15.《ネタバレ》 80年代に流行したいわゆるバディ刑事もの映画の一つだけど、ラブコメと刑事アクションと緩さがバランスよく結合した佳作です。改めて感心したのは、リチャード・ドレイファスの芸達者ぶりです。考えてみればこの頃が彼のキャリアの絶頂期ですから、これは必然でしょう。80年代に刑事を演じた男優たち(エディ・マーフィ、メル・ギブソン、ブルース・ウィリス、そしてイーストウッド)の中でも、ドレイファスがいちばんリアルで人間味があったんじゃないかな。張り込み対象の女性と出来ちゃうって洋の東西を問わずもっとも刑事がやっちゃいけないこと、描き方を変えれば悪徳刑事になっちゃうところですが、ドレイファスの軽妙な演技と秀逸な脚本のおかげで愉しく観ることができます。けっこうハラハラ・ドキドキさせてくれるストーリーですけど遊びの部分も多く、張り込み中にエミリオ・エステベスと退屈しのぎに映画クイズをしていて「人喰いサメが出てきた映画は?」との問いに「知らんね」とドレイファスが返すところは傑作でした。ラストの対決場が製材所というのはちょっと変わったパターンでしたが、悪役の最期が製材用の鋸でスプラッターかと期待(?)してたのに、予想を見事にかわしてくれたのはかえって好印象でした。使われている楽曲もグロリア・エステファンを始めとする懐かしのサウンドで良かったなと思います。ほんと、80年代独特の雰囲気が漂う良作です。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-09-05 23:06:21) |
《改行表示》14.コメディ、ロマンス、アクションと色々な要素が程よく入っていて、肩の力を抜いて素直に楽しめた。 名画というジャンルではないが、エンターテイメントとしてはかなり高水準だと思った。音楽も良かった。 【くろゆり】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2019-07-04 07:42:32) |
13.《ネタバレ》 期待以上に面白かった。張り込みをする側のクリスが一方的に恋をするのではなく、マリアもクリスに惹かれていく。しかし相棒以外にこの関係が知られたら一大事だし、マリアにも正体は隠しているから大変だ。これは戯曲的な面白さと言えるかな。ピンチにあたふた。女性用の帽子をかぶって逃げ回るリチャード・ドレイファスが笑いを誘う。そんなお調子者キャラだったクリスがすべてを打ち明け、関係は崩壊。この仕事を任されたからこその出会いだが、愛する人を騙す形になってしまった後悔。切ないな~。路上で彼女を引き止めたときの真剣な目、そして言葉にはぐっときた。その他、アクション映画としても見所があるし、スパイモノのようなドキドキ感もあって、充実の内容。「12モンキーズ」から遡ること8年、当時29歳だったマデリーン・ストーも魅力的だ。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-09 19:08:08) |
12.近々見ない暴走しすぎずウィットに富んだユーモアとラブロマンスとしてもサスペンスとしても通用するしっかりとしたストーリーに支えられたサスペンスコメディ。微妙にクロスさせていくジョークが見もの。90年代までは映画は映画であるという気概があり、こんな作品でもB級臭は漂わせず各シークエンスをしっかり「作品」として作ってありこういうタイプの良作が多い。Are you kidding me!? 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-28 23:41:07) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 マリアさんが、クリス刑事に次第に惹かれていく様子が、「そんなわけあるかい。」と 思いつつも、見ていて楽しめました。ラブコメとしても楽しめるので、万人に愛されそうなべたな映画で大変好みでした。適度なサスペンスも良かったのではないでしょうか。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-12 01:50:06) |
10.サスペンスにちょっとしたコメディのスパイスが利いており絶妙。 【akila】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-25 14:47:54) |
9.《ネタバレ》 気軽に観られるお気楽映画としての位置づけであればそこそこの作品。設定こそベタで、まとめ方も強引ではあるが、笑えるところはある。特に自宅に電話がかかってくるシーンは面白い。リチャード・ドレイファスのコメディは始めて観たが、なかなかのはまり役で新鮮だった。もちろん、マデリーン・ストーもこの上ない美人で、お色気シーンもあり、この手の作品で重要な役を映画初作品ながら見事に演じていたのではないか。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-26 23:50:28) |
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《改行表示》8.《ネタバレ》 刑事物(と言っても謎解きは無し)でラブストーリー有り、アクション(カーチェイス)有りの ドタバタコメディです。パート2もありますが断然一作目がいい。 【MID】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-04 19:59:01) |
7.実際にはありえない話だけれど、大変楽しめました。非常によくできた脚本だと思います。ドレイファスは前半完全なコメディタッチなのに後半は一転シリアスでかっこいいからすごい。この人最高。ジョンバダム監督もこの頃の作品はのりにのってましたね。秀作です。 【ふじも】さん 8点(2004-10-08 13:03:37) |
6.オープニングのTV映画風のタイトル出現はびくり。ドレイファスの演技にわらいまくりでした。よくがんばってまひた。 |
5.のぞきシーンが多く、ちょっと「裏窓」風。ウソの上塗りで追い詰められていくドレイファスが面白く、かつ緊張感もある。刑事コメディーの秀作。 |
4.《ネタバレ》 このころの米コメディーは、面白いのが多い。 ドレイファスが、張り込み中の女の家にしけこんで朝になってしまう、というシチュエーションと、そのあわてぶりがつぼにはまり、大爆笑。 今でも好きな作品です。 【Beretta】さん 8点(2003-11-08 11:08:12) |
3.ほんとですね。この二人がうまくブレンドされてこんなにおかしいなんてさ。大好きである。 【fujico】さん 8点(2003-10-16 13:59:54) |
2.リチャード・ドレイファス エミリオ・エステベス のコンビが好きで観ました。最後まで退屈することなく楽しめるよ。 【フィャニ子】さん 8点(2003-06-29 15:40:27) |
1.うふふふ。好きですね~、これ。刑事コンビものコメディの中では筆頭です、私の中では。クリス&ビルのコンビと、交代のコンビが、お互いにイタズラし合うとこなんて、子供じみてて最高におかしい。ちゃんと張り込みの緊張感も伝わってくるし。ロマンスもあるし。なかなかオイシイ映画です。 【あやりん】さん 8点(2003-06-20 23:41:30) |