12.恐怖・感動・哲学的要素のある漫画が原作ですが、漫画に引けを取らない映画になっています。いたたまれない展開は、映像で観るとさらにそれが増します。展開が早いので、先に漫画を読んでおくと一層楽しめます。深津絵里がクールで最高です。 【VNTS】さん [インターネット(邦画)] 8点(2018-09-08 20:27:14) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 超絶な原作ファン(たくさんいると思うが)だが、意外と良くできててホッとした(漫画原作には痛い目にあわされてるので)。 ミギーの声とふかっちゃんのキャスティングかマイナスポイントかな〜。小雪でよかったんじゃね?w |
10.たまたまテレビで見ちゃいました。原作は大好きだったので、裏切られるのがいやで見てませんでしたが、思った以上に面白い。馬鹿にしないで、日本映画もたまには見ないといけないなー。 【木村一号】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-05-02 14:42:28) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 名作漫画の映画化は原作ファンを嘆かせる出来になることも多いけれど、この作品はそうならなくて良かった。山崎貴監督の手腕で、原作のエッセンスを損なってはいない。映画サイズにまとめたために、どうしても描ききれない物足りない部分は出てくるものの、1本の映画として面白く観られる。 原作ファンとして欲を言えばキリがないが、回想を取り入れながら削ぎ落とせるところは削り、テンポよくコンパクトに再構築しているので、単なるダイジェストにはなっていない。これは相当な力量が必要とされるし、原作を本当に好きでないとできない。そうじゃないと大怪我をする。犠牲になった原作が、今までどれほどあることか…。 テレビ放映版ではグロい殺戮場面がカットされてマイルドになっていたのが不満だが、それ以外は概ね満足。これなら後半の完結編も期待できる。この製作チームで、原作を台無しにされた『デビルマン』を是非リメイクしてほしい。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-04-26 22:52:22) (良:1票) |
8.生々しい描写が編集されてしまっているけど出来は悪くない 【マンデーサイレンス】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-04-26 10:31:39) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 世界中で謎の寄生生物が人間の頭を乗っ取り人知れず人間を捕食し始める。 主人公も頭を乗っ取られかけて寸前で助かるが右手を寄生されてしまう。 主人公と右手を危険と判断した他の寄生生物たちから命を狙われていく。 監督は「永遠の0」の山崎貴。 主演は演技派俳優の染谷将太。 原作の大ファンだけどこの映画はかなり期待してなかった。 その分予想以上に良かったです。 原作をアレンジしてましたが自然で原作の良さをほぼ残してました。 アクションシーンもがんばってた。 ワイヤーアクションとかだったらどうしようか思ってましたがw ただラストの方ですごいチープな演出があって・・・それだけが残念。 あと橋本愛は演技が下手なんですねー。 染谷の演技が良かっただけに際立ってましたね。 【Dry-man】さん [映画館(邦画)] 8点(2015-02-13 02:04:36) |
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《改行表示》6.原作ファンの方にこそ是非鑑賞して頂きたい力作。 原作が訴えたいテーマを尊重しつつ、大胆に削ぎ落とせる所は落とし、テンポ良く纏めた製作陣に拍手。 続編有っての作品でも有り最終的な評価は続編を観てからとしたいが、 現時点では数多のマンガが原作の映画の中で白眉の出来だと思う。 染谷翔太を本作で初めて知ったが、将来が楽しみだ。 【たくわん】さん [映画館(邦画)] 8点(2015-02-01 14:03:43) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 いやよかったですよ。むしろ実写でよくここまで頑張ったと誉めてあげたいです。顔面がカパッと割れて人間の頭を一飲みにするところとか、主人公が母親の仇を打つ場面の殺陣の出来とかなかなか侮れません。山崎貴監督の、こういう日常生活に溶け込むVFXはすごいなあと感心します。(三丁目の夕日とか)ところが一歩地球を飛び出すと途端にからっきしダメになるのなぜなんでせう。YAMATOもこのくらい自然に撮ってくれてればなあ。個人的に田宮良子役は椿鬼奴さんにやっていただきたかったのだがまあ良しとしましょう。どうでもいいことだが、私はエンドロールを見るまで母親役を室井滋さんだと思い込んで「役作りで太ったんだナあ。」と呑気に見ておりました。さっき検索したら全然顔違うし。あとこの映画のチラシを初めて見た時「あ 主役は香取慎吾なんだ」と思ってた。私はもしかしてレビュワーに向いてないのかも。 【S.H.A.D.O.】さん [映画館(邦画)] 8点(2015-01-16 01:19:07) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 恐らく実写映画化作品、特に漫画作品においてここまで適切な翻訳作業はなかなかにお目にかかれない。それほどまでに原作から"省く箇所"と"残す場所"を考えられている、漫画の映画化のお手本のような脚本。これほどまでに大胆なストーリーの切り取りを行いながらも、原作での名シーンはほとんど切り取らず、しかもこれらのシーンがストーリー展開を邪魔することなく自然に取り込まれています。具体的にはに泉家を父親のいない母子家庭にするという設定、伸一の母親への思いを増長させると共に、旅行先でのシーンを大幅にカットするものとして効果的に働いていて、ラストの独自の設定も原作よりも強い親子の愛情や絆のようなものを表現していている。傷痕の魅せせ方も秀逸でした。