日本沈没(1973)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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日本沈没(1973)

[ニホンチンボツ]
1973年上映時間:140分
平均点:6.38 / 10(Review 85人) (点数分布表示)
公開開始日(1973-12-29)
ドラマサスペンスSFパニックもの特撮もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-18)【イニシャルK】さん
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監督森谷司郎
助監督橋本幸治
大河原孝夫
キャスト小林桂樹(男優)田所博士
丹波哲郎(男優)山本総理
藤岡弘、(男優)小野寺俊夫
いしだあゆみ(女優)阿部玲子
中丸忠雄(男優)邦枝
夏八木勲(男優)結城
二谷英明(男優)中田
島田正吾(男優)渡老人
中村伸郎(男優)野崎特使
神山繁(男優)吉村運行部長
滝田裕介(男優)幸長助教授
村井国夫(男優)片岡
垂水悟郎(男優)総理府長官
高橋昌也〔男優・1930年生〕(男優)山城教授
地井武男(男優)ヘリのパイロット
鈴木瑞穂(男優)科学技術庁長官
細川俊夫〔男優・1916年生〕(男優)官房長官
斎藤美和(女優)総理夫人
中條静夫(男優)本部委員
中村哲(男優)国連委員
名古屋章(男優)DI公安係
松下達夫(男優)通産大臣
早川雄三(男優)防衛庁統幕議長
内田稔(男優)調査団員
伊東光一(男優)外務大臣
角ゆり子(女優)渡老人の孫娘・花江
中田勉(男優)
中島春雄(男優)山本総理の運転手
新田昌玄(男優)小野寺の兄
山本武(男優)運輸大臣
小松左京(男優)
加藤和夫【俳優】(男優)三村秘書官
加藤茂雄(男優)
オスマン・ユセフ(男優)
津田光男(男優)
辻村真人横須賀基地、PS1
神谷明自衛隊、警察無線
原作小松左京「日本沈没」
脚本橋本忍
音楽佐藤勝
撮影村井博
木村大作
製作田中友幸
東宝映画
配給東宝
特撮中野昭慶(特技監督)
神澤信一(特殊技術 助監督)
川北紘一(特殊技術 助監督)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
井上泰幸(特殊技術 美術)
森本正邦(特殊技術 照明)
美術村木与四郎
酒井賢(美術助手)
編集池田美千子
照明佐藤幸次郎
粟木原毅(照明助手)
その他小松左京作家(特別スタッフ)
IMAGICA(現像)
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12
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23.《ネタバレ》 「なにもせんほうがええ」
フィクサーの老人は自費で学者三人を雇って、日本民族の存続のために今後取り得る方策を策定させた。
冒頭の言葉は、3つ策定されたプランの最後に附された番外である。
老人から、じつは三人の学者が意見の一致を見たのがこの案だったと聞かされる首相。そして涙する。

ここ。
おそらく現代の日本人にはちんぷんかんぷんなのではなかろうか?

じつはここは、敗戦と大きく関係がある。
そして、これは誰も語らないし、俺もまたいまだに整理できていない。
つまりさ。本当は戦時中に言われていた通り、一億総玉砕しておいたほうが、スジが通ったんじゃないか。(日本民族は存続していい民族ではないのではないか)

これは言ってみれば、共感なのだ。
この感覚は表立って言われなかったが、高度経済成長という見せかけの繁栄を享受しながら、じつは本当はこんなことやっていてはいけない、という感覚をぬぐいきれずにいたのだ。それとは裏腹に、当時は企業戦士とかモーレツサラリーマンとかになることが求められた時代でもあった。(補足:俺は高度経済成長期に子供時代を過ごした)

話しを戻す。この言及があったればこそ、この物語は普遍性を獲得したと思う。
ところが、ここに気付かない現代人からしてみると、地震とか、国家滅亡の危機に際してリーダーはどうあるべきかといった表層的な部分にしか反応できないのであった。

