セント・オブ・ウーマン/夢の香りのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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セント・オブ・ウーマン/夢の香り

[セントオブウーマンユメノカオリ]
SCENT OF A WOMAN
1992年上映時間:157分
平均点:7.93 / 10(Review 294人) (点数分布表示)
公開開始日(1993-04-29)
ドラマ学園もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-06-11)【イニシャルK】さん
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監督マーティン・ブレスト
キャストアル・パチーノ(男優)フランク・スレイド中佐
クリス・オドネル(男優)チャーリー・シムズ
ジェームズ・レブホーン(男優)トラスク校長
ガブリエル・アンウォー(女優)ドナ
フィリップ・シーモア・ホフマン(男優)ジョージ・ウィリスJr.
ブラッドリー・ウィットフォード(男優)ランディ
ロン・エルダード(男優)ゴア巡査
ジューン・スキッブ(女優)ハンセイカー夫人
フランセス・コンロイ(女優)クリスティーン
野沢那智フランク・スレイド中佐(日本語吹き替え版)
江原正士チャーリー・シムズ(日本語吹き替え版)
納谷六朗トラスク校長(日本語吹き替え版)
沢海陽子ドナ(日本語吹き替え版)
真地勇志ジョージ・ウィリスJr.(日本語吹き替え版)
井上喜久子(日本語吹き替え版)
星野充昭ゴア巡査(日本語吹き替え版)
原作ジョヴァンニ・アルピーノ
脚本ボー・ゴールドマン
音楽トーマス・ニューマン
編曲トーマス・パサティエリ
撮影ドナルド・E・ソーリン
製作マーティン・ブレスト
G・マック・ブラウン(製作補)
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮オビディオ・G・アソニティス
ロナルド・L・シュワリー
配給UIP
美術アンジェロ・P・グレアム(プロダクション・デザイン)
ジョージ・デ・ティッタ・Jr
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装オード・ブロンソン・ハワード
デヴィッド・C・ロビンソン[衣装](衣装デザイン助手)
編集ウィリアム・スタインカンプ
ケン・ブラックウェル〔編集〕(編集助手)
マイケル・トロニック
字幕翻訳戸田奈津子
その他G・マック・ブラウン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ダニー・アイエロ三世
あらすじ
学生のチャーリーは、アルバイトで盲目の退役軍人フランク(アルパチーノ)の世話をすることになった。フランクは無理やりチャーリーをニューヨークの旅に同行させる。旅行中、チャーリーの心は浮かない。彼はある事件に巻き込まれ退学の危機に陥っていたのだ。そんな中、フランクはこの旅の最後に俺は自殺をすると平然と言い出した・・
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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58.パチーノの迫力を存分に活かした脚本だと思った。チャーリーも気の弱い優等生を演じられる上手い配役だと思う。 退役軍人の特殊な話かと言うと そういう訳でもなく、会社で第一線で働いてきた人が 引退後にどれだけ虚しくなるかという、結構普遍的な内容とも考えられる。 ただ題名がラブ・ロマンスっぽくて合っていないのではないかと思う。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-14 09:52:20)
57.《ネタバレ》 話の中身は私大好物です。偏屈爺さんと貧しい純真な青年との心の交流。抜け殻になったと思い自殺しようとするフランクを止めるチャーリー。そこをドラマの梃子としてご存知有名なラストのフランクの一大スピーチへと流れ込みます。脚本の構造・中身は申し分なく完璧だと思うのですが、なんか演出のテンポが今一つスムーズな感じでなく、もうちょっと見易かったら1点プラスなんですが。それでもフランクのスピーチのところは感動したい時に何度も繰り返し録画したのをを見てしまいます。「俺は岐路に立った時、正しい道を選ばなかった。それは険しい道だったからだ。だが、チャーリーは正しい道を選んだ。それは品性を養う信念の道だ。彼に旅を続けさせてやろう」いいですね~。特に芸能も政治も二世とかの苦労知らずのやつらが跋扈しているこの国で生活しているとこのシーンはちょっとしたカタルシスを覚えさせてくれます。拍手。
エリア加算さん [地上波(字幕)] 8点(2020-09-19 22:38:16)
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56.《ネタバレ》 年の差を超えた奇妙な心の交流、名作です。 名場面はいくつもあるもののやはりガブリエルアンウォーとタンゴを踊るシーンはあまりにも良すぎる。 付き人が人生の教科書ってすばらしい。生きる意味を見失っている若者に見せてあげたい。 アルパチーノの力強い演技はこの作品以前より疑いの余地がないものの 盲目軍人という難しい役を演じ切り見事7度目のノミネートでアカデミー男優賞を受賞。 あらためて世間的にも認知されたことでしょう。夢の香りは視聴者にも十分感じました。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-06 22:44:42)
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55.《ネタバレ》 ちょっと長いけど、なかなかいい映画。ほっこりします。 ラスト30分くらいがすごくよい。終わり方もよかった。 タンゴを踊る女優さんとっても美しい!
