16.《ネタバレ》 ディスク版やレンタルは二週間後ということで初めてデジタルのみを購入しました。
吹替+日本語字幕で見ました。
点数は、映画単独で見たら9点かなぁという感じですが、
この内容は何度も見る内容じゃないぞということで購入してしまったので一点減点。
レンタルで十分ですよ、わかってくださいよ。
うーん、ひたすら救いがないです。
ただ、先に言いたいのは、司会者は、あれ、司会者が悪いとしか言いようがない。
人を頃したと言ってる人を、馬鹿にしてテレビに出しておいて、
「俺を馬鹿にしてるだろ」と言われて、テレビだから頃されないだろ的に
煽ってるのはとても残念。
ジョーカーは結構人を頃してますが、理不尽と言えるのはサラリーマンの最後の一人と
あとは元同僚だけでしょう。
まぁ一人でも頃したらあかんというのはわかりますし、
この映画の影響を受けてうんぬんというのもわからないではない。
これが15禁というのも低いし、20禁とか22禁とか作ってもいいくらいです。
で、舞台はゴッサムとなってますが1980年代前半のNYですね。
電車は汚くて暗い電灯であそこまで頻繁か知らないですがやたら電灯が切れる。
当時のアメリカは日本の台頭で暗い雰囲気になりつつあった。
NYも汚さがより犯罪を増やしてまた汚くなる悪循環真っ最中。
そして普段見えても見えない振りをしたくなる要素満載の内容。
でもひとつだけ気づいたのが、アメリカのドラマなどでよく、変な箇所で笑う男がいるが、
あれは主人公と同じように、笑いたいわけじゃないのに笑ってしまう病気なんですね。
まぁ、とりあえず、「見ろ」と勧められるような内容じゃないです。
ただ、主人公の俳優の演技がすごいのは揺るぎない。
映画の話としては、暗い要素はわかるんですが、
単に暗い要素を大量にぶち込んでそれで終わりってだけにも思えもします。
そこまで一部の人に絶賛される内容かは謎、と自分も高評価をしておいて終わる。