されてしまった夫のトムからの手紙すら読もうとせず、自分の悲しみだけって・・・
ギリギリのとこで間に合ったわけですけどなんか腹立つやら歯がゆいやら。
ラストでトムがひとり静かに庭の椅子に座ってる横顔で泣けた。
「ブルーバレンタイン」が録画してあるから、今度観てみよう。