ねらわれた学園(1981)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ねらわれた学園(1981)

[ネラワレタガクエン]
1981年上映時間:90分
平均点:4.24 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
サスペンスSFファンタジー青春もの学園ものアイドルもの小説の映画化オカルト映画
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タイトル情報更新(2023-11-27)【イニシャルK】さん
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監督大林宣彦
演出内藤忠司(演出クルー)
キャスト薬師丸ひろ子(女優)三田村由香
高柳良一(男優)関耕児
峰岸徹(男優)魔王子京極
水島かおり(女優)雨宮
中川勝彦(男優)友田
手塚眞(男優)有川正彦
赤座美代子(女優)三田村圭子
岡田裕介(男優)須田先生
ハナ肇(男優)関熊吉
久里千春(女優)有川峰子
千石規子(女優)関タケ
鈴木ヒロミツ(男優)広志
檀ふみ(女優)看護婦
青木和代(女優)主婦
大山のぶ代(女優)主婦
角川春樹(男優)審判員
眉村卓(男優)校長
大林宣彦(男優)暴走車のドライバー
大林千茱萸(女優)ローラースケートの女
大林恭子(女優)みちるの母(名義「羽生杏子」)
高林陽一(男優)第1回副審
広瀬正一(男優)隣の老人
高橋克典(男優)倉田
小谷承靖(男優)部長先生
内藤忠司(男優)クルージング
薩谷和夫(男優)ローラースケートの男
船木浩行(男優)大野
浅野温子(女優)アルタビジョンに映る少女
出演藤田敏八三田村由香の祖父(写真)
南田洋子関耕児の母(写真)
原作眉村卓「ねらわれた学園」
脚本葉村彰子
音楽松任谷正隆
作詞松任谷由実「守ってあげたい」
作曲松任谷由実「守ってあげたい」
編曲松任谷正隆「守ってあげたい」
主題歌松任谷由実「守ってあげたい」
撮影阪本善尚
製作角川春樹
角川春樹事務所
配給東宝
KADOKAWA(2021年リバイバル)
美術薩谷和夫(美術デザイン)
島村達雄(ビクトリアル・デザイン)
白組(ビクトリアル・デザイン)
録音林昌平(音響デザイン)
宮内一男
その他IMAGICA(カラーバイ)
あらすじ
『何もかもがいつもの通りだ!・・・でも、誰かがこの学園を狙っている!!どうして・・・?なぜ・・・?』(公開当時のキャッチコピーより)眉村卓の同名SFジュブナイル小説の映画化。ある日突然超能力を身に付けた、女子高生三田村由香(薬師丸)VS平和な学園と世界征服を同時にもくろむ、なぞの美少女転校生高見沢みちる、魔王子京極少年(峰岸)との、飽くなき超能力対決合戦!(in西新宿)果たして再びこの学園に平穏な日々は戻ってくるのだろうか・・・?松任谷由実が歌う、主題歌『守ってあげたい』も公開当時大ヒットした。
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3.《ネタバレ》 当時はこの主演女優が好きだと思っていなかったが、改めて見ると冒頭からPV風の映像になごまされる。以降も全編にわたり清純で邪気がなく愛くるしい様子に心を奪われてしまい、この人がいるなら劇中に出る全てのことをそのまま大らかに受け入れたいという気にさせられる。初見時から30年を経て、やっとこの映画の本来の見方が感得できた気がした(要はアイドル映画だということだが)。

内容に関しては、まず少なくとも前半はまぎれもない青春コメディであり、ギャグとおちゃらけの連続のように感じられて真剣な顔で見るべきところはほとんどない。また後半は表面的には深刻になるものの、さりげなく“頭痛が痛い”というような台詞が挟まっていたり、クラシックまがいの大仰な背景音楽も苦笑を誘うので、とりあえず今だけ真顔を装っていると思わせるものがある。それでこそクライマックスでの羽目を外した展開にも、待ってましたとばかりに違和感なく同調できるのだった。

