7.《ネタバレ》 すんげぇーくだらねぇ~!! でもこーゆーバカは大好き!!!
だって9回裏で112対0ってオカシイだろ(笑)
強豪との対戦は不戦勝なのにあたかも勝ったかのような振る舞い、
野球経験のない監督、なぜか落ちてくる『自業自得』の隕石、もう何でもあり。
この映画は大笑いの類ではない。 まさに小笑いだ。
思わずニヤリとしてしまう・・・くっくっくっと小さく笑ってしまう・・・
そう、例えて言うなら「ちびまる子ちゃん」の『野口さん』だ。
(知らない人はLet's Google!)
普段からくだらないこと一人でを妄想しニヤニヤする私のような輩なら、
恐らくこの笑いは理解できるはずだし、ツボだろう。
しかし、こんなにバカ映画なのになぜか全力学園野球部を途中から応援していた。
仲間とのすれ違い、恋と野球の天秤。
「逆境」こそが成し得る熱い魂の叫びが私の胸を打ったのかもしれない。
ひとつの目標に向かって仲間と共に突き進めるのも、
誰かを純粋に好きになり「恋に生きよう」と未来に想いを馳せるのも、
若さゆえの素晴らしき特権だと思う。
これが「青春」なんだ。
観賞後、昔の部活仲間たちに連絡を取ってみようと思った。