30.43年間の映像技術の進化をまざまざと感じるシーザーの喜怒哀楽ぶりと躍動感に満ちたカメラワークに釘付けでした。新薬に関する雑な展開は鑑賞後に「そういえば・・・」思い返されるものでした。 |
《改行表示》29.良い作品でした。猿の惑星シリーズは全部見ています。現実問題的な違和感はあるかもしれませんが、一つの物語として楽しむことができました。 シーザーの表情が素晴らしい。頼もしい、かっこいいという印象を受けました。 【snowman】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2022-01-23 12:35:03) |
《改行表示》28.ずっと見逃していた作品ですが、今回動画配信でやっとみれました。 ストーリー、CGなど撮影技術がしっかりしており、よく出来ていたと思います。 ラストの次回へ続く伏線の張り方もGOODでした。 【とれびやん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-05 10:35:55) |
27.《ネタバレ》 面白いし良くできてはいるものの、全ての事件の発端は主人公にあるのにも関わらず、猿の保護施設のイジワル飼育員や黒人上司を悪者に仕立て上げ、主人公が善人顔をしているのが何か納得いかない。猿のそれぞれキャラが立っていたのは良かったです。シーザーとコバがモグワイとグレムリンのような感じに見え次の作品以降どういう関係になっていくのか非常に楽しみです。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-19 01:34:24) |
《改行表示》26.《ネタバレ》 現代版 猿の惑星。 昔の猿人間シリーズとは全くの別物。 単純に楽しめました。 しかし、、、いくら頭がよくなったからって、、、、 4階や5階から飛び降りたら骨折れるだろうに、、、(笑) 【あきちゃ】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-06-06 14:22:26) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 アメリカ杉か~ おーい そこに住むのはやめとけ 現代病を知らんのかー? 人間様は今それで苦しんでいるんやでー クシュン クシュン 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-09 21:57:37) (笑:2票) |
《改行表示》24.《ネタバレ》 薬によって高い知力を持った猿が仲間を増やして人間に反逆する話。 嫌な奴が猿をいじめる姿で鑑客は猿を応援したくなる。 話自体はシンプルだけどリアルで異様な映像が良かったです。 【Dry-man】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-02-14 02:32:30) |
23.《ネタバレ》 猿はどうも苦手なので見るのをためらっていたんだけど意外や意外、相当面白かった。ゴリラが体を張ってシーザーを助けて死んじゃうところ「すまない、オレを助けたせいで…」「あの檻から出して自由にしてくれたのはシーザー、お前だろ。感謝してるぜ…ガクッ」(←セリフはないけどこんな感じ)メッチャ良かったです。あと黒人の偉そうなオヤヂへ今まで虐待されていた猿にとどめをささせるところなどしっかりツボ押さえてます。他にも分別のあるオランウータン、元ボス猿などキャラクターが秀逸。実はこのメインキャラの猿たちが市電の屋根の上でしっかりポーズを決めています。これがなぜかカッコいいんですよ。CGでこれだけの演技ができるのは役者にとってある意味脅威かも。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-09-28 22:20:55) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 名作を汚すチンケな猿芝居になっているのだと思っていた。しかし期待は見事に裏切られ終始面白かった。 シリーズとは別物で完全なるオリジナルストーリーだ。しかし創世記としての役割も十分に果たし、そこには見事な“現代版”猿の惑星があった。 シリーズを知ってる人でも知らない人でも楽しめる、近年のSFではかなり面白い作品ではないでしょうか。 何といってもあの困難な題材です。しかしそこにはちゃんとリアルがあって、笑えるが決して苦笑にはならない、凄笑だ。 猿の大群やゴリラの忠誠心、笑う事も興奮する事もできる、そういうのはすごい。 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-22 04:37:36) |