まっかさん [DVD(字幕)] 8点(2017-03-15 20:13:34)
54.《ネタバレ》 この映画を観た後、思ったこと。この国(アメリカ)は何て手強いんだろう、てことだった。戦争で手足を奪われたり、悲惨な光景を目の当たりにしてきたアルパチーノ演じる軍人が最後、生徒たちの前で言った「一番悲惨なのは魂がつぶれた人間」という言葉に、生徒たちの多くが拍手を送る光景を見て思った。映画だけど、支持されてる映画ってことは共感されてるってことだ。1990年代の映画だが、エリート校の生徒たちがこのような考えをもって大人になるのだとしたら、2010年代の暗礁に乗り上げたようなアメリカではあるが、地下に脈打つ国民の魂は死んではいないってことかもしれない。でも中東との戦争で変わったかな?でも根っこはこういう国民性だよね。日本のエリート校はどうだろう?陰惨ないじめなどのあるこの国で、果たしてこのアメリカと伍する国民性を持ちうるか?そう思った。しかし偏屈な盲目軍人をアルパチーノが見事に演じていた。この人の愛すべき老人になろうとしない毒舌に、最後は皆が拍手を送るんだなぁと微笑ましく思った。
トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2016-08-28 21:56:07)
53.盲目の退役軍人、アルパチーノ。メチャクチャ偏屈なのだが、過去の華麗なる経験則を世話をしてくれるアルバイト男子にさり気なく伝授する。タンゴを踊るシーン、最後のバカ校長をやり込めるシーンはカッコいいですよ!
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 8点(2016-06-26 01:31:20)
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52.《ネタバレ》 みなさんのおっしゃるとおり、この映画はアル・パチーノありきの映画になってしまってますね、寂しさ、それを隠してる鎧の表現、盲目の目の動きまで素場らしいです。 しかし、それにくらべて、主人公は・・・完全にキャラが喰われています。もう少し、成長がみられてもいいのかと。 中だるみがあったかな?けど、さいごは締まってよかったです。
minさん [地上波(字幕)] 8点(2012-12-06 22:46:45)
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51.《ネタバレ》  もしかすると、これは一種の変則的なラブストーリーでもあるのかもしれません。  「目が覚めたときに自分を包んでくれる人がいてくれたら・・・そんなのは夢のまた夢なのだが・・・」  と、遂に本音を明かすフランク。  つまりは結婚願望。多くの人に訪れるイベントが、フランクには夢のまた夢という現実。なぜならあの性格だから。  ですがクリスというありえないくらい心清らかな青年と出会い、フランクの人柄に変化が。だからこそ、最後の演説は見応えのあるものになったのだと思います。  フランクは長所より短所の多い人間です。そのフランクの人としての最も良い部分が、それこそ最も良い形で表現された演説。  それは見ず知らずの女性の先生のハートを少しだけ動かしてしまいました。  声をかける女性の先生。ちょっとだけ口説くフランク。  足取り軽やかに、子供たちとふれあうフランク。  映画はそこで終わってしまいますが、その子供たちとのふれあいのシーンで、明らかにその後のフランクの人生が再び輝きだすことが暗喩されています。  とても心地よい余韻が残りました。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-25 01:12:06)
50.《ネタバレ》 久しぶりになかなか感動できる傑作を見た感じがした。盲目の退役軍人と高校生の二人で、ここまで話がおもしろくなるとは。やはりパチーノの演技が最高によい。ダンスのシーンは本当に魅力的。やはりラストの演説シーンが見所で、吹き替えなく、ぜひ生のパチーノのしゃがれ声を聞いてほしいと感じる。名作です。
バトルコサックさん [地上波(字幕)] 8点(2012-03-14 04:17:13)
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49.2012.03/02 鑑賞。アル・パチーノのクライマックスの熱演、熱弁には恐れ入る。でもこの原題では良さが伝わってこないし記憶に残らない。残念!!  
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-02 22:28:36)
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48.プライドが高く、毒舌家で、酒飲みで、女好きの盲目の中年男性(盲目は兎も角、銀河英雄伝説のポプラン中尉やシェーンコップ准将が年をとるとこんな感じか?)を演じるアル・パチーノの演技がすごいの一言に尽きる。アル・パチーノも「これでアカデミー賞主演男優賞を獲れなければ一生無理だろう」と思ったことでしょう(妄想ですw)。 ストーリー自体は、そんな凝ったところもなくふつうだと思う。最後の演説と生徒たちの行動には、目尻があつくなった。 本作はずいぶん昔から存在自体は知っていたが、タイトルからべたべたのラブストーリーと思っていたので触手が動かなかった。タイトルでずいぶん損をしていると思う。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-28 13:18:30)
47.《ネタバレ》 アル・パチーノが青年に伝えたかったのは2つの道に迷ったときに自分の答えに責任と意思を持ち続ければそれが正解になり、自身の見識を育てることになるということだと思う。善悪にかかわらず経験に裏づけされた見識を持つ人をアル・パチーノは「大人」と呼ぶんじゃないか。
michellさん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-08 12:25:36)
46.盲人としてのハンディを見せない姿は素晴らしかった。表の顔と裏の顔のギャップにもの凄く惹かれる物があります。この人に養子になれと言われたらふたつ返事でOKします。
茶畑さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-21 21:41:35)
45.アルパチーノ最高!!ストーリーはダラダラとしていて、あまり、のめり込めませんでしたが、アルパチーノの格好よさと、なんとも言えない爽やかな後味でこの点数です。
コスッタルイさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-25 16:25:54)
44.《ネタバレ》 盲目人とは思えない圧倒的な存在感、凄まじいオーラを放っていたパチーノの豪傑ぶりが光りました。正義を貫こうとする純真な青年を力強く弁護した演説はこの盲目退役軍人の独壇場でした。パチーノの豪気で壁越えまであと一歩!
