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青い春

[アオイハル]
Blue Spring
2001年上映時間:83分
平均点:6.71 / 10(Review 90人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの学園もの漫画の映画化
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タイトル情報更新(2024-02-25)【イニシャルK】さん
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監督豊田利晃
助監督佐藤英明
キャスト松田龍平(男優)九條
新井浩文(男優)青木
高岡蒼佑(男優)雪男
山崎裕太(男優)大田
大柴裕介(男優)木村
忍成修吾(男優)吉村
マメ山田(男優)花田先生
瑛太(男優)オバケ
小泉今日子(女優)購買のおばちゃん
姜暢雄(男優)
英玲奈(女優)
又吉直樹(男優)
渋川清彦(男優)
三浦哲郁(男優)セブン
原作松本大洋「青い春」
脚本豊田利晃
主題歌thee michelle gun elephant「ドロップ」
撮影笠松則通
製作仁平幸男
三宅澄二
日活(「青い春」製作委員会)
小学館(「青い春」製作委員会)
ケイエスエス(「青い春」製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(「青い春」製作委員会)
美術原田満生
衣装宮本まさ江(衣裳)
編集日下部元孝
録音柿澤潔
あらすじ
 卒業式。九條、九條の親友の青木達は新たに学校の支配者を決める“ベランダゲーム”に参加する。このゲームで8回の新記録を出し勝利したのは、物静かで最も支配者からは遠いと思われていた九條だった。痛々しいほど真っ直ぐな青春時代の中、ある者は、甲子園への思いを縫い込んだ学ランを投げ捨てて、ヤクザとなった先輩と共に黒塗りの高級車に乗り込んでいく。そしてある者は、自分への答を見つけるために、ひとり屋上へと上っていった…。
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12.《ネタバレ》 将来への不安、不安定な自我、危ういバランスの友達関係、ガキの粋がりや暴力性、精神的な未熟さ故の純粋な面、そんな時期を良く描き出した作品だと思います。
まさに青い春。
屋上の手摺の肝試しというか根性試し。見てるだけで怖くて冷や冷やします。

