6.20年くらい前にテレビで放映されてたのを観ました。懐かしいです。地味な映画でしたが、いくつかの場面や台詞を憶えているぐらいだから、結構印象深かったのかも。一面の雪景色と役者さんたちの微妙な表情が良かった。特に年配の囚人が若い囚人に、トイレ掃除を例にしてお説教(若いお前がうまくいかないのは辛抱が足りないからだ、みたいな話を)した場面はなぜか良く憶えています。 【長毛】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-03-24 01:57:41) |
5.この映画全編に漂う切迫感には、ある種のノスタルジックな感傷を伴う。確かに演出にはこれといって特徴的なところもなく、凡庸といっていいのかもしれない。しかし、僕はこの作品に昨今の災害系のアクション映画にはない悲壮な意志を感じた。それは切実なるヒューマンな意志なのである。暴走機関車が雪原を爆走するラストは、とても絶望的に映るかもしれない。しかし、この作品に通底するヒューマンな意志を感じる限り、それは同時にこの世界に微かに光るポジティブな一本の道筋を指し示しているように思えるのである。僕には確かにそう思えた。だから僕はこの映画が好きなのだ。 |
4.「ゆりかごを揺らす手」のレベッカ・デ・モーネイが女性乗務員だったんだね。ああいう職場に女性というのも最初は意外な気がしました。ジョン・ボイトを執拗に追いかける刑務所長のジョン・P・ライアンが狂気を秘めて好い感じですね。鉄道の司令室のケネス・マクミランが思ったより出番が少なくてちょっとガッカリ。まあ主役はジョン・ボイトであり、アンチヒーローを熱演しているのはたしかです。連結器のエピソードは、とっても痛さが伝わりますね。なにしろ、私もオートバイのチェーンで指を挟んだことあるので(関節砕けました(苦笑))、実感できます。痛いよぉ~!(笑) 【オオカミ】さん 8点(2003-12-04 08:02:37) |
3.雪原の中を疾走する4重連の機関車の重量感が男性的な迫力を醸し出しJ・ボイドとE・ロバーツの熱演と融合し一級の娯楽大作に仕上がっている。でも女性が観たら詰まらないと感じるかも?黒澤明原案によるストーリーは忠実に作られているのか分からないが日本でこれを作ろうとしても多分無理だろう。 【支配人】さん 8点(2002-07-06 20:19:03) |
2.ヒューマニズムを全編アクションで表現することに成功した稀な映画だと思ってます。 |
1.ズバリ、「男の映画」というやつですな。あそこまで、所長にこだわるJ・ボイトにはちょっと引いてしまうが、緊張感は素晴らしい。レベッカ・デモーネイのファンにもなってしまった。 【プレデター】さん 8点(2001-10-28 19:46:07) |