日本沈没とは、戦争そして敗戦の比喩であった。

だが。
今や誰もそんなことは憶えちゃいねえ。
幸福な人たち。
おら、はじめちゃんさん [DVD(邦画)] 7点(2023-08-14 07:46:33)(良:2票)
22.《ネタバレ》 SFパニック邦画の代表作。やや大味な物語、今観ると見劣りして当たり前の特撮映像、しどろもどろで聞き取りにくいセリフの数々。だけど何だか郷愁を感じ、48年前の邦画としてはよくできていると思った。列島沈没後、我が日本人は他国に移住して生きていけるか。現在のコロナ禍の中、多極化した国際社会での課題を暗示しているように感じた。良作。
獅子-平常心さん [DVD(邦画)] 7点(2021-01-24 04:34:39)
21.《ネタバレ》 自然の前に人間がいかに無力かの最大級の形。
そして、田所教授が言うように、島国の中で守られて生きていた日本人は、その国が無くなったらどうなるのか。
どちらも恐ろしすぎて思考停止になります。
でも、政府、特に山本総理は懸命に国民のことを考えているし、世界各国も受け入れてくれたので、絶望ばかりではないところが救いでした。

そして、公開から47年後の現在。
同様のことが起こったらどうなるのか、考えてしまいました。
自分の国のことで精いっぱいの国が多いでしょうし、山本総理が言ったように「数が問題」です。
人道的立場から受け入れゼロではないにしても、どうやって脱出できる人できない人の選別をするのか。
情報統制は無理だからパニックが起こりそう。
などと、考えると恐ろしいのでやめておきます。
こんな風に、決して絵空事ではないと思える内容になっているので、今でも十分見ごたえのある作品だと思います。

小野寺氏は玲子さんに会えるといいな。
藤岡弘の強い眼力が、決して諦めない日本人の決意を見せてくれたようで、希望が持てます。
出演者は全員迫真の演技でリアリティがありました。
nanapinoさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-14 17:47:41)(良:1票)
20.《ネタバレ》 日本が沈没したらどうなるのか?という壮大なシミュレーション。領土だけでなく国家もなくなり民族も消滅するという事をあらためて思い知らされると共に、国家とは何か?民族とは何か?日本人とは何か?について考えさせられる。公開後に起こった各災害や将来予測等を考えると、そんなに荒唐無稽な話にも思えなくなるんだが・・・。それにしても、皇統継続のために皇室を分散させて避難させるというプランには唸らされる。ここさえ生き残れば、日本人は不滅という事になるのだろうか。ラストはやや暗めで、仮に海外に避難できたとしてもユダヤ人のようになってしまうんだろうかなどと考えてしまう。尚、国内では福島県民が311の原発避難でディアスポラをプチ経験済みではあるとは言えるのではないのかと。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-12 11:33:57)
19.《ネタバレ》 「日本人への愛か」 2013/01/03鑑賞

テーマは何でしょうか。
最後までよくつかめませんでした。
丹波演じる首相が主役とは思うのですが。
日本人は滅んでいいのではないかと語る老人に、涙をためてましたよね。
日本人への愛かなあ。