絶対誰か死ぬんでしょ、でも死なないで、と思いながら見てたら、青木があんなことして。
もういいよ、青木、やめろよ、九條だって、同じ高校生だよ。それほど何も考えてないよ。だからやめろ、って見ながら思わず言ってました。
青木の気持ちが切なくて泣きました。
暴力描写やヒリヒリした感じのシーンが多い中、マメ山田の花田先生のシーンは癒されました。
不良でも真面目でも、青い春を過ごした人なら、胃の辺りにズンとくる作品だと思います。
nanapinoさん [DVD(邦画)] 7点(2014-11-19 23:59:29)(良:1票)
11.原作も知らず正直何が言いたいかとかよく分からないけれど、ところどころのイタイ部分が心地よくなんとなく青春を感じさせてくれる映画でした。ラストは爆笑しましたが。
なこちんさん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-18 02:19:19)
10.《ネタバレ》 “親友であるためには対等でなくてはならない”青木はそう思ったのでしょう。でも九條と自分では格が違いました。見ている世界が違うのです。それが悲しかったし、許せなかったのだと感じました。同じ世界を共有するために彼がしたこと。髪形も変えました。悪もやってみました。でも足掻けば足掻くほど、あいつとの違いに打ちのめされます。九條と肩を並べるための最後の、そして唯一の方法が、あの“結末”だったのだと思います。夜通し身動ぎもせずに考え抜いて決意したこと。九條より多く手を叩くことに意味はありません。九條と同じ境地「今ここで終わっていい」に辿り着かなければ意味がありません。青木は覚悟の自殺を遂げたのだと思います。絶対に彼は間違っています。親友の意味も履き違えています。でもそんな風に間違えてしまう青春も確かにあります。マメ山田先生は言いました。「花は咲くためにある」「枯れてもまた咲けばいい」でもそれは、根っこが生きていればこそ。根こそぎ摘んでしまった芽は、決して花をつける事はありません。青木の青春は無様で最低でした。ただし個人的には、汗と涙の爽やかな青春像より、こちらの方が百倍しっくりきます。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-07 18:51:31)(良:1票)
9.ただ飛行機が飛んでいるシーンや落書き、やたら日本史の授業が多いところ、間の取り方など、松本太洋ワールドの映像化に成功している。迷える青春がどうとかメッセージはどうでもよくて、あくまで雰囲気を楽しむ作品だと思う。そして、うまさよりも雰囲気が求められる作品に松田龍平は適してる。新井浩文も奇妙な存在感があって良かった。カメラ栄えする顔だ。
michellさん 7点(2005-03-02 13:07:04)
8.おとなしい中にも、たま~に父の松田優作のような男らしさを感じさせる松田龍平の演技は、見ていて”ドキッ”とさせられた。さらに、その演技を食ってしまいそうな自然でありながらも、えらい存在感を放っている新井浩文は凄いなァ。屋上の手すりに一晩掴まったままのシーンは有名なので前にもそのシーンだけは見たことはあったのだが、改めて物語りの流れの中で見ると違った思いが出てきましたね。話の方も、私自身、荒れた高校に通い、どちらかと言うと荒れた生徒側の頭の悪い人間だったので共感できるところ多々あった。ただ、個人的にラストはちょっと残念に思えた。あれで九條と青木の関係が絶たれてしまうのが悲しい。二人が仲間割れしてから、ああなるまでの展開がちょっと短すぎて強引な気がしたんですけど、あのラスト。<<ココから先はどうでもいい話です>>個人的には、途中出てきた個性的なデザインのバイクで学校に乗り込んできた他校の生徒たち(ファルコン学園?あれってなんだったんでしょう?)と青木が大乱闘。数で劣る青木たち三人がピンチのところに九條が助けに来て大逆転。ファルコンなんたらの生徒たちがうずくまる中、青木と九條が仲直りしてめでたし、めでたし・・・と、こんなんだったら良かったなァと思ってみる。しかし、これでは「ビーバップ・ハイスクール」とあんまり変わらないか。
カズゥー柔術さん 7点(2004-11-26 12:24:42)(良:1票)
7.灰色の青春って感じですね。青春ならでわの痛々しい感じが伝わってきました。救いは塚本君演じる野球部員だけでした。でも九條はクールで素敵でした。結局はみんな九條に憧れてただけなんじゃないかな~。
ジョナサン★さん 7点(2004-06-11 16:50:45)
6.青春まっさかり。リボルバー青い春のが今風やけど、こっちのがしっかり作ってありまする。みんな感情にながされてますね
ヒロヒロさん 7点(2004-01-26 18:55:05)
5.僕が中学生だった頃、世の中(あれ、それとも茨城だけ?)は「ビーバップハイスクール」に代表されるヤンキー文化花盛り。いわゆる「不良」だけでなく、割と普通の生徒も二年生以降になると(一年がそれをやると上級生にシメられるから)微妙に校則違反の学ラン(ちょっと太かったり細かったりする)を着用していたのですが、僕は最後まで普通の学生服を着ていた少数派の一人でした。別に「よい子」だったわけではなく、単純にファッションに対して異常なほど無頓着で「別に制服がどうだろうと関係ないじゃん」と思っていただけなのですが(今思うとあんまし可愛くない)、そんな訳でヤンキーとかヤンキー的なものがしばらく苦手でした(あ、でも紡木たくの「ホットロード」は好きだった)。で、この映画を観ながらぼんやりと当時の事とか、不良と呼ばれ恐れられていた同級生の事とかを思い出しました。こんなこと言うと「分かったっぷりしてんじゃねぇぞ、オッサン!」とボコられてしまいそうですが、未来に希望を持てず、さりとて特にやりたいこともない少年達の苛立ちや絶望感、切なさが伝わってきます(「怖いです。自分の欲しい物を知ってる奴が怖いです」という台詞が印象的)。ここで描かれている学校の屋上は「自由(解放感)」と「死」の象徴のように思えたのですが、青木は果たして「自由」になれたのでしょうか・・・ミッシェル・ガン・エレファントのエンディング・テーマ「ドロップ」の切ないギターリフに、胸をかきむしられる思いでした。
ぐるぐるさん 7点(2004-01-07 21:59:32)
4.苦々しく痛々しい青春。こんな青春もある
ポジティブさん 7点(2003-11-03 19:44:26)
3.こういう映画は共感できるかできないかで評価が変わるし、万人受けもしないだろう。というかしてはいけないよね。男友達の友情もわかるし、ミッシェルの音楽も脳みそをズタズタにするんだけど・・・。青い。
sparklecowさん 7点(2003-09-21 23:18:21)
2.切なくて何にも言えねえ。
しょうさん 7点(2003-07-19 18:13:59)
1.そこそこ楽しめた。松田龍平は良い。なんだかエピソードがばらばらでつかみどころがなかったが、原作はもっとばらばらだった。
カリマンタンさん 7点(2003-03-28 09:23:16)
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【点数情報】

Review人数 90人
平均点数 6.71点
011.11%
100.00%
222.22%
366.67%
4910.00%
555.56%
61415.56%
71213.33%
82224.44%
91314.44%
1066.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.66点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review5人
5 感泣評価 Review0人
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