8.《ネタバレ》 今回の悪役ゲルト・フレーベはツボでした。
私には森元首相にしか見えない(爆)
そう思って見るとまた楽しい?ですよ。
そしてそいつの部下の帽子男ハロルド坂田がまたツボでした。
角田?似のレスラーなのですが、
いつも満面の笑みをたたえており不気味です。
武器は帽子飛ばし(ボンドの18番なのに・・)
そして怪力なのです。
この森元首相と角田似帽子男だけでも笑えます。
個人的に一作目から気に入ってるQ(ボンドに発明品を説明する人)が、
わりと出番が多くしかもボンドに偉そうに説明しているので面白い。
今回は特に車(アーストン・マーチンDB5)がよかった。
どこの国でも通用するナンバー・プレートって(笑)
私は007が苦手なのはロマンスがこっ恥ずかしいからということもあり、
長いこと避けていたんですが・・
今回はさすがにもう見慣れてきたのと、
あんまり暑苦しいロマンスがなかったのでよかった(爆)
ボンドがなかなか相手にされないというのが、
峰富士子みたいでいいと。
最終的にはやはりワンパターンでしたが・・
ボスの部下(下っ端)の多くが中国人というのも面白い。
例によって今回もボンドは捕まるのですが、
ボスのアジトのからくりは面白いです。
計画を客に説明するのにいちいちあんな大袈裟なことするし、
ボンドの処刑シーンも当時では斬新なのでしょう。
あと、カーチェイスの撮り方がうまいなぁと感心。
「フレンチ・コネクション」を思い出しました。
そして暗闇での倉庫に激突するまでの逃亡。
おばあさんがマシンガンをぶっ放すところあたり、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンが最初に納屋に突っ込むシーンだ・・
ボンドが弱すぎる感もありますが、
だから面白いのかもしれない。
後半なんかきちんとスパイ映画だなぁと結局チームを組んでるし。
個人で活躍という図式に飽きてきたので楽しかったです。
コネリーは途中からヒゲを深剃りし若返っちゃう。
それもまたよかったです。
爆弾解除までのスリルもよかった。
しかし007のファンでもない私にはわからないシーンが・・
あの爆弾を止めたのは誰なんだ??
CIAって常時出演するのは何人だろうか?