《改行表示》39.《ネタバレ》 面白かったです。 ただアクションシーンは他のレビュワーさんも言っておられたように、カメラワークが悪く見えずらかったです。 しかしやはりクリスチャン・ベールのバットマンは良い。 初代バットマンのマイケル・キートンのようにシャープな輪郭と鋭い目つきが非常にハマっていました(どうもベン・アフレックのケツアゴバットマンは合っていないように思える)。 内容は哲学的で賛否が分かれるところでしょうが、バットマンという完全無欠の正義ではないダークヒーローの在り方が良く描かれていたと思います。 【わたた】さん [インターネット(吹替)] 8点(2024-06-19 11:26:49) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 ジョーカーは先に見たのですが、そもそも「バットマン」と言うものを全く知らないことに気付いて初めて作品を見ようと思ったのがコレ。 冒頭からちんぷんかんぷんでなんでケン・ワタナベ?なんでリーアム・ニーソン?って感じでした。 所謂超人的な力を持ったスーパーヒーローってわけじゃないんですね。 科学の力を結集したスーパーアーマーにバリエーション豊かなガジェット。 羽根が生えて飛ぶんだと思ってたらちゃんとギミックのあるパラグライダーみたいな感じ。 本体はしっかり鍛えた生身の人間だったんですね。 そこを知れたのは凄く良かったし、暴漢に両親が襲われたシーンがジョーカーのラストに繋がってるのを見て今更興奮しました。 恐らくあのシーンを世界で一番最後に興奮した自信があります。 アクションシーンは正直なにやってるか分からない部分が多かったのと、ブルースがどう見てもメッシにしか見えなかった自分を呪いたい。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-11-07 22:01:25) |
37.クリストファーノーランらしい画作りで十分に楽しめた。頼りになる二人がマイケルケインモーガンフリーマン名優二人のためそしてゲイリーオールドマンのおかげで作品がぐんと締まった。我らが謙さんは存在感発揮できなかった。まだ15年前では彼も探り探りのハリウッドだったのだろう。初鑑賞のため、このあとアイアンマンにつながるんだなあとは思った。良娯楽作品だと思います。 【タッチッチ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-11-18 23:09:24) |
36.《ネタバレ》 続編とはちょっと雰囲気が異なり、まだアメコミヒーローものとしての荒唐無稽な設定が多く残っているノーラン版バットマン第一作。強く印象に残ったのは、これまで以上に怖いバットマンの表情と、恐ろしい声。旧作でも蝙蝠をモチーフとするのは悪人に恐怖を与えるためとしながらも、演じる俳優の持つ雰囲気がどうしても反映されてしまってそこまでではなかったが、本作はちゃんと恐ろしさが出ていた。次回作への期待を十分に持たせてくれた力作。(そして実際、十二分に答えてくれた) 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-08-13 13:05:12) |
《改行表示》35.誕生秘話だけでここまで重厚なドラマに仕上げますか。 単なるスーパーヒーローではなくて、生身の男の葛藤が上手く描かれていると思う。 無敵のスーパーヒーローもいいけど、こういったタイプのヒーローもありですね。 まあ、主人公なので死なないのはわかってるけど、大ダメージを受けると大丈夫だろうか?とハラハラドキドキします。 少しコミカルな演出もあったり、ラブロマンスもあったり、ど派手なアクションがあったりと盛り沢山な内容だけど、トータルのバランスとしてはシリアスな落ち着きのある雰囲気で纏められていますね。 次作への期待感が高まるラストもいい感じです。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-09-01 19:11:33) (良:1票) |
《改行表示》34.《ネタバレ》 2度目の鑑賞での投稿。1度目の印象は、正直イマイチだった。しかし今回改めて見直してみて、この作品の良さに気づいた。たしかにヒーローアクションものとして捉えると、地味なのは否めない。だがこの作品の本質は、ヒーローというフィルターを通して、人間そのものを浮き彫りにすること。善と悪。光と闇。嘘と真実。多くの人間が抱える普遍的な葛藤。 バットマンはその象徴なんだと、今回の鑑賞で気付かされました。 ただ監督にとっても、新たなるバットマンシリーズの幕開けということもあり、多少手探りな感じは見受けられました。その辺りは、2作目の「ダークナイト」で完全に消え去っていたので恐れ入りました。 この作品は確かに素晴らしい!しかしながら私は、なんだかんだで、ファンタジーにこだわったティムバートン作品の方が好みですね。 |
《改行表示》33.《ネタバレ》 ポイントがたまって見る映画に困り、何も知らずになんとなく見たダークナイトで大きな衝撃。インセプションでさらに衝撃。演出、発想がすごい監督だなと思い、ダークナイトライジングを見る前の予習という意味でも、本作をみることにした。誕生秘話みたいな感じでけっこう面白い。アクション映画でありながらシリアス色があり、時間の長さはあまり感じませんでした。 修行シーンがいただけないというレビューが多いですがこれはこれでありかと。ただ、最初のシーンが突如最後のシーンと絡んできたときには、さすがにちょっと展開が無理やりすぎる、とも思いました。 でもこの映画でも十分楽しめますし、ダークナイト、ライジングを見るのであれば、見ておかねば、という作品です。 【jcross18】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-04 21:56:13) |