ほかに映画オリジナルの設定で良かったのが、寄生成物が人の顔を見て話さず棒立ちでそれぞれ別の方向を見て話しているのシーン。島田の殺害シーンでもミギーが弓矢のように変形するのも、前後編に分割する上での"見せ場"としても働いてるかつカッコいい。ラストの涙の件も、後編での田宮の殺害シーンに繋がると考えると、非常に分かりやすい(良い意味で)伏線になっている。十分な傑作に仕上がってますが、欲を言えば音楽と演出にもう少し気を使ってほしかった(この人の映画は毎度)。特に重要なシーンで単なる暗転や唐突なカットで済ませるのはもったいない気がする。島田殺害後や田宮が両親を殺害するシーンなど、特に後者についてはもうすこし母親が気付くシーンの演出にこだわっていてほしかった。後の台詞でもある母親という存在に興味を持ったというのがもっと説得力があるものになったのではと思う。キャスティングについてはあまりにているキャラはいませんでしたが 恐らく今回のドラマ部分に欠かせない演技力、時に伸一役で高校生を演じられてなおかつ 、あれだけ"泣き"の演技がうまいのは染谷将太ぐらいしかいなかったんだと思う。自宅にAが襲撃に来るシーンは特に良かったです。 あとキャスティングについてもうひとつ、映画の見方なんて人それぞれなので言いにくいですが、こういう実写化作品でキャスティングによるビジュアル的な問題だけで頭ごなしに作品を否定している人がまだいるみたいですけど、それはもう頭が悪いと言わざるを得ないというか、なんというか。もう少し咀嚼して映画を見ても良いと思います。 【走馬灯】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-12-07 00:17:54) (良:4票) |
《改行表示》3.原作は10年以上前からの大ファンで、本棚には日焼けして大分劣化したコミックが今尚鎮座しております。故に相当ハードルが上がった状態での鑑賞でしたが、それを上回る位の期待通りの出来だったので安心した。ここでの評価が芳しくないので一瞬観に行くのを躊躇ったが、本当に観に行って良かったと思える作品だった。どれだけ改変されちゃってるのか危惧したが、重要なシーンは原作そのままだし、母親と息子の愛情の描き方は原作以上に丁寧で、だからこそしっかり感動させてくれた。その辺は本当に原作の良さをわかってるなという感じがしてとても安心して観ていられた。あと、この映画最大の魅力はやっぱりミギーを演じた阿部サダヲだ。チャーミングだし、そのコミカルな動きは観ていてとても楽しかった。やっぱり日本で実写化して正解。 もし、ハリウッドで実写化されていたら大変でぃした。主人公は白人、彼女はパツキンで、まず2人がプロムへ行く所から始まったりなんだりして、敵の女ボスはガチムチだし、後藤は黒人のマッチョに変更されるでしょう。主人公はミギーそっちのけで銃を乱射して寄生獣を倒すというね。当然寄生獣側も銃を持ってるでしょうから画的には普通に銃撃戦ばかりのアクションものになり下がるというね。ラストはナタの代わりに手榴弾で決着が着いたりしてね。 そんな寄生獣やだ(笑) 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-12-03 12:49:04) (笑:3票) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 原作既読世代のおっさんです。阿部サダヲの違和感とか、母子家庭とか、Aが警官とか、という様々な違いは見ている間に吹っ飛びます。原作が好きだった方は、読み返すことなく映画館に足を運ぶことをお勧めします。 細かい評価は他の方にお任せしますが、気になったのは橋本愛ちゃんで、告白での突出した存在感から、Anotherの人を選びそうな冷たい美少女感と大人になるにつれ段々と魅力が、、、、、、。 それはともかく、続きが4月まで待ち遠しいと思わせてくれる映画でした。 【へいすけ】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-12-02 00:10:40) |
《改行表示》1.《ネタバレ》 それなりの原作ファンと自負しておりますが、原作の必要不可欠な要素を2時間弱に収めるその構成力・脚本力の手腕の高さは大変素晴らしかったと思います。新一の家族構成から父親を排し、シングルマザーの家庭とすることで、主人公にとっての母親の喪失感をより強く出すことに成功している。寄生生物の一匹であるAが母親の脳を奪う個体と変更されている点も、新一とAとの対決とリンクさせることで、物語の展開がスムーズになり、タイトに仕上がる要素となっていたと思います。 またミギーが序盤で剣道部や弓道部の練習風景を何気なく眺めることで、他の寄生生物との戦いにおける斬り合いや、終盤の弓に変形する展開に、説得力を持たせることに成功している点など、実にクレバーに思えます。 個人的には山崎貴監督は大仰な演出が多く、好きになれない監督の筆頭だったのですが、本作では何度も心動かされるシーンがありました。特に新一が母親を失って「夢じゃなかったのか……」とひとりごちる場面は、唯一の肉親を失ってしまった悲しい人生の幕開けにも関わらず、外からは明るい朝焼けか夕焼けの光が差し込んでいて、彼の悲劇性をより引き立てていると感じました。このシーンは主演の染谷将太君の慟哭する演技の凄まじさも相まって、胸に迫るものがありました。 人体破壊描写をPG12作品と言う枠の中で出来るだけ限界に挑戦しているであろう気概も良いです。ヌルイとそれは最早『寄生獣』では無くなってしまうと思うので。 大傑作漫画の実写映画化ということで、高いハードルだったと思いますが、監督からはそのハードルを乗り越えようとする意志を感じますし、前編を観た時点でなら十分にその力はあると思います。問題は完結編で全ての要素を綺麗に回収することが出来るのか。田宮良子の結末、広川剛志の結末、後藤との戦い、どれも普通の映画であればクライマックスに出来るだけの素材のため、完結編で変に間延びした(クライマックスが何度もある)作品にならないことを期待しています。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-12-01 00:44:18) (良:2票) |