電人ザボーガーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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電人ザボーガー

[デンジンザボーガー]
2011年上映時間:114分
平均点:6.67 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-10-15)
アクションSF刑事もの特撮ものTVの映画化
新規登録(2011-11-01)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2024-06-26)【イニシャルK】さん
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監督井口昇
鷺巣詩郎(監修)
キャスト板尾創路(男優)大門豊(熟年期)
山崎真実(女優)ミスボーグ
宮下雄也(男優)秋月玄
佐津川愛美(女優)AKIKO
亜紗美(女優)ラガーレッド(ミスラガーズ)
木下ほうか(男優)若杉議員
渡辺裕之(男優)新田警部
竹中直人(男優)大門勇博士
柄本明(男優)悪ノ宮博士
佐藤佐吉(男優)エレキアンデス
松尾諭(男優)役人
島津健太郎(男優)村田大臣
関智一(男優)職業安定所職員
増本庄一郎(男優)労働者
原作小池一夫(テレビシリーズ原案)
脚本井口昇
音楽菊池俊輔(オリジナル・スコア)
作詞上原正三「戦え!電人ザボーガー」/「おれの兄弟 電人ザボーガー」
作曲菊池俊輔「戦え!電人ザボーガー」/「おれの兄弟 電人ザボーガー」
編曲菊池俊輔「戦え!電人ザボーガー」/「おれの兄弟 電人ザボーガー」
挿入曲子門真人「戦え!電人ザボーガー」/「おれの兄弟 電人ザボーガー」
製作キングレコード(「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ)
日活(「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ)
プロデューサー大月俊倫(エグゼクティブプロデューサー)
配給キングレコード
ティ・ジョイ
日活(配給協力)
美術西村喜廣(キャラクターデザイン/特殊造型監督)
その他日活(宣伝協力)
うしおそうじ(献辞)
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未見の方は注意願います!
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4.《ネタバレ》  熱血漢の主人公が、パートナー(番組名のキャラクター)と二人三脚で悪を打ち砕く…私にとってザボーガーは【ダイヤモンド・アイ:後述します】と並ぶ異色の二大ヒーローもの。  この映画版の劇場公開当時「糖尿病を患う中年男になった大門は…」という某TVの宣伝コーナーを見た瞬間、私は悲しみのあまりチャンネルを変えました。「ザボーガーはそんな物語ではないだろう?!どうせ、往年の作品を【素材】としてだけ取りあげ、後は監督の【作家性】とやらで全くの【別物】にしてしまったのだろう…ザボーガーは、ウルトラマンなどに比べてマイナーかもしれないけど、約1年続いた作品であり、当時、一定の支持があったからこそ残っている作品のはず。もう少し、当時、子供だった私達の世代の気持ちも大切にしてほしい。せめて、当時の主題歌をバックに、現在のセンスを活かしてオープニングを再現するなど、オリジナルをリスペクトした場面を盛り込んでほしい」と思い、それっきりになっていました。  これが早合点と知ったのは8年後の2019年の年末。偶然、映画版のオープニングを観る機会があったのですが感激しました!「電人ザボーガー、GO!」と命令する大門のポーズや口調を目の当たりにした瞬間「今は亡き、山口暁さんが生き返ったの??」と思うほどの再現度!主題歌は新録のようでしたが変にアレンジせず、子門真人さんに負けず劣らずの正攻法の歌いっぷり!まさに私が上述した【オリジナルをリスペクトしたオープニングの再現】に他ならなかったからです。  これは観よう!…と思いつつ、レンタル店で借りられたのは2月になってからでした…以下、他のレビュアーさん達の文面に目を通した上で投稿します。   特に第1部ですが…TVをリアルタイムに観た世代か否かで、印象がだいぶ変わるんだな…と思いました。エンディングにTVのオリジナル映像が流れますが、我々リアルタイムに観た人達は「おお!この映画では、当時のテイストを本当に見事に再現していたんだな!」と感激するでしょうし、一方、若い世代の人達には「何?これ…元々がこれか…」と失笑ものかも…井口監督は、それらを見越して、昭和40年代の生真面目・熱血テイストを誠実に再現しつつも、微妙にコミカルな演出を加えたのかな…と思いました。何故なら、純粋に生真面目に演出したとして、若い人達に「これはギャグだよね」と笑われてしまったら、井口監督は勿論、我々の世代にとっても、とても悲しいですから…。結果としては、真面目に観て下さった若い方々には(否、リアルタイムの方々にも…)色々な反響があるようですけど…。  第2部は、まさに井口監督の真骨頂。「我々も歳を重ね、大門同様、身体にガタが来ちまったよ…理想と現実の違いも思い知らされてるよ…それでも根っこは腐っちゃいないんだぜ!」