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アップグレード

[アップグレード]
Upgrade
2018年上映時間:95分
平均点:6.95 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-10-11)
アクションSF
新規登録(2020-05-19)【なたね】さん
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監督リー・ワネル
キャストローガン・マーシャル=グリーン(男優)グレイ・トレイス
ハリソン・ギルバートソン(男優)エロン・キーン
脚本リー・ワネル
製作ジェイソン・ブラム〔製作〕
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7.《ネタバレ》 よく考えたらツッコミどころに事欠きませんが、才人リー・ワネル手にかかるとそんなことは気にならず観る者をグイグイ引き込むお話しになっちゃうんだからさすがです。言ってみれば人間とAIのバディムービーみたいな要素が濃厚なんですね、その主人公がジェラルド・バトラーみたいな髭面の一見マッチョ・キャラですが、意外と真面目な常識人で敵を殺すと激しく動揺するのは捻った設定です。妻を殺されたことに対する割と単純な復讐劇思いきや、ラストは予想を超えるダークな展開、イイ脚本じゃないですか。あの一瞬夢オチかと思わせるバッド・エンドは、『エンジェル・ウォーズ』を思い出してしまいました。そしてまるで『オーメン』を彷彿させるようなラストでもあり、これからは悪魔に代わってAIがオカルト・ホラーの悪役になってくるような予感がします。 考えると、ここ10年は豪州出身の映画人が絡むSFやホラーの秀作が目立ちますね。これからは韓流じゃなくてオージー流なのかもしれません。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-04 22:35:31)(良:1票)
6.AIが最善を導き出して人にアドバイスするのはすでに始まっていることだが、それがさらに進化し、体の動きまでコントロール可能になったら? そんな近未来を舞台にしたSFアクション。よくよく考えるとツッコミどころもあるんだけど、観てる間はそこを感じさせなかった。スピード感や緊張感が程よく見応えある映画になっている。オチも秀逸で満足だけど少々グロいのと、くしゃみで人を殺す技術に若干白けてしまったのを思い出して7点ということに。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-26 23:00:19)
5.技術の進歩した近未来。
愛する妻を殺され、自分も全身不随となった主人公。
最先端のIC(AI)を体に埋め込み、体が動かせるように。

ICの力で人間以上の能力を得た「アップグレード」
人間を超えた動きの表現とかがとても良かった。
役に立たない警察に痺れを切らし、
自ら復讐と犯人探しに動き始めるのだが…。