21.《ネタバレ》 賛否両論有る様だが私は素晴らしい作品だと思う。 挙げたい点は幾つも有るが、まずは旧シリーズ、特に不朽の名作と言える第一作へのリスペクトが感じられる事を評価したい。 同じ素材を取り扱いながらも駄作に成り果ててしまうリメイク作が氾濫している昨今、本作はとても丁寧に制作している事が伺え、旧作に泥を塗る様な失態を犯していない。 次に、脚本とCGのバランスが絶妙だと言う事。自宅の液晶テレビで鑑賞したので劇場大スクリーンで鑑賞された皆さんとは異なる印象なのかも知れないが、私的には違和感は全く感じなかった。赤ん坊の時のシーザーの愛らしさや、成長してからの威厳を感じさせるシーザーの仁王立ち姿等々、人間の動き/演技が基になっているとは言え、「CGは遂にここまで来たのか!」と驚嘆した次第。 人間が滅び類人猿が地球上に跋扈する事となる背景・経緯の描き方や、おそらく数年後に公開されるであろう二作目に繋がる伏線の張り方もよく考えられている。 終盤まで緊張感を保ったまま鑑賞させて貰い満足している。 同じ志に基づいて製作されるであろう二作目を早く観たい。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-22 13:11:49) |
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20.《ネタバレ》 人間が人間を殺すことは殺人、人間が動物を殺すことは処分、人間がうっかり他人のサルを殺すと器物破損だ。どれだけ人間が、サルやペットを愛していようが、対等なんて関係は茶番だ。サルや動物たちの立場から見た人間は、たとえ善人であろうが、それは毛皮のコートを羽織った動物愛護団体職員と同じ偽善者なのだ。反省猿に反省させて、それをみて「かわいいね、癒されるね」ってバカか?反省サルが喋られるなら、お前らが反省しろよと言われるだろう。人間はバカ者で、偽善者で、凶暴者の三拍子が揃った貴重な動物だ。そもそも狩猟とは何だ?住む場所をサルやイノシシやクマから奪っておいて、餓死寸前の動物がついに命をかけ、食料を求めて山から下りてきたら、山に帰れ、と憎しみを込めて殺すことが狩猟なのか?その一方で、人間と動物は友達だと、平気で嘯く人間の偽善などクソ食らえだ。人間のバカを象徴するラストシーンについて説明しよう。飼い主は「家に帰ろうよ」とほざく。帰れるかよ。これだけ暴れて有名人、いや有名サルになったのに、のうのうと家に帰っても見逃してもらえるわけがない。飼い主のその言葉を聞いたシーザーのあきれ顔が印象に残る。「やっぱりこいつバカだったのか」という顔だ。このシーンは決して友情シーンとして描かれているのではない。猿からみた人間の愚かさが的確に描かれているのだ。またこの物語は、組織を統率するリーダーのカリスマ性という面からも楽しむことができる。海千山千の曲者のサルたちに苦戦しながらも、徐々にまわりのサルたちを味方につけ、最後に組織を統一するシーザーの手腕は、ゴットファザーのマイケル・コルレオーネを彷彿とさせるのである。シーザーの人心掌握術は、下手な啓発本を読むよりも意義がある。我が国の首相も、サルに見習ってもらいたい。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-11-12 20:40:13) (良:2票) |
19.まさか、猿の惑星シリーズで感動するとは…。とは言っても猿側の立場での感動なので著音複雑です。このあたりは「アバター」と通じるものがあります。ラストも猿の惑星シリーズを全部見ている私には感動ものだったのですが、うちの妻は「で、これで終わり?」だったそうで、そういえばそんな感じだろうなと思いましたが、私的には感動です。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-03 21:49:56) |
《改行表示》18.素晴らしい! 期待を裏切らない出来でした。 どうなってゆくのかってゆう展開がちゃんと描かれているし、 なによりもチンパンジーなのにかっこいい(笑) それでいいじゃないですか。 映画って、こうゆうもんでしょ。 オランウータンもゴリラもキャラが立ってるしラストも素敵です。 続編にも期待します。 【sora】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-03-21 07:26:59) |
17.《ネタバレ》 久しぶりに面白い映画を観た、というのが率直な感想です。テンポがよくカット割りも多いのに、丁寧な心理描写(特に猿たち)で物語の中にグイグイと引き込まれた。凄い!ただただ凄いとしか言いようがない。シーザーたち猿軍団が森を目指しているのが分かった時には、なんだよ「猿の惑星」じゃなくて「猿の村」じゃん、と思い、まあこれはこれでありかなと油断していたらなんと、エンドロール中に「惑星」への布石のオチがちゃんと用意されているではありませんか。まったくもって憎い演出です。マイナス2点は、CGのクオリティがもう少しなのと、猿は人を殺さない(電気ビリビリ野郎はOK)を貫いてほしかったということです。続編はきっと、動物保護団体と危険排除派との駆け引きを軸に、徐々に滅びゆく人類の姿を描く、だったりして。でももし本当に続編あるなら今度はちゃんと、映画館で鑑賞するぞ!! |
16.《ネタバレ》 シーザーの生い立ちは丁寧に描かれていたが、主人公と別離してからシナリオが大雑把と言うか、駆け足になっていったかな。たった一晩であら不思議なお猿の進化や、お猿の総数の不明確さなど。だが、そんな疑問を勢いで乗りきったと良作だと思う。 【真尋】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-02-27 20:51:21) |