という熱い思いが私にも蘇りました!おそらく井口監督の狙い通りでしょう。なお、アキコがサイボーグとしての宿命から解き放たれるコンセプトは映画版のオリジナルですが…【ダイヤモンド・アイ】の最終回に似ている気がしました。単なる偶然なのか、井口監督も観ていて意図的?無意識?に取り入れたのかも…と思ったりしました。    さて採点ですが…感激ぶりだけなら10点ですが、観る人により印象が大きく変わるようなので、当サイトの採点基準である【見た後、率直に面白かったぁ…って言える作品】として8点を献上します。なお、私は当作品を【リメイク作品のお手本】と感じましたが…後続作品は「往年の再現をした後は、自分の作家性で、幾らでも別物にして良い」と形骸化しそうな気がします。アニメも含めて昭和の子供番組のリメイクは、今後、控えてほしいな…と思います。  *備考 ダイヤモンド・アイについて *以下、【アイ】と表記。DVDを再見して明記します  放送期間は 昭和48(1973)年10月~同49(1974)年3月。一方、ザボーガーの放送開始はアイの終了直後の昭和49(1974)年4月。小学生だった私は「アイは終わって残念だけど、他のチャンネルで似た番組が始まったぞ」と嬉しくなったものです。主人公は正義感に溢れるルポライター。パートナーのアイは、主人公がはめている魔法の指輪から召喚される精霊。敵は、前世で欲望に執着するあまり怪物化し現世で悪事をはたらく【前世魔人】。主人公とアイは主従関係でなく、愛と正義の思いで結ばれた友人として描かれています。また精霊といっても万能ではなく、主人公がアイを助ける場面もあり【共に戦う】というコンセプトが好きでした。ただ子供心に「オイルショックで、作るお金が足りないんじゃ…」と心配したことも…。現在、再見しても私は好きですが、若い方々には、ザボーガー以上のインパクトがあるかもしれません。ただしリメイクは控えて…
せんべいさん [DVD(邦画)] 8点(2020-02-24 11:59:46)(良:1票)
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3.オリジナルをリアルタイムで鑑賞していたおっさんです。 スタッフの「ザボーガー愛」に涙腺が・・・ オリジナルのリスペクトぶりがハンパない。 ま、井口監督のB級テイストはサービスってことで。 観る人を選ぶタイプの作品であることは間違いありませんが、個人的には大満足です。
とんちゃんさん [ビデオ(邦画)] 8点(2014-04-06 20:50:19)(良:1票)
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2.《ネタバレ》 井口昇の才能と70年代特撮が、ここまで相性が良いとは思わなかった。  特に、足りないスキルを根性でカバーしたCG効果が素晴らしく、バカバカしかった。最近スカしたCGで悦に入っている曽利文彦あたりには、見習ってほしい。
aksweetさん [DVD(邦画)] 8点(2012-08-02 00:18:21)
1.オリジナルは多少知っている程度で特撮モノはだいぶ長い間見てないですね。この作品の噂は知っていて、今さら『電人ザボーガー』ってどうなんだろう、と思ってましたが、知り合いから前売り券を貰ったので観に行きました。 OPのシグマとミスボーグの暴れっぷりからタイトルバックと主題歌、最初のバトルへの流れからして昭和特撮らしい熱さが全開で素晴らしい!特撮を見て育ってきた日本男児なら、この初っ端でニヤニヤしっぱなしでしょう。抜群の音楽、主題歌と止め画のカット割りがマッチしていてテンション上がりましたよ。主題歌、挿入歌はオリジナルのカヴァーですが、やっぱ昭和のアニメや特撮の曲は燃えるモンがありますね(良い場面でオリジナルもかかります)。 全体の3/5はあったような青年期が特に良かったです。青年期の大門を演じた古原靖久はゴルフの石川遼クン似ながら、「電ッ人ッ!ザボ~ガ~ッ!ゴ~ッ!」という熱血な掛け声や無駄に力が入ってる熱い口調、見得の切り方、アクションが様になってて「良いねぇ(笑)」と思ってたら『炎神戦隊ゴーオンジャー』という戦隊モノに出演してたそうでなるほどな、と。熟年期の大門役の板尾はあまり好みな人じゃないので、なんで主演できるんだろう?、と思いつつ見てましたが「喪失と再生」がなんで、完全負け組の枯れた役をやるにまぁアリなのかなとも思ったり。でもダウンタウン系の番組でコントをしている板尾に見えてしまうんだよなぁ。難点を上げれば監督の好みらしきグロとギャグがちょっと観る人を選びそうかな。まぁそれを引いてもオリジナルへの愛に満ち溢れている作品ですね。エンドロールも絶対に見るべし。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 8点(2011-11-01 22:31:15)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.67%
516.67%
6426.67%
7533.33%
8426.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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