《改行表示》50.《ネタバレ》 黒澤明が亡くなった直後、即日的に編成された追悼番組として本作をテレビで鑑賞した 自分にとって初めての黒澤映画であり、至高の作品となった。他にも何本か傑作の黒澤映画を観たが、 本作は娯楽性において黒澤映画の頂点であり、娯楽作品を最も好む私の趣味にマッチするものである。 おぼろげではあったが、伝説的なラストシーンのネタバレは鑑賞前に頂戴していたのは間違いがない。 ただし、本タイトル中のシーンとは記憶が繋がっていなかったため、既視感はあるが劇中に新鮮な驚きをもって体験できたのである。 そこに至るまでのあらゆる出来事がどれもみな、面白かった。素晴らしい映画だ。 【うまシネマ】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-12-07 23:46:35) |
49.面白かった。96分があっと言う間であった。痛快なシナリオも良いし魅力的なキャラクターも良い。椿三十朗や室戸半兵衛も良いが、城代家老・睦田の器の大きさに感服した。多少ご都合主義な点もあるが左程気にならない程度。広く多くの方に受け入れられる作品だと言えよう。 【alian】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-02-20 19:48:23) (良:1票) |
《改行表示》48.色々古さを感じるが流石に面白かった。 あと、本作に限らないが昔の俳優さん達は走るにしても馬に乗るにしても様になっていて、 そのあたりが画面を締めていたなあと。 【クリプトポネ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-01-08 18:50:20) |
《改行表示》47.「用心棒」浪人(椿三十郎)がかっっこいいです! コミカルな演出、音楽がいい。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-11-30 19:41:51) |
《改行表示》46.痛快時代劇。 子供心におばはん空気読めよとか血飛沫凄えとか罰当たりなことを思いながら見ていた記憶があります。 【TAKI】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-09-08 02:02:29) |
《改行表示》45.見事な脚本に印象的な脇役、そしてところどころのコメディタッチ。これら全てが三十郎のキャラクターと噛み合って、緊張と緩和が心地よい。 特に三十郎と睦田夫人のやり取りが面白くて、彼の性格やらの内面がよく分かるようで親しみがわきました。 あと庭の引き水に流れてくる椿の花の絵は傑作でしょう。とても印象的でした。 【さわき】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-15 23:07:58) |
44.《ネタバレ》 白黒の黒澤監督作品の中でも、エンターテイメント性が高く、ストーリーがわかりやすいです。別の作品のように、画に凝ったり、ストーリーに深みを持たせたりしないで、勧善懲悪のヒーローものなので気楽に観られるのが良いかな。 【min】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-02-09 20:35:45) |
43.《ネタバレ》 予想よりコミカルな展開でちょっと戸惑ったが、これはこれで面白い。コミカルであるだけに、三十郎が逃げ回る敵方の侍たちをあっという間に切り殺すシーンや超有名なラストシーンでは、殺陣の爽快感よりも「人斬り」の哀しさのようなものがいっそう際立つ。そういう三十郎や室戸半兵衛の生きる世界と、若い侍たちの生きる世界は全く異なっている。そのコントラストが喜劇にもなるし悲劇にもなる。短くあっさりしているが深い。さすがの名作。 【ころりさん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-21 16:43:50) |
42.《ネタバレ》 「用心棒」の方が良かった。向こうのひりつくような感じに比べてこちらは些かスマートすぎるし、最後の決闘も向こうの方のが好き。 【ashigara】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-10 17:31:09) |
《改行表示》41.《ネタバレ》 ストーリーは上手く行き過ぎな面があるのは確かだけど、 若侍達・奥方と娘・囚われの押入れ侍(個人的には、このキャラがツボ)・そして最後の最後に出てくる馬もビックリ、馬面の城代などなどキャラがたってて面白い。 そして、言うまでもなく椿三十郎演じる三船敏郎の存在感の凄さに尽きますね。 もう彼ほどの俳優は出てこないんじゃなかろうか・・・【世界のミフネ】と評される所以を垣間見させて頂きました。 彼が活躍していた当時には無かった言葉だろうけど、勝手に『ちょい悪オヤジ第一号』に認定しちゃいます。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-04-17 12:09:05) |