《改行表示》32.《ネタバレ》 アメコミ特有の子供のヒーローというより心理的な葛藤や迷いといった描写が強い、大人向けのバットマンと言うべきかも知れない。過去作みたいに確立された無敵のヒーローがしょっぱなから登場するわけではなく、失敗したりピンチになったりと色々と試行錯誤する姿に人間らしさが垣間見えて良い。 ただ、影の同盟の下で修行をするシーンが薄かったり、影の同盟メンバーが中二病っぽい思想を持ってるのが少しお粗末だった。どうせなら単純に何かの権力を目的とした方がまだしっくりくる。 また脇を固めるキャストとハンス・ジマーの音楽の効果が、本作と次作の成功を支えたと言っても過言ではない。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-14 19:21:39) (良:1票) |
31.かなりカッコいい。修行をしてバットマンが誕生するプロセスがとても好きです。バットモービルもかなり気に入った。 【爆裂ダンゴ虫】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-10 19:35:52) |
30.《ネタバレ》 「ダークナイト」を映画館で先にみて、かなり引き込まれたので「ビギンズ」もみました。「ビギンズ」もやっぱり面白い。前半はバットマンになる理由、修行etc。ただ、バットマンの戦闘スタイルのルーツが日本の忍者みたいなものだとはびっくり。渡辺謙もチョイ役でしたがいい味を出してました。せっかくなら最後の黒幕で出してあげればよかったのにな。 【とむ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-01-21 08:24:11) |
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29.ティム・バートンの「バットマン」シリーズはどうも私には馴染めなかった。まあそもそもバートンの演出自体が好みではないので無理もない話なのだが、それをきっかけに「バットマン」シリーズ自体から私自身遠ざかっていた。しかし巷での評判がすこぶる高い「ダークナイト」を鑑賞するために半ば“仕方なく”この「ビギンズ」を鑑賞した。前半の展開はやたら暗くウジウジしたダークな印象でつまらなかった。何でも良いから早くバットマン出せよな、ともさえ思ってしまった。だが不思議なことに見続けるうちに自然とそのダークな世界観にハマっていく自分がいた。CGとセットを駆使して完璧な雰囲気で作られたゴッサム・シティには、架空の街なのにも関わらずリアリティを感じ、アメコミ独特のキャラクター陣に魅了されていく。バットマンがカッコ良いのだ。ウルトラマンや仮面ライダーのような万能性はないけれど、画面に映っているバットマンは間違いなくヒーローだった。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-01-09 02:26:55) (良:1票) |
28.傑作として噂の高いダークナイトを観るために、これまで敬遠していたビギンズをまず見ました。ティム・バートン版がどうにも好みに合わなかったので期待はしていなかったのですが、良い意味で裏切られました。バットマンの衣装やら動きやらセリフやら、いちいちツボでカッコいいです。こりゃダークナイトが楽しみ。唯一残念なのはゴッサムシティーがどういう都市なのか分からなかったところ(原作を未見なので)。ローマやらコンスタンティノープルになぞらえられるほど、世界の中心みたいな位置づけなんでしょうか? 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-12-18 12:21:38) |
《改行表示》27.同じアメコミ原作でもスパイダーマンより好きな作品。2005年当時、「バットマン誕生の物語」と聞いて大変興味があったが結局劇場に足を運ぶことができなかったのでDVD発売後すぐにレンタルして鑑賞。結果劇場で観なかったことを後悔することになりました・・・ ストーリーはベタ(ヒーロー誕生秘話の王道ともいう)ながらそれまでのアメコミの実写化作品にはない暗さが新鮮で、やけに豪華なキャスト陣達も意外なキャスティングがなされているところが個人的にヒットでした。渡辺謙なんてせっかくのハリウッド進出第二弾であの役柄ですもんねw アクションも序章にしては申し分ないほどの出来。あの馬鹿かっこいい装甲車「バットタンブラー」が警察車両と繰り広げるカーチェイスの場面では鳥肌がだってしまいました!! そして何よりも気に入ったのが このバットマン誕生の物語を奏でる壮大で迫力のある素晴らしいスコアの数々。 ハンス・ジマーとジェームズ・ニュートン・ハワードという今をときめく最高の映画作曲家のイマジネーションが組み合わさって、音楽で「バットマンビギンズ」のダークな世界観を作り上げることに成功しています。巨匠同士が手を組むとこんなにも感動的なものが誕生するんだな・・・と思い知らされました。 |