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-27 20:14:50)
43.タイトルからは想像もつかない内容。ラブロマンスあたりを予想してみた私は肩透かし。見終わって、この作品を手に取った幸運に感謝した。
あるまーぬさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-08-01 02:38:01)
42.《ネタバレ》 いつも自分自身を持っていて、堂々としているアルパチーノがかっこいい。物語最後のアルパチーノの学校での演説は見事。
珈琲時間さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-03 16:23:31)
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41.《ネタバレ》 なんとも長い作品で、この内容で「ミュンヘン」と同じくらいの長さというのはやっぱりちょっと無理がある。 と長さに不満は残るが、後味はなんともいえずさわやか。 「盲目の退役軍人が後見人席で勝手なことをいったくらいでそう都合よくいくものか馬鹿馬鹿しい」というご都合主義を中和するために、NYでの冒険譚とスレードの鬱および自殺願望を延々と見せたわけでしょう。ラストの演説の時点で最高潮にもってきたところ、常に高低のバランスを意識したつくりと思います。 45径の銃を片手に「養子になるか一緒に死ぬかどっちだ」と言いますね。これは相手が女性だったとしたら、求婚しているのと同じですね。こんなふうにしか、「お前が気に入った。離れがたい。」ということを表現できないなんて、スレードというおっさんはせつないな。それと、このおっさんは男性相手には卑猥な女性蔑視の表現ばかりするんだけど、女性相手になると全然違うのね。どうです、見ず知らずのおっさんに「君の香水は○○だね。」とか言われたら。気持ち悪くてすぐに逃げるでしょう。セクハラな会話ばかりしていても決して女性に嫌われない。ここに至るまでにはひっぱたかれること何百回の修行を積んだことでしょう。真の女好きとはこういうものか、と妙に納得したのでした。 それにしてもパチーノ、生まれる前から役者さんであったかのようなその存在感には今更ながらお手上げです。このところ出演作をよく見ていますが、「これはもう役者さんになるしかないような人」といえましょう。マイケル・ジャクソンを例えにすると、「人前で歌って踊ってお金をもらうことに何の疑問も抱かせない(何であんたなんかがとつっこまれる余地がない)」のが歌い手の条件だという説がありますが、俳優部門でいったら迷うことなくパチーノを推します。誰がつっこめるでしょうか、身長が足りないとか、顔がデカく見えるとか、パチーノが演技しているときに。そういうことがどうでもよくなってしまう不思議な俳優さんです。 私見では、トム・クルーズにはまだ迷いがあります。「身長が足りないのに堂々主役を張っている」という後ろめたい気持ちが、5%くらいは彼の中に残っている。だから見ている私たちも「トムがんばってるー」と応援する合間に「やっぱ身長が足りないから女優さんと並んで映さないのね」とかどこかで思ってしまう。やっぱパチーノはそういう意味で偉大だ。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-03 12:48:23)
40.2じかん半があったゆうまにすぎました。性格は強引で自分勝手。女好き。だけどほんとは孤独でさみしい男・・・フランクの言葉のすべてがこころにのこって、なにかをかんがえたくなりました。ジャックなんとかっていうお酒を、トモダチだから、長い付き合いだからジョン(ジャックの愛称)でいいんだ、っていうフランク。本当に渋くてかっこいい。さいごの演説も、素直に感動できたし、なんだろう・・・もうアル・パチーノはそこにいるだけで空気をかえてしまう、本当にすごい役者ですね。もちろん前から思ってたけどこの映画でもっともっとそれを実感しました。
ギニュー隊長★さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 21:05:44)
39.アル・パチーノの映画の中では、これが一番好きかな。ラストの演説に尽きますね!
H.Sさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-25 00:18:12)
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【点数情報】

Review人数 294人
平均点数 7.93点
000.00%
100.00%
200.00%
310.34%
4165.44%
5124.08%
6268.84%
75418.37%
85819.73%
96421.77%
106321.43%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review16人
2 ストーリー評価 7.27点 Review22人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review24人
4 音楽評価 7.23点 Review17人
5 感泣評価 7.05点 Review18人
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【アカデミー賞 情報】

1992年 65回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞アル・パチーノ受賞 
監督賞マーティン・ブレスト候補(ノミネート) 
脚色賞ボー・ゴールドマン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1992年 50回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)アル・パチーノ受賞 
助演男優賞クリス・オドネル候補(ノミネート) 
脚本賞ボー・ゴールドマン受賞 

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