20.善人ぶってる小市民が裏ではインチキな事しているのは日常茶飯事であり、その影では泣いたり傷ついている人がいるのも事実である。そこに、復讐の鬼と化したデニーロが大魔神の如く現れ鉄槌を下す。そう、これはサイコサスペンスなどではなく、日本人が大好きな自業自得・因果応報の物語である。そこにデニーロの演技力も加わって(もちろん他の小市民役はデニーロを上手く引き立てるよい演技をしているし、少女の危うさも抜群でもある)、いつしか観客はデニーロに共感し応援する事となる。デニーロが天罰を下す過程にはある種の爽快感すらあるのだが、鑑賞後は、自分の所にもいつかデニーロが現れるかもしれないという恐怖の余韻も残す。 |
19.《ネタバレ》 後半で実力行使に出てしまうのは都合上仕方ないのでしょうか。一人娘を籠絡した時点で一家をこのまま破滅に追い込めると感じましたし。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2020-01-24 18:10:59) |
18.機会があったので再鑑賞。この作品は怪物デニーロの弁護士への周到な復讐劇であるが、ジュリエットルイスとのやり取りがドキドキして非常に面白い。ルイスは凄い女優だと当時は思い将来を期待したが、今のところまだ大きな芽は出てないようだ。つっこみどころはたくさんあるが、面白い。 【SUPISUTA】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-03-17 20:19:33) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 ロバート・デ・ニーロの役作りは相変わらず凄い。 そして執拗に弁護士一家を追い詰めていく姿は本当に怖い。 なのに不思議とデ・ニーロの方に肩入れして観てしまう俺も怖い。 ジュリエット・ルイスは若いのに妙なフェロモンが出ていてエロ可愛かった。 オリジナルは未見なので見比べてみようと思う。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2013-08-11 14:20:55) |
16.《ネタバレ》 壮大なる逆恨み映画。自分を牢屋に放り込んだのは能無しの弁護士だ!と自分勝手に決め付けたデ・ニーロ演じる狂気の犯罪者がとにかく強烈!もう、こんな男に目を付けられたと思うだけでおしっこちびりそうです。スコセッシって男の激しい情熱に拘った映画を延々と作っている監督だけど、作品によってはそれが善となったり悪となったりするのが深いですね。この作品は当然後者で、その最たるものかも。最後、デ・ニーロが湖に沈み込んでいく時に、主人公の弁護士を激しく睨み付けるその狂気に満ち溢れた目がいつまでも忘れられない。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-30 15:35:27) |
15.《ネタバレ》 さすがスコセッシ、デ・ニーロとのコンビで『恐怖の岬』をリメイクするなんて、眼のつけどころがいいですねー。デ・ニーロのキ○ガイ演技はいろいろ観てきたけど、この映画のマックス・ケイディがいちばん凄いと自信を持って断言させていただきます。さかさまになってジュリエット・ルイスに電話をするシーンで見せるあの笑顔、これほど不気味な笑い方が出来る俳優はほかには絶対いない! オリジナルと同じバーナード・ハーマンのテーマを使っているけど雰囲気はだいぶ違っていて、とくに弁護士ボーデン親娘は三人とも脂ぎったキャラで全然共感できないようにしているところがスコセッシの芸が細かいところです。そしてペック、ミッチャム、バルサムといったオリジナルと同じ俳優が出てくるところがいいですね、やっぱこういうところにスコセッシのオリジナルと同じに対する敬意が感じられます。ミッチャムを善玉側、ペックを悪玉側と逆の配置にするなんてまた芸が細かいです。グレゴリー・ペックにとってはこれが最後の映画出演になりました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-26 23:01:00) |
《改行表示》14.最初に観たのは木曜洋画劇場の90分短縮版で、あまりの恐怖感とスピード感に、ストーカーモノの最高傑作だっ!! と興奮したものだった。 しかし、最近になって正式な127分版で再見してみると…いくらなんでも、ネチネチやりすぎで飽きてしまった。テレビのカットしまくり版の方が良い、ということもあるのだな。とはいえ、どちらのバージョンでも同印象だったのは、デニーロが怖すぎるということ。 【j-hitch】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-12-11 02:18:44) |
