2.自分は、78年のツービート高田馬場ライブの一部を、コッキーポッブというラジオで聞いて以来のファン。
だから、たけし役には「殺気が足りないなあ」とか「賞レースでは負け続けていたはず」とか、思うところはある。
逆に、歌手になれなかったストリッパーには泣かされた。
特に「ジョニィへの伝言」が出てきたのには参った。
今聞いても名曲だけど、当時は、他の誰がどんなにうまく歌ってもカラオケレベルにしか聞こえなかった歌だから。
でも全体として、師弟愛をいかにも昭和っぽく表現できていて、万人が楽しめる出来。
「笑われるんじゃない、笑わせるんだよ」は、たけしも昔よく言っていた。
今のプライド高いお笑いは、ここが原点。