尼僧物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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尼僧物語

[ニソウモノガタリ]
The Nun's Story
1959年上映時間:151分
平均点:6.45 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-08-11)
ドラマ伝記もの小説の映画化
新規登録(2003-12-27)【スルフィスタ】さん
タイトル情報更新(2022-06-11)【イニシャルK】さん
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監督フレッド・ジンネマン
助監督セルジオ・レオーネ(ノンクレジット)
キャストオードリー・ヘプバーン(女優)シスター・ルーク/ガブリエル・バン・デル・マル
ピーター・フィンチ(男優)フォルチュナティ博士
イーディス・エヴァンス(女優)マザー・エマニュエル修道院長
ペギー・アシュクロフト(女優)マザー・マチルデ
ディーン・ジャガー(男優)バン・デル・マル博士
ミルドレッド・ダンノック(女優)シスター・マルガリタ師長(監督官)
ビアトリス・ストレイト(女優)マザー・クリストフ
ルース・ホワイト〔女優・1914生〕(女優)マザー・マルセラ
パトリシア・コリンジ(女優)シスター・ウィリアム
バーバラ・オニール(女優)マザー・ディダイマ
ライオネル・ジェフリーズ(男優)グーヴァーツ博士
ナイアル・マクギニス(男優)ヴァモイレン神父
コリーン・デューハースト(女優)自分を大天使だと思っている精神分裂病患者
池田昌子[声]シスター・ルーク/ガブリエル・バン・デル・マル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
羽佐間道夫フォルチュナティ博士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鈴木光枝マザー・エマニュエル修道院長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮川洋一バン・デル・マル博士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北浜晴子マザー・クリストフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大方斐紗子自分を大天使だと思っている精神分裂病患者(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
徳丸完(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤正之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
吉田理保子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
此島愛子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
若本規夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
二階堂有希子シスター・ルーク/ガブリエル・バン・デル・マル(日本語吹き替え版【NHK】)
宮部昭夫フォルテュナティ博士(日本語吹き替え版【NHK】)
北原文枝マザー・エマニュエル修道院長(日本語吹き替え版【NHK】)
脚本ロバート・アンダーソン
音楽フランツ・ワックスマン
撮影フランク・F・プラナー
製作ヘンリー・ブランク
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術アレクサンドル・トローネ(美術監督)
衣装マージョリー・ベスト
編集ウォルター・トンプソン
録音ジョージ・グローヴス〔1901年生〕
その他フランツ・ワックスマン(指揮)
あらすじ
第二次世界大戦前のベルギー。医学博士を父に持つガブリエル(オードリー・ヘップバーン)は父と同じ医学の道を志す。ベルギーでは女子には医学校の門戸が開かれていなかったが尼僧になれば研修で医学校に派遣され男子学生と共に医学を学ぶことが可能だったのでガブリエルは尼僧になる決意をする。しかし修道院の戒律と宗教教育は厳しく、医学への思いは神への奉仕の一手段としてしか実現を許されない。疫学を修め植民地で病人を救うためにガブリエルは紆余曲折の道をたどる。動乱の時代を生きた一人の女性の自己実現の物語。
ネタバレは禁止していませんので
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5.《ネタバレ》 1920年代のベルギーで女子は尼僧になり医学校に研修で派遣される以外医学を学べなかったそうで。ベルギー領コンゴでの医療活動の目的の手段であった尼僧生活。人間離れした厳しい戒律模様を冗長に感じる程丹念に描いている。シスタールークとしての日々の葛藤をフォルテュナティ医師が「君は人としての意思を持っている。修道院が望む尼僧にはなれない」と端的に指摘する。二人のごく淡い思いが忘れ難い。地下活動に身を投じる為還俗するラストシーンの後ろ姿。監督のカトリックへの批判を感じました。キャピキャピしていないヘップバーンを堪能出来た良作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2017-10-30 00:41:30)
4.清楚な尼僧姿が印象的でした。オードリー・ヘプバーンの個人的ベスト3映画ではありませんがストーリーも良かったです。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-19 19:50:05)
3.カトリックの国の監督たちはかえって否定的な宗教観を持っており、フェリーニやブニュエルを見てくると辛辣な目でカトリックを捉えがちになる。本作もカトリック批判の映画ではあろうが、非カトリック国のせいか冷静に眺められ、貴重な映画体験になった。とくに前半の修道院の部分が素晴らしく、じわじわと周りを取り囲む重苦しさの描き方が圧巻。これはたまらんとすぐ逃げ出したくなるのではなく、こういう世界もアリかなあ、としばらくは様子を見ていられて、でもやっぱりこれはたまらんとなる感じ。この主人公の心のなかであれこれ計りに掛けてる気配が映画としての充実になっている。仕事上の工夫や成果への自足が「高慢の罪」になってしまう。わざと落第することを迫られ、それに疑問を持つと「神への疑い」。これは自伝小説か何かが原作になってるのか。だとしたら沈黙の戒律でたまっていた気分が一気に反動で噴出したのであろう。後半はいささか駆け足になってしまった。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-11 10:06:02)
2.自分の意志に反しても、現実には目に見えないような漠然としたチャペルに対して絶対服従しなければ真の尼僧とは言えない厳しい信仰第一の世界に入ったが、人として看護の仕事や身近で困っている生きた人間の為に働くという感情のほうが大事?と思う心の葛藤に戸惑うヘップバーンの美しさとともに気品の高さを見事に表現した名匠ジンネマンの演出さすがでした。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-08 10:07:44)
1.《ネタバレ》 尼さんというとサウンドオブミュージックを思い出してしまうのですが、実際は厳しい世界ですねえ。コレに比べたら、私なんて毎日無数の罪を犯していまして、見ているうちにかなり鬱になってきます。愛ってのは感情の発露なので、完全なる自己犠牲の精神とは両立しないんでしょうね。愛のために出来る自己犠牲とできない自己犠牲があるだろうし。尼さんも人間なので感情をすべて捨てろって言ってもなかな難しいだろうなと思います。特に侵略受けたり、肉親殺されたりすれば、内心穏やかではいられないでしょう。よって皆多少は自分をごまかしている部分はあるのでは?でも作品にあるように「自分は騙せない」ので本当に自分に厳しい人間は、自分を騙す事ができずに、尼さんを辞めちゃう?よって尼さんを続けているのは自分に甘い人間???などと考え出すとキリがなく禅問答みたいになってしまいます・・・。
<追記>18年ぶりに再見。感想は特に変わらずだが、そもそも尼僧になった理由が神に仕えるというより、医療や慈善活動にあったのだとすると、こういう結果になるのは必然だったのかと。同僚が殺されても平静でいられたのに、肉親が殺されるとそうではないというのが対照的に描かれていて、その辺に「俗」な部分が残っていたとも言えるのかもしれない。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-21 19:13:14)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.45点
000.00%
100.00%
200.00%
314.55%
414.55%
5313.64%
6731.82%
7522.73%
829.09%
9313.64%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1959年 32回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞オードリー・ヘプバーン候補(ノミネート) 
監督賞フレッド・ジンネマン候補(ノミネート) 
撮影賞フランツ・プラナー候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)フランツ・ワックスマン候補(ノミネート) 
音響賞ジョージ・グローヴス〔1901年生〕候補(ノミネート) 
脚色賞ロバート・アンダーソン候補(ノミネート) 
編集賞ウォルター・トンプソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1959年 17回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)オードリー・ヘプバーン候補(ノミネート) 
助演女優賞イーディス・エヴァンス候補(ノミネート) 
監督賞フレッド・ジンネマン候補(ノミネート) 

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