《改行表示》 5.《ネタバレ》 孤独な青年の成長物語。ガンマン心得10か条が泣かせる。8つまではテンポよく教え、そこから最後の10までの、タメにタメて出してくる演出が心憎い。10か条を反芻しながらの対決も秀逸で、タルビーにとどめを刺したスコットの物悲し気な表情が印象的。 師匠タルビーと恩人マーフの間で、葛藤を抱きながらもタルビーとの対決を決断するスコット。婚外子として生まれた彼にとって、二人の父性への思慕さえ感じられる。 リズ・オルトラーニの音楽が情感を盛り上げ心に残る。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-17 19:55:57) (良:1票) |
4.ジュリアーノ・ジェンマはアラン・ドロンと並ぶ小学5年生時の私の中の大スター。香港カンフー映画のようなストーリーの中に漂うリー・ヴァン・クリーフの色気は小学生には解らなかったようで、ジェンマは霞んでおりました。テーマ曲が何とも懐かしい。 |
3.分かり易くて単純でかっこいい!大好き 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 8点(2010-09-28 20:32:27) |
2.ジェンマの伊達男ぶりが発揮されていて最高です。最後のシーンは・・・まだ、見ていない人はぜひ。そして、マカロニ入門にぜひ。 【あつお】さん 8点(2003-12-30 21:35:40) |
1.マカロニウェスタン=奇抜さ残酷さ、とイメージされがちだがイーストウッドは別格として軽快なアクションを売りにスターとなったG・Gことジュリアーノ・ジェンマは代表格だった。この作品は悪の代表格である大先輩リー・ヴァン・クリーフの胸を借り、俳優として互角にわたりあった。二人の顔がクロスするタイトルバック、ドラマチックなテーマ曲、冒頭から他のマカロニ作品とは異なり何かを予感させる。さげすまれた孤児がガンマンとして成長し、やがて避けられずに恩人と決闘するラストまで異色の傑作に仕上がっている。他の作品のようにアクロバット的な銃撃で敵を倒していくジェンマはいない。一人前のガンマンになるために必要なことは・・・。 【天地 司】さん 8点(2003-02-06 16:39:14) |