エネルギッシュな本郷猛(笑)もグッドでした。

展開としては前半眠くなりますが後半から面白くなります。
特撮もまあよくがんばってます。
pigeさん [DVD(邦画)] 7点(2020-01-12 21:54:29)
18.《ネタバレ》 物理的に日本という国を失ったら、日本人はどうなるのかというテーマが非常に興味深い。そのテーマを表現する為の特撮シーンと、人間ドラマのシーンどちらも面白くバランスが良かったように思う。俳優陣ではやはり首相役の丹波哲郎がカッコ良い。群集劇でこのような気骨のあるおじさん連中が主役を張る映画というのも最近の邦画ではほとんど見なくなった気がする。日本が沈没すると分かってから、色々な国に日本人を難民として受け入れて欲しいと交渉していく過程がとてもリアルだった。もしも今、実際このような状態になったら現政権は韓国にどのようにお願いするのだろうか?など色々と考えてしまった。国を失って各国に散らばった日本人たちのその後を描いたというパート2も是非映画で観てみたかった。
rain on meさん [インターネット(邦画)] 7点(2019-08-25 09:38:59)(良:1票)
17.《ネタバレ》 初見がいつかは忘れたがかなり昔である。原作のストーリーをけっこう克明に追っているようだが総集編のようでもあり、特にドラマ部分はブツ切れに見えた。密度の濃い長編を映画にするとこんな風にしかならないのか、というような失望を初めて感じた映画だったが、今回見返してみると140分もあり、これでも可能な限りの内容を詰め込もうとしたらしいことはわかる。
内容としては原作本来のテーマも表現しているようだが、原作既読の立場としては改めてそれを映画に教えてもらう必要はない。それよりこの映画で衝撃的だったのは、東宝特撮の大迫力で描写された都市破壊場面の方だった。制作側の意識としては東京大空襲あたりの記憶も入っていたのだろうが、古くは関東大震災の教訓も生かし、また高層ビルのガラスの雨といった現代的な危険も含めて、巨大都市を襲う巨大災害の恐怖を映像化して見せたインパクトは大きかった。
今は昔になるが90年代前半頃、東京東部の某区の職員が“今やわが区は23区で最も安全な区になりました”と防災対策の現状を語ったのを聞いた気がするが、そのような対策が現実に行われてきた背景にも、こういう災害パニック映画が一役買っていたのではなかったかという気がする。劇中でも“とんでもない大バカ者が騒いでおけば360万人は死なずに済んだ”といったような台詞があったが、その大バカ者の役をこの映画も現実に担ったのだと考えたい。
加えて個人的にはプレートテクトニクスの考え方を初めて習ったのがこれであり、映画ではコンニャクのようなのがプルンという映像が印象に残っている。そういうお勉強の面でもためになった原作/映画だった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2015-06-29 23:28:30)(良:1票)
16.《ネタバレ》 戦後最悪の自然災害となった東北関東大震災から10日がたった今、3.11以前も以後も変わらずに映画レビューを書ける自分の環境に感謝しつつ、亡くなられた方被災に遭われた方々に対し、謹んで哀悼の意を表します。
今回の災害はまったく人ごとではないし、予想外ですむことではない。私は当然のことながら、若い時に見たこの映画を思い出さざるを得なかった。この映画は単なるパニック映画ではない。人間ドラマであると同時に、日本人いや世界の人に向けた警告のメッセージなのだ。
この映画の最大のポイントは、日本が全滅という危機に陥ったらどうするのか、あるいは陥る前にどうするだと思う。この映画制作時には「何もしない」という選択肢も大きな意味を持っていたが・・・。
ある政治家は今回の大災害を「天罰」と言ったが、そうではないと思う。日本がいや世界が、いかに自然を粗末にし、甘く見たかだろうと思う。
大地震が起きれば津波も起こる、心配なのは原子力、発電所はもちろんだが、世界に何万発とある原爆と実験場、それは大規模地震でも本当に大丈夫なのだろうか。
何かあっての予想外ではすまされない、阪神淡路の大震災、東北関東大震災、ぜひとも教訓にしたいものである。
そうだ、キリスト前の大昔にも「ノアの箱舟」という教訓があったのでは・・・。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 7点(2011-03-21 01:58:58)(良:1票)
15.《ネタバレ》 制作した年代から、ウルトラマンが出てきそうな古めかしい印象はあるものの、予想より迫力ある映画でした。現代映画より逃げ惑う人々の様子が残酷なほどリアルだと思います。いまの時代に、地震・火事・テロなどが起こっても、こうした有様になるのではと感じます。最後は何とか日本沈没は免れて終息して、婚約した二人も再会してTHE ENDかと思ったら、そうではないところもいい。小松さんの原作、最近のリメイク映画も見てみます。
nina09さん [地上波(邦画)] 7点(2009-09-20 17:57:58)
14.《ネタバレ》 特撮頑張ったな~!が第一印象。怪獣やウルトラマンが出てきそうではありますが、日本列島が崩壊していく様子が分かりました。ラストの列車の走るシーンが何とも切ないですね。役者は丹波哲郎の悩みつつも責任を果たす態度がカッコ良かった。リメイクがとりとめもない駄作なのは、指揮官たる首相の退場が早すぎたからと思います。 (追記)終盤の総理と田所博士のやり取りが印象深い。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-22 14:16:54)
13.橋本忍にしてはやや物足りない脚本だが、やっぱり作り手の気合いが違うのか、去年見たリメイク版よりもこちらのほうが何倍も面白かった。田所博士や山本総理を中心に話が進むため、リメイク版とはだいぶ印象が異なるが、演じる小林桂樹や丹波哲郎の渋い演技もあってか(特に丹波哲郎演じる総理大臣がすごく良い。)とても重厚で見ごたえのある作品になっていたのがとても良かった。リメイク版でやや唐突に感じた小野寺と玲子の恋愛もこれなら一応納得がいく。渡老人を演じた島田正吾も印象的だった。中野照慶による特撮(とくに爆破シーン)が派手すぎるのはちょっと気になるけど、見たあとじゅうぶんに満足できる映画だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-30 11:41:49)
12. 子供の頃、映画館で見て最近テレビで見直しました。どう考えても新作よりはるかに良い作品です。今ならつっこみどころがたくさんあるのでしょうが、あんなあほなリメイクするぐらいならこれと同じストーリーでCGだけリアルにして欲しかったと思うのですが。
海牛大夫さん [映画館(邦画)] 7点(2007-01-02 11:58:38)
11.《ネタバレ》 2006年版、見て来ました