《改行表示》26.東洋の神秘の元、修行したからバットマンは非人間的に強いなどと、西洋人の定型的イメージが鼻につくところも多々ありますが、そんなところは薄目を開けて見とけばよいのです。この映画の真骨頂は、死ぬほど金もってる変人が蕩尽しまくる姿を見て楽しむことです。しかし、ゴッサムシティって独立国家なんですかね? 【チビすけ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-17 12:11:38) (笑:1票) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 他の監督ともまた違った、演出や構成にかなり満足いく作品でした。 ティムバートンのバットマンがもちろん一番ですが、それはヒーローとしてのバットマン。人間の心理を巧みに利用した「メメント」や「インソムニア」を監督したクリストファー・ノーランのバットマンは、「人間」としてのバットマンを見事に描いている。 アメコミからバットマンは好きでよく見ていましたが、ゴッサムから消えたバットマンが、再び街に戻ってきた彼を描くフランク・ミラーのバットマン「ダークナイト・リターンズ」のリアリズムが、色濃く反映されている様に思え、好感が持てる。 クリスチャン・ベールの笑顔が、若い頃のトム・クルーズに似ていてなかなかいい。 次回があるなら、また彼に演じて欲しい。 おしむらくは渡辺謙のまるで友情出演のような出方。相変わらず巧い英語に惚れ惚れするものの、格闘の立ち回りはズームばかりで(この映画全体にいえる事だが、格闘場面ではズームやブレ演出が多すぎ、純粋に演技を楽しめない。)彼じゃなくても良かったのではないかと思う程。それ以外を覗けば、僕の大好きな俳優ルトガー・ハウアーも出ているし、リーアム・ニーソンもかなりカッコイイ。バットマンギミックも凝っているのでファンにはたまらない、そんな結構良い作品。 【sherlock】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-17 03:47:36) (良:1票) |
24.前半は少しだらだらして、あーやられた!と思ったのですが、中途からぐんぐん引き寄せられました。やばいです。コレ、すんげー面白いです。バットマンになっていく課程がすっごくいいです。あの車のシーンも感動だったのですが、ちょっと長すぎです。あの意味もなく前屈みになるのは何だったのかなぁ・・・ 【AKi】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-03-26 12:56:41) |
23.《ネタバレ》 個人的にかなり楽しめました。渡辺健があっけなさ過ぎて逆に笑えた。ゲーリー・オールドマンが善人の役ででていてそれに驚いた。キリアン・マーフィーがスケアクロウ役にぴったりでした。 【にあ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-09 15:33:21) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 期待せずに観に行ったが、あにはからんや、かなり楽しかった。 バットマン演じるクリスチャン・ベールはシリーズ中最もかっこよかったし、 モーガン・フリーマンや渡辺謙も、良いスパイスだったと思う。 バットマンシリーズのファンならニヤリとするベタな演出も良かった。 気になったのは、 キリアン・マーフィは魅力的だったけど、 怪人にイマイチ魅力がなかったことと、 バットモービルがダサかったこと。 【彬彬】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-11 17:38:14) |
21.自分はマイケル・キートン、ジョージ・クルーニーのバットマン役は好きでしたが、今作品ではクリスチャン・ベールかぁ・・・と思いながら観賞したのですが、かなり格好良かったです。バットマンの存在の本来の目的である相手に恐怖を与えると言う感じは今までのバットマン役の3人よりは、でてたと思う。格闘シーンもそうですが、デブ警官を吊し上げ脅す声がまたよかった☆これぞまさしくバットマン!!ただ、後半部分は本当によかったのですが、前半部分の忍者、修行・・・・いらんのちゃうんかと思った。あと渡辺謙・・・・かなりヘボキャラだったのが残念でしたね。 【ピエロ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-07 20:10:04) |
20.物凄く面白かったです。スケールも大きいしキャストも豪華すぎるし、ストーリーもぐいぐい引き込まれてあっという間の140分でした。渡辺謙さんの扱いについてですが、使い捨てとかいうのではなく、存在感のあるあの位置のキャストに「ラストサムライ」で演技力を見せつけた彼をキャスティングした製作者側の気持も分かるので良かったと思います。いつも「今回はいい役やってくれよー」と思うゲイリー・オールドマンだけでじゃなく、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンもステキだったし、以前のバットマンと比べるとかじゃなく、この作品だけを考えたらかなり完成度の高いプロローグだったと思います。財閥の息子だからスーツや屋敷も会社の人事もあっという間に自分の思い通りにしてしまうのは元々そういう設定の物語なので、嫌な気分にはなりませんでしたね。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-14 23:40:20) (良:1票) |