一方で全編を通じて特に印象的だったのがヒロインの母性的な愛で、ちょっと情けない幼馴染みの彼に向けた思いやりは見る者の心をくすぐる。これも父母が彼女に寄せていたあふれるほどの愛情を分け与えていたということだろう。終盤の展開も、彼女の超能力というよりは愛の力が全てを解決に導いたのであり、結果として高見沢みちるが八王子の自宅へ無事に戻れたのは泣かせるものがあった。
ラストでは星の王子が新宿の空から笑顔でヒロインを見守っていたが、どうやら彼もまた彼女の「広い大きな心」に打たれたらしい。そうすると冒頭に出ていた映画の趣旨説明も、実はこの王子が語った言葉そのままだったのかと思わせるものがある。結果的には劇中世界も見た人も、全てを暖かく大きな愛で包み込もうとする映画と感じられたのだった。

そういうわけで感動的だったので、記念に「時をかける少女」(1983)と同点をつけておく。
それにしても原作者(校長役で出演)は、真面目な作品をこんな映画にされて何とも思わなかったのか。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-30 18:59:57)(良:1票)
2.久しぶりに観る大林ムービー史上に残るであろう駄作であることこのうえない映画である。はっきり言ってどこから見ても駄作間違いなしであるが、好きか嫌いかと言われたら嫌いではない。むしろ愛すべき駄作である。冒頭のセピア色の映像、そして、作品全体に漂う不思議なまでの怪しい感じ、怪しいと言えば出てくる人物も怪しい人ばかり、その中にあっても後の大林映画の常連となる今は亡き、昨年亡くなった峰岸徹の怪しさ、こんなぶっ飛んだ役までも監督の期待に応えて演じている姿を観て、この映画の主題歌「守ってあげたい」となるような守ってあげたくなる映画俳優としての人生、しかし、そんな峰岸徹というこの俳優の存在無くして語れないこの映画と後の大林映画、やはりどんな失敗作であれ、私は大林宣彦映画を見捨てることなど出来ない。駄作であることを受け入れて愛してこそ本物の大林映画ファンであるのではないかと思います。それにしても峰岸徹の腹の変な絵には笑いが止まらない。今の日本映画には無い遊び心満点、下手にクソ真面目でお堅い映画なんかより例え出来は悪かろうが、私はこの映画のような遊び心を感じられる映画の方が好きである。但し、人に薦める映画ではない。同じ大林映画なら断然「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」をはじめとする尾道三部作を観ることを薦める。それだけは間違いありません。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-12 22:25:26)(良:3票)
1.テーマにしているものは好きだし、ブレイク中の薬師丸ひろ子主演ってこともあって、かなり期待して観たんですが・・・結構、途中までは良かったんですけどね。角川作品にありがちな“内容よりも宣伝”ってところも否めない気が。どうしても超能力解決って展開は、最後意味不明で抽象的な表現に逃げ込んでしまうとでも言いましょうか、何故かそんな気がしてしまいます。狙いは間違いなく良いです。ようは校内を風刺した超能力もの。それをミュージカル風にアレンジしたりって言う大林監督ならではに戸惑ったのは自分だけでしょうか?テレビでも何度かリメイクしていますが、その類似品より本作が最も優れている点は、生徒会長役の長谷川真砂美でしょう。因みにこの映画、たのきんトリオの「ブルージーンズ・メモリー」と同時公開されて大ヒットしたそうな。時代を感じさせられます。
イマジンさん 7点(2001-11-05 12:39:06)
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 4.24点
000.00%
124.35%
2613.04%
31123.91%
4919.57%
5919.57%
636.52%
736.52%
800.00%
924.35%
1012.17%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review2人
2 ストーリー評価 3.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 4.20点 Review5人
4 音楽評価 6.00点 Review5人
5 感泣評価 0.00点 Review3人
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