3.《ネタバレ》 なぜ評価低いのか不思議。原作と違うとかどうとか、漫画の映画化にあたって全く関係ナシ。
激似の岩鬼と山田が揃った画面見るだけでもう満足。しかも主役は岩鬼。そこをまさしく理解した鈴木則文監督の手腕。
流れるようなストーリーと分かり易すぎるセリフ。ドカベンだからって野球映画にしちまったら、この面白さは出ない。
廃部になった柔道部の面々がグラウンドに立つ。そこに何やら爽やかさと感動すら憶える。
この際なぜ里中じゃないのか、というのは目を瞑ろう。終盤の野球練習の長さも目を瞑ろう。
拓ボンの出番の少なさもいいバランスだ。やたらとコカ・コーラをフューチャーするのも微笑ましい。
「この時代」のプログラムピクチャーの楽しさ、映画館とは楽しい所、を理解するうえでとても痛快な映画だ。
何かしら鈴木則文監督の映画を観てきた俺たちの世代。暫く新作を観る事が出来ないのは残念デス。
ワタクシ、コレが初投稿。