むこうの評価が“沈没”したのでこちらの評価が“浮上”しました♪
栗頭豆蔵さん [映画館(字幕)] 7点(2006-09-11 19:16:51)
10.地震大国・日本に住む我々にとって、単に不安を煽るだけ…かと思いきや、ギリギリ「警鐘レベル」に留まっており、シミュレーションにはならずとも「心構え的」な物を持たせる力量を感じる。そして、こういうジャンルの作品として舐められたくないという心意気が、エンタテイメントとしての完成度を確立している。地震・雷・火事・親父共・沈没な作品でした。
aksweetさん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-11 15:38:06)
9.初めてコレがテレビ放映された時は私は夜のテレビを見せてもらえなくて、ラジオで音声だけを受信して聞いていました。恐くて相当ガクブルしたのを覚えています。後日ビデオで観て、やはりガクブルしました。 面白いことは面白いのですが、やはり身近な恐怖だけに怖いですね… ずっとタイトルを「東京沈没」だと思ってました。
えむぁっ。さん [地上波(邦画)] 7点(2006-07-08 02:59:22)
8.タイトル的に「新幹線大爆破」みたいなかと思ったら実際沈んでておもしろかった。日本列島だけが沈没なんてありえるのかとか思うが、シュミレーション的になってて考えさせられる。「何もしないほうがいい」ってのが結構究極だと思う。
バカ王子さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-24 23:31:54)
7.東宝の特撮技術はいつ見ても凄い。よくそこまでつくったなぁ。キャスティングが妙に変なのは気になるところですが、丹波さんの名(?)総理ぶりにはちょっと感動。。題名を見るとこの映画のオチは一発で分かるからストーリーをいかにして面白くするっていうことが最重要課題なのに違う意味で右フックを食らった感じでTKO負けしそうでした。ちょっとちょっとー、、その拍子抜けた終わり方はないでしょ~。HIROSHI藤岡は眉毛がふてぇ!!火山噴火でゴジラが出てくると思った!!以上!!
M・R・サイケデリコンさん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-07-25 10:31:34)
6.原作が大好きなもので甘めです。二時間では所詮あの原作の悲しみを表現できるはずも無いので満点でも7点ぐらいでしょうが、それにしても中野昭慶の特撮が最悪、古いとか新しいではなくて ゴジラの登場でも爆破、山崩れでも爆破、何が何でも爆破、爆破、爆破。なんでやねん!!

21世紀版日本沈没を見て、この映画のすばらしさを再確認しました。以前は上記のように感じていましたが、良くぞまとめた!!と言うべきでした。 小林桂樹、丹波哲郎の演技もすばらしい!!
かじちゃんパパさん [DVD(邦画)] 7点(2005-03-07 12:25:16)
5.極端に展開の早い部分がいくつかあり、なにやらダイジェスト版のように見える(見合いをした次のシーンで「抱いて!」など)。でも災害シーンや最後に向けての盛り上がりは迫力十分、最後の選択肢も重みがある。見ていて飽きない作品だと思う。
MASHさん 7点(2004-01-03 08:22:17)
4.中学生の時、見たときは、ただただ怖かった。それだけ覚えてる。いま、見直したらどう思うかな・・・。
ひろみつさん 7点(2003-11-06 22:58:08)
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【点数情報】

Review人数 85人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
222.35%
322.35%
444.71%
51315.29%
62428.24%
72327.06%
81011.76%
944.71%
1033.53%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review5人
2 ストーリー評価 5.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.14点 Review7人
4 音楽評価 3.75点 Review4人
5 感泣評価 4.20点 Review5人
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