黒幕はだいたい予想がついたけれど、
それをさらに超えてきたのがすばらしかった。
意外性というか、どんでん返しというか。
そういう意味で映画的に面白かったです。

ところどころ、微妙にグロいのだけは苦手だった。
愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-12 22:49:06)
4.《ネタバレ》 科学技術が高度に発達した近未来。アンティークな車を専門に扱う整備士グレイは、キャリアウーマンの美しい妻とともに充実した日々を送っていた。そんな彼をある日、悲劇が襲う。謎の暴漢に襲撃され、愛する妻を無残にも殺されたばかりか、グレイ本人も一生車椅子を手離せない後遺症を負わされてしまったのだ。突然のことに自暴自棄になるグレイ。そんな彼を救ってくれたのは、旧友でハイテク技術を専門に扱う大企業のオーナー、エロンだった。エロンは、彼に驚くべき朗報を告げる。「社で開発したばかりの最先端AIチップである、この〝ステム〟を使えば、君は再び歩けるようになるだろう」。半信半疑でグレイは、チップを自らの体内に埋め込む手術を受けることに。無事に成功し、自分の足で歩けるようになったグレイだったが、しばらくすると今度は謎の声が脳内に直接聞こえてくるのだった。どうやらこのステムは自らの意思を持ち、彼の承認があれば、グレイの身体を自由にアップグレードすることが出来るらしい。ステムの力で驚異的な身体能力を手に入れたグレイは、妻を殺した犯人を求めて危険な夜の街へと繰り出してゆく……。アイデア一発勝負の明らかにB級なそんな本作、これがキレのいい演出とそこそこよく出来た脚本の力で最後まで楽しんで観ることが出来ました。とにかくこのダークでグロテスクな世界観が素晴らしい。一向に晴れ間が見えない陰鬱な街の情景、体内に直接武器を埋め込んでいる犯罪者集団、荒廃した雑居ビルのそこかしこでは現実から逃れ仮想世界で生きることを選んだ世捨て人たち…。いやー、見事なまでに退廃的で大変グッド。肝心のアップグレードされた主人公もその徐々に強くなっていく描写が丁寧で、荒唐無稽ながらなかなか楽しい。ステムに操られた主人公がカクカク動きながら敵を倒してゆくとこは、映像的にもけっこう斬新だったんじゃないでしょうか。後半、開発者や犯罪集団の追跡を逃れ、ハッカーの元へと駆け付けようとするシーンは緊迫感抜群!まあ設定に突っ込みどころ満載なのはご愛敬ですけど(笑)。さすがに未来社会とはいえ、事件を捜査するのが黒人の女性刑事一人だけと言うのはおかしいんじゃないですかね。ラストは捻りが効いていて良かった。だって客観的に見れば主人公はバットエンドですが、本人は幸せな夢の世界で生きていけるんですから。うん、なかなか面白かった!7点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-24 02:48:02)(良:1票)
3.《ネタバレ》 SFアクションの佳作。アクション面は少し『寄生獣』の様な質感と言うか、人間離れしたスマートな格闘が中々に優れたSF感を醸しており(少し『マトリックス』ぽいけどそれより更にAI的、とでも言うか)、かつ切れ味も上々でかなり面白い。

SF的ストーリー面でも、意外さを狙ったラストは個人的にはそこそこ意表を突いてもらえた感じで面白かった。ただ確かに、ステムがエロンを支配しているという状況の不自然さや、ラストのあんな差し迫った場面でグレイの支配を完全に奪えるなら回り諄いことせずに最初から人格奪っちゃえばいいジャン!とか、ツッコもうと思えば盛大にツッコめるとも言える。そもそも、もう少し尺を取ってキチンとつくり込んだ方がSFとしてはクオリティを改善できた様にも思う。

ただ本作は、そこら辺の整合性をある点で犠牲にしてもスピード感と勢いで乗り切ってしまおう、という映画に思える。そしてその意味では、その「狙い」は十分に成功していると感じる。結果的にサックリ観れるし、観て損することも決して無いかと。普通にオススメ。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-06 23:14:08)
2.《ネタバレ》 なんかひさびさ観たものなー、の近未来SFもの。映画内の設定はかなり実現しそうなものが多くてそこまで違和感はないし、人工知能チップ?のステムもなかなか興味深いもの。まぁちょっと突っ込みどころは多いような気はするけど(格闘技的な体術のデータもあるのねw)面白かったです。一周回ってそこなのね的エンディングもヒネリがきいてマシタデスハイ
Kanameさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-01 06:49:46)
1.《ネタバレ》 テンポが良く
構成はとてもおもしろい

設定は少し無理がある
ボスはステムでエロンは言いなりに成らざるを得ないという描写が足りていない
結局、フィスクがどういった手術を受けた者なのかがよくわからない(ステムの前身?ナノマシンとは?)
悪い奴らはみんな体内に武器を仕込んでる怖い世界
ステムのシャットダウン(車を一瞬で乗っ取ったり出来るステムに言いなりであったエロンが遠隔操作出来る構造)
ステムのシャットダウン・再起動時の主人公の動き(0(動かない)か1(動く) でしょう)
最初の事故の時に覆面まで外してドローンが目の前を飛んでいたにも関わらず、ほとんど進展のない捜査状況
の割に主人公が起こす事件にはものすごい対応力の警察

数を上げれば無理な設定は多いが、アクションとしてもサスペンスとしても十分に楽しめる作品
もう少し尺を長くしてもいいから、エロンがステムに従わなければならなかった描写
フィスクを掘り下げる等出来ればもっといい作品になった気がします。
メメント66さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-31 23:51:23)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.95点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.76%
500.00%
6733.33%
7733.33%
8419.05%
914.76%
1014.76%

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