15.《ネタバレ》 正直あまり期待していなかったのですが、これがどっこい、凄く面白くて驚きましたよ。期待してなかったというのは、ティム・バートン版のやつがあまりぱっとしない焼き増しだったので、今回もまた中身のない代物になるのかなと思っていたのですが、とてもしっかりとしたドラマツルギーで、主役のお猿であるシーザーの痛烈な胸の内がひしひしと伝わってきました。そう、この作品の一番の見どころは、シーザーの表情なんですよね。彼の目は、とても理知的でありながら静かな悲しみ、切なさをたたえており、この目が雄弁に物語ってくる。もちろん、彼は100%CGなんだけど、そのフルCGのクリーチャーがここまで心情に訴えかけてくるんだから、驚愕せずにはいられない。映像技術の進歩を見せつけられたと同時に、制作者にとっては大きな挑戦であったでしょう。牢から脱し、橋の戦いへと続く一連のシーンは素晴らしいスペクタクルで迫力満点です。思えば、初代の「猿の惑星」は、人間と猿があべこべになった世界。人間が猿に首輪をつけられ、家畜のように扱われるその様が衝撃的であったのに対し、本作は猿が知的になり、ペットのように扱われることに対する不満からのレジスタンスということで、ある意味逆なんですよね。この設定が、いわば皮肉そのものであり、この知的なお猿さんたちは例えば自然のメタファーだったり、奴隷のメタファーだったりと色々な意味に捉えられて面白い。つまりは、「猿の視点」から人間を見て、その人間の愚かさというものを見せつけているわけですよね。唯一不満だった点は、あの薬の煙?を牢でバラまいて一晩で知能が芽生えるという。それはちょっと無理があるんじゃないかと。その点はマイナスだけど、映像技術への果敢な挑戦と、主人公とシーザーの切ない関係をベースにした面白いストーリー、両方とも見事に成功していて、娯楽作品としては文句無しの出来映えだと思います。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-02-22 13:36:36) (良:1票) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 まさか、あそこで「NO!」っー、と来るとは思わなかった。 猿が人を無闇に殺さないところが監督やさしいなって思いました。 ラストは結構好きです。 まさに「猿の(惑星)創世記」だなって感じました。 |
13.ストーリーには特に驚きがないのですが、言葉を持たない猿に、意思と感情を持たせた演出は見事でした。これだけの映画を作ったら、この監督には次回作でビッグ・プロジェクトが来るんじゃないでしょうか。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-21 22:19:36) |
《改行表示》12.《ネタバレ》 第1作の【謎】を、まさか40年以上経った今になってエクスキューズするとは思わなかった。 ▼邦画におけるリメイク作品でなにが一番不愉快かと言えば「旧作に対する敬愛」である。本作は、第一作への敬愛に満ちている。特に嬉しかったのは、政治などに聡いチンパン族・マッチョで好戦的なゴリラ族・賢く学者肌のウータン族の「人種(猿種?)の性格付け」がしっかりと描き分けられているところ。旧作ファンとしては、この丁寧さが嬉しい! ▼中盤からの成長したシーザーの表情が凄い。これ、CGはCGでも、人間の演技を基にしたものだから、人間の演技力がそのまま出ている。CG全盛の現代に、ハリウッドの俳優への敬意が感じられ、ここが個人的にとても嬉しい。(youtubeのメイキング動画を是非ともご覧いただきたい) ▼細かいところを言えば、問題点もある。「治療薬の効果、早すぎ! 絶対に副作用あるだろ」「ウィルス型の治療薬の新薬が、そんな簡単に開発されるの?」「チンパンジーの握力300kgって知らないの?」とかとか… そこで★2つ減点せざるを得ないが、それでも面白い作品として、友人に勧められます。 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-21 20:26:12) |
11.《ネタバレ》 ジョン・リスゴーの出てる映画をそれほどたくさんは観てないですが、彼の演技にというか存在感に好印象を持ったのは『トワイライト・ゾーン』以来です。奇異な感じなく、とても自然に観られました。映画全体に関しては、壁に窓を描くシーンと、それを消すシーンがこの映画の一番の名シーンだと思います。心に焼き付いてます。終わり方も好きでした。お隣のパイロットから世界中に感染していく経路をバックにしたエンドクレジットにゾクゾク。人間は絶対にシーザーをそのままそっとしてはおかないだろうし、みるみる蔓延していくバイオの脅威に翻弄されながら、同時に世界中で利口になっていく猿たちをどうにかしようともがくのでしょう。1作目は言葉を持たない原始人と文明を持った猿の話でしたから、今回の物語の後に、人間は絶滅するのではなく文明を失っていくことになるのでしょうけど、その成り行きを観てみたいなと思いました。たしか一作目の舞台はおよそ2000年後だったと思いますが、人間が言葉を持たない原始生活に退行するのにどのくらいの年数かかったのか気になります。細菌感染もののホラーが掃いて捨てるほど作られたので、それらの二番煎じにならない人類衰退の歴史を見てみたいと思いながら、映画館を出ました。なお、一作目の主人公テイラーはこの一大事件を知らずに壮大な宇宙探索プロジェクトに出かけていなければならないわけですが、現実の地球の科学技術はまだそこまで進んでないですね。 【だみお】さん [映画館(吹替)] 8点(2011-10-21 00:16:31) (良:1票) |