13.『恐怖の岬』のリメイク、それも「コレ、リメイクでっせ!」と強調せんばかりに、元作品の俳優を出してみたり、テーマ曲を流用してみたり。そこまで強調するからには、逆に、何か後ろめたいことがあるんだよ、きっと(笑)。というのも、主要登場人物たちがそれぞれ、まるで各自で勝手に台本を書いて、各自勝手に役作りをしてしまったかのような、ハチャメチャさ。いわば学芸会のノリ、ですな。特にデニーロは、もう誰にも止められない。個性とかいうレベルを超え、しまいにゃカメラに体当たり(?)する傍若無人ぶり。リメイクだもん、やっぱり羽目を外さなきゃあ、存在価値が無くなるよね。元作品以上に屈折した主人公のキャラも、イマドキっぽいアレンジ。犯人に狙われる主人公の娘、元作品ではいかにも少女っぽくて(嘘。結構オバチャンっぽい)ハラハラさせられるが、コチラは正反対の色気ブリブリで(嘘。サービス不足)、イマドキっぽいハラハラ感。意図したようなチグハグさや、突っ込みポイント(とは言え、突っ込んでしまうと製作者の思う壺にハマりそうなポイント)が、全体にちりばめられており、その迷走ぶりこそがこの映画の楽しさ、でもありますね。 【鱗歌】さん [試写会(字幕)] 8点(2008-08-17 17:08:39) |
12.《ネタバレ》 恐怖岬も恐いのですが、本作のほうがそうとう恐いです。デニーロがウエイトを軽々とコントロール(本人は苦心していると思われますが)する人なので、入魂演技は期待通りでした。デニーロに似合わない帽子や、へんちくりんなシャツのコーディネイトが余計怖さを増していたようにも感じられました。でも本当は娘が恐く、途中手のひらを返しそうなニックの演技力は、デニーロに負けじと劣らずであったようにも思えました。 【成田とうこ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-03-29 10:18:03) |
11.おもしろかった。デ・ニーロの気迫、執念そして演技が凄かったなぁ。最後までデ・ニーロを応援してしまった。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-14 18:08:10) |
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9.デニーロ、迫真の演技。ほんとに恐いと思った。あの執念、ジェイソンよりもすごいかもな。ラストでの川に沈んでいくときのあの目つき、まだ死なないな・・。2が作られるのか!と思ったんですが、そうではないようでf(^^;) 【カズレー】さん 8点(2003-12-04 21:47:39) |
8.ジュリエットとデ・ニーロのコラボレーションがまた観たいな。共演作待ってます。 【桃子】さん 8点(2003-09-26 19:29:56) |
7.映画館で見ると雨のシーンなんかすごい迫力だったんだなあ。この前レンタルで見直したけどちょっとインパクトに欠けるかもね。ジュリエットルイスと舞台の上で掛け合うとこなんか良かったと思うのでこの点数 【蝉丸】さん 8点(2003-06-18 21:02:50) |
6.本当に執念深いデニーロでした。でもあまりにも格好がワルだぞって感じで、そこのところが残念かな?でもスリルを求める人には終始楽しめる映画です。 【フィャニ子】さん 8点(2003-05-15 00:07:48) |
5.デニーロはすごい! まさに名優。 ストーリーも面白く、スコセッシらしからぬテンポの良さ。ジュリエットが不思議な魅力。意外と平均点が低くてびっくりしました。 【ともとも】さん 8点(2003-05-10 23:26:14) |
4.初めて見たときあまりのしつこさにドキドキ止まらなかったー。これくらいしつこいと、爽快です♪ジュリエットルイスは上手いね☆ 【こゆ】さん 8点(2003-01-20 23:51:04) |
3.感動しました。モノクロ時代の映画があるようですが、よく思いついたなあと思いました。刑務所で文字を覚えて、自分がどうやって罪に問われたかを知っていくか。その背景について、考えました。彼が受けたのもまた、暴力ですが、たぶん対抗できる手段はほとんどない。今の政治もたぶん暴力ですね。 |
2.途中でニック・ノルディの浮気相手にした残虐シーンで、一気に物語りに引きずり込まれた。最後までドキドキ 【ひまじん】さん 8点(2001-01-21 01:12:24) |
【プレデター】さん 8点(2000-11-23 17:11:14) |