《改行表示》8.《ネタバレ》 エンドクレジットでの「ジェシカ・タンディに捧ぐ」 ガン闘病中を微塵も感じさせない矍鑠とした姿に頭が下がります。 還暦過ぎて振り返った人生は後悔ばかり。ポール・ニューマン演ずる大スターらしからぬ等身大人物像の滋味深さが沁み入る、寒々とした心をほんのり温められた秀作です。 |
《改行表示》7.なにか起こるわけでもないのに、終わって後で観てよかったと思わせる。 男の人生って、これでいいのかも。 あの棺桶のシーンで終わるのかと思った。 うーん、とくにここが良い!ってのがないんだけど、また観たいな。 【Skycrawler】さん [地上波(字幕)] 8点(2012-10-28 02:34:25) (良:1票) |
6.テーマパーク建設の計画を他所へ移したやつ以外悪い人間のいない町でうらやましい。みんな口は悪いけどああいう地元の絆っていいな。 |
5.「人生ってなかなか捨てたもんじゃないぜ」っていうメッセージを、嫌味なく素直に受け取る事が出来る、有りそうでなかなか無い心温まる秀作。いまは亡きポール・ニューマンとジェシカ・タンディ、ニ名優がふとした拍子にみせるチャーミングな笑顔を見ちゃえばなおさら。脇に徹したB・ウィルスも良い味。「雪に閉ざされたスモールタウン」っていう舞台装置もある意味ひとつの重要な役割を果たしています。おそらくこれは女性より、ある程度の年齢に達した男性の方がより共感出来る内容のはず。「クレイマー・クレイマー」のベントン監督、ここでも子役の使い方が巧い。ポール・ニューマン晩年の代表作として、もっともっとたくさんの人に評価してもらいたいなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-01-03 21:59:02) (良:3票) |
4.《ネタバレ》 自分にとっては隠れた名作です。人に話すのがもったないような、それでいて観て欲しいような、複雑な感情の沸き起こる映画です。アメリカの田舎の小さな町の、小さなお話。人生を半ばあきらめかけている、留まり老年をP・ニューマンが好演。その悪友にB・ウィリス。名女優J・タンディも出ていて、これだけでも見応えあり。監督がロバート・ベントン。「クレイマー・クレイマー」よりもこちらの方が大好き。雪の景色ばっかりで、寒く閉鎖的な街と人の心。でも、そんな街にも物語があって、逃げ出したい女、ここで死ぬまで暮らす老女、振り回される男など、変哲のないストーリーが展開するのだけれど観ている内に、人の善意、真心があふれてくる映画です。しみじみという言葉がまさにぴったり。 【映画小僧】さん 8点(2004-03-09 13:02:48) (良:2票) |
3.B・ウィリスはなぜかロバート・ベントンの作品には脇役でも出たがる。『ビリー・バスゲイト』の時には、どうしてこの役を、と感じたものだが、今回はよかった。名作『クレイマー・クレイマー』には敵わないものの、ベントンが熟練した演出でポール・ニューマンの味を引き出していて、観ている間ずっと心地よくなれる。それにしても、ウィリスはまだ端役だった『評決』以来のニューマンとの競演。ウィリス好きとしては、ニューマン相手に対等に張り合うウィリスを観るだけでもジーンとしてしまう。よくここまできたね、ブルース! 【恭人】さん 8点(2004-01-27 19:35:08) (良:1票) |
2.プルート・テイラー・ヴィンスは主人公のお友達役がお約束だな。今回もいい味。豪華な顔ぶれなのに、お金のために作った大作とは明らかに違い、それぞれが“役者”な人生を楽しんでる背景が伺えて、作品に深みを与えてると思う。誰かの為ばかりでなく、ときには自分のために仕事するのも大事。高齢化社会を迎えつつある今、こういった映画は心強い。 【桃子】さん 8点(2003-11-13 14:34:07) |
1.渋いよぉ、ポール・ニューマン。ただの地方都市の小さな建設会社従業員なんだけど、男の生き様ここにありって感じで、かっこいいんだ。ブルース・ウィリスも中小企業のオヤジ姿がいい味出てる。小品ながら私の胸には染み込みました。男性陣には是非って感じで8点献上。 【sayzin】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2001-07-25 18:22:56) |