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《改行表示》40.ちょっとなめてました。本編が始まったと思ったら、 あっという間におわっちまった。最初から最後まで、面白かった。 さすが、黒澤監督の名作はあなどれません。 【ひであき】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-10-27 21:52:45) |
39.《ネタバレ》 脚本は素晴らしいが、カメラワークや構図も巧み。特に「のぞき見」描写はすぐれてダイナミックである。、塀から突き出ている何本もの槍が見えたかと思うとカメラはぐぐっと俯瞰になり、侍たちの軍勢を映し出すシーンは素晴らしい。椿が川を流れるシーンも言わずもがなで、鮮やかなアクセントとして絵になっている。ラストの斬り合いは有名すぎて知っていたけど、血が噴き出すシーンだけ見たら「なんだこの演出」と思うのに、あの間があるとものすごく新鮮かつショッキングに見える。あの一瞬に最大のインパクトを持たせるための、大胆かつ勇気のある演出だった。かっこいいです。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-10-06 22:46:56) |
38.《ネタバレ》 捕らわれ身になって押し入れに閉じ込められたのに、妙に居心地がよさそうな小林桂樹がツボでした。 【きーとん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-07-30 22:46:03) |
《改行表示》37.《ネタバレ》 無茶苦茶面白いのだが、残念だ。主人公に実体感がないという部分がこのキャラクターの最大の魅力だった。ところが椿三十郎という思いつきの仮名が、いきなり質量を持ってしまうと疑問を感じずに「あぁコイツは椿三十郎なんだな」っていうのがインプットされてしまう。この名前に意味が発生してしまっていることが残念でならない。 これ自体は物語の面白さや中身に全然影響を与えず、だからひと味足りないとかそういうことにはならないが、用心棒の時のちゃんと名乗らないために発生する「だからおまえは誰なんだよ」っていうミステリアスなような焦れったいような、主人公に感じるモヤッとした違和感を味わうことができなくなったのは何となく惜しいように感じる。 それもあってか、椿三十郎の後に二本松三十郎だの、桜三十郎だのでシリーズ化されなくて良かった。これ以上キャラクタが作品ごとに設定されてしまうと、後の三十郎の影響で「三十郎と名乗った正体不明のお節介な侍」という魅力的なキャラクタがどんどん上書きされて、私の心の中で消えてしまいかねないような気持ちになるに違いない。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-05-04 00:58:11) |
36.とにかくストーリーがいいです!単純明快なのに押さえるところはちゃんと押さえてて小粋な演出で笑えました。あとメリハリもきいてて時代劇らしからぬコミカルな場面もあればラストのように緊張感あふれる場面もありうまいの一言に尽きます。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-11-04 16:05:50) |
35.「用心棒」は見ていないのですが、これはこれで楽しめました。三船さん、仲代さんはかっこいいですなぁ。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-09-03 15:42:23) |
【ファンオブ吹石】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-28 16:42:03) |
33.「用心棒」の続編で、やはり剣もたち頭も切れる型破りな三十郎が大活躍する。「用心棒」のように単独で行動するのではなく、ちょっと軽薄な若侍が存在するために、前作よりも軽いというか明るい。完全な娯楽作品だが見どころが満載で、ものすごく贅沢な作りである。個人的にはこの種の黒澤作品は「隠し砦の三悪人」が最高傑作だと思うが、この作品も十二分にすばらしい。 【空耳】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-08-20 07:55:52) |
【鼻くま】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-01 00:22:48) |
《改行表示》31.《ネタバレ》 奥方と千鳥が、相手方に乗り込む合図に流す椿の花を、赤にするか白にするか楽しそうに話している間、襖に書かれた「や」の文字を暇そうになぞる三十郎。その仕草が何度見ても笑えます。 【カタログ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-02 01:42:38) |